常識を打ち破る味噌メーカー「マルコメ」のサバイバル経営に迫る:カンブリア宮殿

公開: 更新: テレ東プラス

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2月21日(木)夜10時~放送のカンブリア宮殿」。今回は、老舗味噌メーカー「マルコメ」。味噌づくりのノウハウで「飲む点滴」とまで呼ばれる甘酒に挑み「糀甘酒」が大ヒット! 新たなビジネスで売上を伸ばすサバイバル経営に迫る。

味噌づくりのノウハウで甘酒に挑む!

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「飲む点滴」とまで呼ばれ、数年前からブームになっている甘酒。その甘酒を新たな形で広めているのが、味噌メーカーのマルコメだ。味噌づくりのノウハウを生かして「糀」を使った甘酒を発売、飲むだけでなく、料理の調味料として使うことでさらなる人気を生んでいた。マルコメは新潟に甘酒専用の工場も建設、日本人の味噌の消費が減り続ける中、新たなビジネスに果敢にチャレンジ、売り上げを伸ばしている。

老舗なのに常識破り!

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1854年に長野で創業したマルコメ。いまや味噌の国内生産4分の1を占めるトップメーカーだ。地方の味噌メーカーがどうやってここまで成長したのか? そこには、次々に業界の常識を打ち破ってきた歴史があった。特に業界を驚かせたのが「味噌汁は出汁をとって作るもの」というのが当たり前の時代に開発した日本初の出汁入り味噌『料亭の味』だ。これが飛ぶように売れた。その後、液体の味噌をペットボトルに入れた『液みそ』を発売、若者をターゲットに開発した商品だったがシニア世代が歓迎、こちらも大ヒットする。

新たな挑戦! 大豆ミート

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現在、マルコメは若い人材を積極的に活用しているという。若い女性たちのプロジェクトチームが味噌づくりのノウハウを生かして"第2の矢"ともいうべき「糀甘酒」を生みだす。さらに"第3の矢"として、大豆を加工して作った大豆ミート「大豆のお肉」を開発、健康ブームの今、次なるヒットを狙っている。

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