ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」（毎週月～金曜 昼11時40分）。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

2月5日（火）の放送は、湘南の人気スポット・神奈川県茅ヶ崎市で昼めし旅。県の南部に位置する茅ヶ崎市は、一年を通じて温暖な気候の町。茅ヶ崎といえば夏のイメージが強いですが、冬も魅力満載！ 旬のカブをはじめとした茅ヶ崎野菜や脂がのった寒ビラメなど、絶品食材が盛りだくさん。そんな茅ヶ崎でご飯調査するのは、タレントのさとう珠緒さんです。

農家さんのアイデア料理！

住宅街で白いポニーを発見したさとうさん。飼い主を探していると、寒空の下、大根の種まきをして作業所に戻ってきた、清水農園のご主人・清水昇さんと、奥様の君子さんに出会いました。

清水さんは収穫した野菜を市場に出荷するだけでなく、自宅前の直売所でも販売。新鮮な野菜が手頃な値段で買えると、近所でも大人気です。清水さんが作るカブは、甘味が強くておいしいと評判だそう。

カブのおいしい食べ方は刺身だそうで、とれたてをスライスしたものを、わさび醤油でいただきます。「シャキシャキしてるけど、柔らかくて甘くて、おいしい！」とさとうさん。
おいしいカブをいただいたところで、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ～い」

交渉成立！ ご夫婦と長男一家が一緒に暮らすご自宅に伺います。まずは畑でとれたカリフラワーで一品。

1.カリフラワーに小麦粉を振りかけ、卵・小麦粉・パン粉をまぶして衣をつける。
2.油で揚げて、きつね色になったら完成！

このカリフラワーの唐揚げは、清水家の定番メニュー。下味はなく、野菜の甘味だけで充分おいしいそうです。

続いてはカブを使った一品。

1.厚めに切ったカブをステーキ風に焼いて、塩・コショウ・バター・醤油で味付けをします。2.表面に焼き目がついたら完成！

こちらが清水さん家の本日のお昼ご飯。

自家製の白菜を使ったミルフィーユ鍋や、カブの味噌汁など、野菜たっぷりのメニューが並びました。

カリフラワーの唐揚げをいただいたさとうさんは、「甘い！ 私が知っているカリフラワーじゃない」と驚きの表情。農家さんならではの野菜料理に魅了されたようです。

清水さん、これからもおいしい野菜をたくさん作ってくださいね！

鯛の旨みたっぷりあら汁

続いて鮮魚店を訪れたさとうさん。創業50年以上「魚勝」の二代目、程嶋功さんにお話を伺いました。お店の一角には野菜コーナーも。近所の八百屋さんが店じまいをしたので、お客さんの要望に応えて置いているそう。鮮魚だけでなく、お手製の惣菜も人気。

中でもアジの酢漬けは全国から注文が届くほど。試食させていただいたところで、早速、例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ～い」

交渉成立！ 晩ご飯の材料は、売れ残った魚の中から選びます。この日のメニューはカレイの煮付け。

1.カレイの白いほうに切れ目を入れ、黒いほうを下にして醤油・酒・砂糖・水が入った鍋に入れる。
2.落し蓋をして中火で15分煮込んだら完成。

続いて、鯛を刺身にし、残ったあらを使って一品。

1.塩で臭みをとった鯛のあらを、お湯が沸騰した鍋に入れてダシをとる。
2.中火で5分煮込み、一度鯛のあらを取り出す。
3.スープに砂糖・塩・醤油で味付け。
4.あらを戻してひと煮立ちさせたら完成！

こちらが程島さん家の本日の晩ご飯。

すり身にしたさわらは揚げ天に。

家庭菜園で作った大根とにんじん、さつま揚げの煮物。

鮮魚店ならではのお魚を味わい尽くすメニューにさとうさんも感動。程島さん、これからもおいしい魚を皆さんに届けてくださいね！

「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。