「路地裏の知られざる名店や、オープンしたばかりの期待の新店、地元の人たちに愛されているお店など、まだまだ知られていない美味しいお店がこの世界にはたくさんあるはず」。そんな思いとともにテレ東プラス編集部が気になったお店に伺い、その様子をご紹介して行きます。今回は、オープン前から数々のメディアに注目された"レモンライス専門店"をお邪魔します。

渋谷の新名所!? 日本初のレモンライス店「Lemon Rice TOKYO」

やってきたのは、JR渋谷駅から徒歩約4分の「Lemon Rice TOKYO（レモンライストウキョウ）」。2018年9月にオープンした日本初のレモンライス専門店です。

▲メニューは「レモンライス」（800円）のみ！

レモンライスとは、南インド料理の一種のこと。インディカ米をスパイスとナッツ、レモン汁で炒めた料理を指します。そして「Lemon Rice TOKYO」が提供するレモンライスは、副菜やカレーソースがついた、本場インドにはないまったく新しいスタイル。食べ方にもこだわりを持ちます。

▲紙ナプキンには、可愛いイラストで食べ方を紹介しています

蓋を開けた瞬間からスパイスの良い香りが漂い、食欲をそそってきます。

まずはレモンライスだけを食べてみましょう。ご飯は日本米に押し麦をブレンドすることで、軽い口あたりに。そのほか、ピーナッツが食感のアクセントになっています。

今度は副菜と一緒にいただきます。副菜は「玉ねぎのアチャール」「パクチー」「季節のバジルピクルス」（写真左）の3種類があり、それぞれ酸味や甘みのバランスが考えられています。また「エキゾチックチリソース」（写真右）は、辛味の中にもコクや旨みを感じさせます。どれもクセが強くなく、食べやすい味わいです。

そして次に、カレーソース（写真上）をかけましょう。カレーソースは10種類ほどのスパイスを使っているそうですが、意外にもスパイス感は控えめ。辛味も強くなく、カレースープとしても飲めるほど、あっさり。カレーソースの中には、鶏肉がゴロっと入っています。

またレモンを絞って風味をアップさせるのも◎。お好みでアレンジしてもよし。副菜やカレーソースを加えて混ぜることで、味が少しずつ変化するので、最後まで飽きることなく食べられます。

カレー好きとして知られる「ホフディラン」小宮山雄飛さんが開業

同店のオーナーを務めるのは、音楽デュオ「ホフディラン」のVo.＆Key.である小宮山雄飛さん（写真上）。実は小宮山さんは大のカレー好きで、カレーのレシピ本を出版するほど。もちろんレモンライスのレシピは小宮山さんの考案です。

「僕にとって渋谷は地元で、渋谷区観光大使も務めています。現在、渋谷は再開発が進んでいて、なくなっていく建物も多い。そうした中で、渋谷に新しいムーブメントを創り出せたらと思い、『Lemon Rice TOKYO』をオープンしました。今後はケータリングや地方出店なども検討していきたい」と小宮山さん。

ちなみに小宮山さんによると、「エキゾチックソース」を加えた納豆をレモンライスにかけて食べるアレンジ方法もおすすめだとか。

営業時間は11:30～14:00ですが、フードロスをなくすために、販売個数が限られています。そのため13時頃に売切れてしまうことも。販売状況はSNSで告知しているので、随時チェックを。またテイクアウト専門のため、店内や店頭では食事ができません。

オープン前から、さまざまなメディアに注目された話題店「Lemon Rice TOKYO」。注目店なだけに、ぜひ1度はレモンライスを体験しておきたいですね！

【店舗情報】
Lemon Rice TOKYO
住所：東京都渋谷区桜丘町15-19
電話番号：080-9650-3210
営業時間：[Lunch] 11:30～14:00（※売り切れ次第終了）

定休日：日・祝・準備日不定休
URL: http://lemonrice.tokyo/
※価格はすべて税込