ペットを飼っていると、具合が悪そうだな...と思っても、判断に迷うことはないだろうか。
ペットは話をすることができない分、飼い主がしっかり普段から様子を見ていないと、わずかな変化に気づけないことも。ペット自ら「今日なんかだるい~」などと言ってくれたらわかりやすいのに、と思う飼い主も少なくないのでは?
そんな飼い主たちに朗報だ!
この猫の首輪は、ペットの動きを"見える化"してくれる。首輪につけたセンサーで、活動量とジャンプ量を測定しているのだ。
測定した記録はグラフで表示されるので、睡眠時間や、いつどのくらい動いたかがひと目でわかる。ポイントは気圧センサーによるジャンプ数の測定。実は、犬や猫は年を重ねると関節炎などの病気にかかりやすくなってしまう。活動量だけではわかりにくい異変も、このジャンプ数によって気付けるという。
装置を開発した日本動物高度医療センターの山本誠博士は、「ジャンプまで測れるのは、この活動量計が世界で初めて」と話す。
日本動物高度医療センターは、かかりつけの動物病院からの紹介で二次診療を行う動物病院。アプリで管理しているデータは、このセンサーと提携する動物病院などと共有することができる。
病院にくる犬や猫は、たいてい緊張で体がこばわっているもの。治療後、家でのびのびジャンプしているようなデータが医師のところに入ってくれば、「経過が良さそうだな」ということがリアルタイムでわかる。
飼い主も、活動量やジャンプ数があまりに少なければ「どこか悪いのかな」とデータを見て判断できる。ペットは話せないので、こういったデータは大切だ。
猫だけでなく犬にも使うことができるこの装置。2月からインターネットで販売を開始している。
早速、横浜の動物園「ズーラシア」ではアジアゾウの活動量の測定に使っているそうで、ペット以外にもすでに応用されている。
「サプリメントや動物用医薬品の開発にも、こういった活動量計が使えるといいなと思います」と山本博士。ペットの健康をデータで管理する時代。大きな病気になってしまう前に...普段からこのシステムで体調管理をしてあげたい。
【商品名】
プラスサイクル
【商品の特徴】
ペット向け IoT 健康管理ツール。首輪に付けるセンサーで活動量とジャンプ数を測定し、データをアプリで確認
【企業名】
株式会社 日本動物高度医療センター
【価格】
9,720円
【発売日】
2月1日
※その他、先週の「WBS」"トレンドたまご"では、以下のトレンドを紹介!
●らくらく運べる!"3WAY ベビーカーベルト"
ベビーカーに後付けができ、女性でも楽にベビーカーを運ぶことができるようになるベルト
●混ぜるだけ!"コーヒーの苦みが減るマドラー"
混ぜて15分ほど待つとマドラーが苦み成分を吸着してコーヒーの苦みが減る
●レジの待ち時間をなくす"Shop&Go"
次世代スマホレジ
●紙パック業界初!"キューブパック"
紙パックの折り目が横にあるため、風呂場など濡れた場所での常時使用が可能な容器