光石研が「アウトレイジ」の秘話を告白!:デザイナー 渋井直人の休日

公開: 更新: テレ東プラス

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現在放送中の木ドラ25「デザイナー 渋井直人の休日」(毎週木曜深夜1時放送)。主演は、俳優生活40年にして今作が連続ドラマ単独初主演となる光石研。原作は『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』などを手掛けた渋谷直角

主人公・渋井直人は、52歳独身のデザイナー。休日にはおしゃれな格好で街に繰り出し、カフェで自由を満喫しているのかと思いきや、理想の自分と自意識との間で右往左往してしまう渋井。そんな"あるある"主人公を、光石が独特の持ち味で好演している。渋井が、美大生、女性編集者、飲み屋の女将らに翻弄される様子に、男性なら誰もが共感してしまうのではないだろうか。

そこで今回、「テレ東プラス」編集部は、2月13日(水)に都内某所で行われた「バレンタイン直前! 『デザイナー 渋井直人の休日』TV放送&TSUTAYAプレミアム配信記念イベント」を取材。光石さんと渋谷さん、そしてMCの竹﨑由佳アナウンサーが登壇したイベントをリポートする。

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イベントに渋井直人の衣装で現れた光石さん。主人公との共通点を「洋服の好み」と答えるだけあり、もはや私服なのか衣装なのか判別がつかず、開始早々ニヤリとさせられてしまう。

撮影現場を見学したという渋谷さんは、第5話のゲスト・内田理央さんと会った感想を告白。「もう目が見れないんです。でも(自分は)原作者だし。向こう(内田)はめっちゃ見てくるし...」と、内田さんのかわいさに衝撃を受けたと興奮気味に語った。

お次は、2人が選んだ好きなシーンを、モニターで鑑賞。渋谷さんが選んだ「職務質問を受けるシーン」は、実体験をベースにしているそう。怪しい人物だと疑われた渋谷さんは、なんとか誤解を解こうと、仕事をした某有名雑誌社の名前を挙げたとのこと。「テンパって自分を大きく見せようとしちゃった」と話す渋谷さんは、思い返しては恥ずかしくなってしまったという。

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さらに、特別企画も用意。この日は、バレンタインデー前日ということで、光石さんに"プレミアム"な高級チョコレートと一般的なチョコレートを味で見分ける「プレミアムジャッジ」に挑戦してもらった。

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目隠しをした光石さんの口元に、渋谷さんがチョコレートを運ぶと、「おじさんがおじさんに...(笑)」とお互い苦笑い。なんともシュールな光景だ。

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チョコを食べ終えた光石さんは、自信満々に答えるもあえなく不正解。そんな光石さんには罰ゲームとして、「恥ずかしいエピソード」を披露してもらうことに。

出演した映画「アウトレイジ」での顔合わせの際、錚々たるメンバーが黒のスーツでバッチリ決める中、光石さんはラフな服装で参加。「なんかロンTみたいな(笑)。そんな格好で来たのは僕と加瀬(亮)くんくらいでした」と貴重なエピソードを語ってくれた。

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最後は、光石さんと渋谷さんから来場したファンに番組オリジナルチョコをプレゼント。一人一人と握手を交わしながらファンを見送り、イベントは終了した。

光石さん渋谷さんを直撃!

記者は、イベント終了後に行われた囲み取材に参加。光石さん、渋谷さんを直撃した。

――イベントお疲れ様でした。先ほどファンの方にチョコレートを手渡しする際、何かお話をされましたか?

光石「楽しく見ていますと言っていただいて。(お土産のチョコレートも)すごく喜んでくださいました」

――ファンの方、一人一人と握手もされていて、まるでアイドルの握手会のようでしたね(笑)。そういったご経験はあるのでしょうか?

光石「ないですよ! あるわけないじゃないですか(笑)。映画の初日に出待ちしてくださるファンの方はいらっしゃいますが、こんな風に並んでというのは初めてで...なんか照れくさかったですね」

――渋谷さんはサイン会などのご経験も多いと思いますが、今日みたいなシュチュエーションは?

渋谷「あんまりないですねぇ。でも僕は、みんな(僕より)光石さんからチョコをもらいたいんじゃないかと思って、心苦しかったですね(笑)」

光石「いやいや~(笑)」

――チョコの食べ比べといった企画に挑戦するのは初めてだと思いますが、いかがでしたか?

光石「全然わかんなかった。マジでわかんなかった。渋谷さんには『本当にわかんなかったの?』なんて言われたんですけど」

渋谷「おいしくしようと、あえて罰を受ける方を選んだのかな? って(笑)」

光石「いやいや、当てる気満々でしたよ」

――渋谷さんが光石さんにチョコを食べさせるという...。

渋谷「貴重な経験でしたね(笑)。俳優さんにそういうことをするのは、あんまりないですよね。楽しかったです」

――お2人が選んだ好きなシーンを、ファンのみなさんと一緒にご覧になった感想は?

光石「とにかく自分の芝居が気になっちゃって。ちゃんと見られないというか、笑えないというか...。でも、映像を見て笑ってくださったりすると、ものすごく嬉しいですね。手応えというと大げさですけど、そういうものが感じられて楽しかったです」

――ドラマも終盤に入りました。最終回に向けて、渋井はどうなっていくのか? どうなって欲しいのか...を光石さんの期待も合わせて教えてください。

光石「そうですねぇ、恋が実ればいいんですけどね(笑)どうなることやら...。でも、実るんじゃないですか? 期待していてください!」


リラックスした様子で、取材に応えてくれた2人。光石さんと渋谷さんのオフビートな掛け合いに、思わずほっこりとさせられた記者でした。


いよいよ終盤にさしかかった木ドラ25「デザイナー 渋井直人の休日」。2月21日(木)第6話のあらすじは...

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散歩の途中で、「手づくり市」を見つけた渋井は、陶器のブースで足を止める。斬新なデザインに興奮する渋井だったが、陶芸家・穴熊茂雄(大森南朋)は偏屈なダメ人間だった! さらにその妻(平岩紙)も加わり、とんちんかんな話が続く...。
そしてとある日、杉浦(岡山天音)とその友達のヒカル(穂志もえか)と食事に行くことに。2人の緊張している様子を見た渋井は欅坂46の熱弁を始めるのだった...。

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