神田松之丞が”大物MC”のトーク番組でダダすべり!?:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。2月19日(火)の放送は、ゲストに講談師・神田松之丞が登場。

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"今、最もチケットが取れない講談師"と言われる松之丞は、最近テレビに出演するにあたって鶴瓶に相談ごとがあるようです。それは、「いろいろな現場でスベり倒してしまうこと」。落語家でも歌舞伎役者でもなく、まだよくわかっていない人も多い講談というジャンルにいる松之丞に、救いの手はなかなか伸びないといいます。

以前、ダウンタウンがMCを務めるトーク番組に出演した際、「毒舌キャラでやっているラジオのような感じで」とスタッフから頼まれたそう。しかし、「着物を来たよくわからない毒舌の男」として、スタジオでは大スベリしてしまったようです。鶴瓶は、「そのスタッフがラジオのキャラを好きだったとしても、こっち(テレビ)ではちゃうから」と、ラジオとテレビでの反応の違いを教示します。

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プロレスが好きだという女性のインタビューを見た2人。その女性に「神田松之丞を知っていますか?」と聞いたところ「リングのポールに名前が書いてあるのを見たことがある」というまさかの答えが。松之丞が講談師だということは知らなかったようですが、「大日本プロレスにゆかりのある人」という形で認知していたそう。実は松之丞は、大日本プロレスのファンで、スポンサーになってリングのコーナーポストに広告を出していたのです。命がけで闘うプロレスラーの姿に心を打たれ、好きになったと語ります。

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さらに松之丞は、学生時代、大ファンだった立川談志のサイン会に出向くも、自分の番になる直前に怖くなってしまい、サインをもらわずに帰ってしまったそう。しかし、同じ落語家でも鶴瓶は誰からも気軽に話しかけてもらえるキャラ。「テレビでのイメージが良いと、プライベートでも常に愛想を良くしていなければいけないのでは?」と松之丞は鶴瓶に質問します。

松之丞は、まだ名前が知られている講談師が多くない中、「自分がスベると講談の印象が悪くなる」とコメント。それをわかっていながらも、リップサービスとして人の悪口を言う"毒舌キャラ"になっているそう。しかし、松之丞の毒舌を知って講談を聞きにくるお客さんには、ラジオとは違う真面目な姿を見せることができるため、「お得だ」と感じているようです。

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学生時代は落語を観ることに没頭していたという松之丞は、テレビを通して「学生時代にちゃんと恋愛をした方がいい」と語ります。「失敗を恐れず二の足を踏むことが大切」と話す松之丞でしたが、次第に「僕も番組を選ばずに出てもいいのかも?」としみじみ。やはり、ダウンタウンの番組でスベってしまったことが心残りになっているようです。

また、木梨憲武が鶴瓶の元に13歳の弟子志願者を連れて来たという話題に。その13歳の少年は、松之丞の師匠の元で講談も学んでいたそう。「弟子は取らない」という鶴瓶に、これから真打昇進が決まり、弟子を取ることになるかもしれない松之丞は「弟子ってうっとおしくないですか?」と話します。「うっとおしいし、素性がわからない奴もいたけど、自分も師匠にそうしてもらったから」と鶴瓶。松之丞は自分の経験も踏まえて、「師匠選び」の大切さを説きます。

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松之丞の気になるチマタは「最近どんなことでモメたのか?」。以前、講談とオーケストラのコラボ企画があり、音楽に合わせて話すことになった松之丞。しかし、なかなかタイミングが合わず、自分の姿が見えない場でオーケストラの指揮者や演奏者が「なんで講談とやらないといけないんだ」という文句を聞いてしまったといいます。この企画後に行なわれたテレビのインタビューでは、大人たちがみんな口をそろえて「面白い企画だった」などと話す中、小学2年生の子だけは「全然合わなかった」と正直にコメント。揉めごとには発展しませんでしたが、その出来事は印象に残っているようです。

街角での「モメた話」を聞いた2人は、自身が受けるネットでの批判や身近な人からの評判について語り合います。この日紹介したチマタの噺は、「プロレスをこよなく愛する女性」、「池袋で出会った男子高校生2人組」、「アメ横のチョコレートの叩き売り店」。

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