耳元で「消すぞ...」！？ 巨匠のささやきに震え上がるパンサー尾形：ゴッドタン

2月9日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分より放送）では、「トリオ愛確かめ選手権後編」をお届け。

前回に引き続き、相方を思いやる絆を確かめるための企画に挑戦する、東京03 （豊本・飯塚・角田）、パンサー（菅・向井・尾形）、ジャングルポケット（おたけ・太田・斉藤）のトリオ3組。ここまで、相方が書いたアンケートの回答を予想する「相方アンケートテスト」では、東京03が1ポイント、パンサーが0ポイント、ジャンポケが1ポイントをゲットしています。しかし、回答者の飯塚・向井・斉藤の相方へ対する怒りが爆発。トリオ愛を確かめるはずが、修羅場になってしまいました。

東京03が一番スベった瞬間は？

後半戦も「相方アンケートテスト」からスタート。お題は「トリオで一番スベった瞬間は？」という質問。

東京03は、飯塚が豊本の回答を「結成当初の結婚式の営業」と予想。東京03を好きだという人からのオファーでしたが、肝心の新郎新婦は彼らを全く知らず...。コントの途中で心が折れてしまい、4本目のネタが終わった頃に「今のが最後のショートコントでした」と強制終了させた苦い思い出を語りました。

さて、実際の豊本の回答は...？
なんと飯塚の予想とぴったり同じ思い出話！ 3人の心に深く刻まれるほどスベった結婚式になったようです。

パンサー尾形が巨匠に耳元でささやかれた言葉とは！？

パンサーは、向井が菅の回答を「チューボーですよ！」と予想。巨匠が優しさから、笑いがとれるよういろいろ振ってくれたにも関わらず、それらを全てモノにできなかった尾形。ついに最後には、巨匠に耳元で「あんまりコショコショ喋るなよ」と釘を刺されてしまったのだといいます。尾形も当時の思い出を振り返り、「（巨匠に）耳元で『消すぞ』って......」と、思わず記憶を捏造。

さて、実際の菅の回答は...？
「オール阪神・巨人さんが順番変更で僕らの前になり大爆笑をとった後の僕らのコント」で、惜しくも不正解。

太田がマジ切れ！？ジャンポケ流血事件の真相

ジャンポケは、斉藤が太田の回答を「オールザッツ漫才」（大阪で毎年年末に生放送される恒例ネタ番組）と予想。当時結成1年目のトリオが大爆笑をかっさらい、東京からやってきたジャンポケにとっては完全アウェイな空気だったそうで、斉藤は「実力がないのを示しに行っただけ」という思い出を語ります。

すると、前半戦で素行の悪さから現在"研究生"の扱いになっていると明かされたおたけが、「僕らもちょっといけなかった時期なんですよ」とフォロー。しかし、おたけは「若手」を「中手」と言い間違えてしまい、何を言おうとしても誰の耳にも入らない状態に。この状況に斉藤はまたもや怒り出してしまいますが、太田は「みっともねぇからやめろ！」と冷静です。

さて、実際の太田の回答は...？
「2年目の単独ライブ。スベりすぎてコント中に斉藤と取っ組み合いのケンカになった」。スベりすぎて焦ってネタを飛ばしてしまった斉藤に、太田が「普段メインみたいな顔して、ここで全然ウケねぇじゃねぇかよ」とプッツン。取り調べのコントの刑事役の太田が斉藤の頭を掴むシーンで、そのまま机に頭を叩きつけてしまったのだそう。

また太田が斉藤の頭を竹刀で叩くシーンでは、太田が本気で叩き斉藤は流血。おたけが「お客さんに血を見せてはいけない」と止めに入ったそうですが、怒りが収まらない太田は、おたけも一緒に竹刀でボコボコにしてしまったそうです。

向井だけギャラが多い！？パンサーのトリオ内格差

次のお題は、「メンバーの『ここだけは許せない！』というところは？」。

パンサーは、向井が菅の回答を「AbemaTVやラジオなどで向井だけのレギュラーが多い」と予想。現在、1人だけのレギュラーを5本持っているという向井。以前、手違いで向井の給与明細が菅の家に届き、菅は気がつかずに開封。なんと同じトリオながら、向井の方が80万円多かったそうで...。それ以来、2人の関係がギクシャクしてしまっているのだとか。

菅もこのエピソードについて、「一番ショックだったのは、何年も一緒にやっているレギュラーのギャラが違ったこと」と言及。このことは尾形も知らなかったようで、スタジオ中も驚きの声に包まれます。向井いわく、もともと向井1人がレギュラーだった番組で、番組側に「なんとかあと2人も入れてください」と頼み込んで3人でレギュラーになったことが理由なのだそう。しかし、菅は「その事情すら知らない」と、やはり金銭面で向井には気に入らない部分があるようです。

さて、実際の菅の回答は...？
「他の芸人さん、タレントさんにツッコミすぎ。ハネかけている人とすぐ仲良くなる」と全く違うものでした。菅は、「注目されている人とロケなどが一緒になるとき、向井の嗅覚が尋常ではない」と裏の顔を暴露。尾形も「（自分たちが）ボケてもツッコまないもんね」と菅に同調しますが、これには向井が「ここ3年ボケてねぇだろ」と厳しい反撃。向井に本気で言い返されてしまった尾形は「寂しいなぁ」と負けを認めるのでした。

ジャンポケ太田のネタは東京03のパクリ！？

ジャンポケは、斉藤が太田の回答を「キングオブコントのネタ選びに絡んでくる」と予想。一番揉める準決勝用のネタ選びの際、太田が書いているネタに文句を言ってしまい、毎年なかなか決めることができないのだとか。おたけにいたっては「自分が面白いと思ったネタはない」と言う始末。

さて、実際の太田の回答は...？
「単独ライブのネタが全て出来上がった時、斉藤が文句を言い全てボツになった」。キングオブコントか単独ライブかの違いはあれど、内容は一緒なので正解ということに。

太田のネタに文句を言ってしまうことに対し、斉藤にも言い分が。斉藤は「太田が書くネタは、先輩芸人さんのネタに似ている」と衝撃的なコメントを。東京03の前で、「あのサラリーマンのコント、東京03さんのコントじゃね？」と太田に意見をぶつけます。

太田は「上京して東京03さんのコントを見て、こんな東京の人たちのコントは面白いんだって...確かにインスパイアされてるかもしれない」と、あっさり認めました。戦う準備万端だった斉藤は「今のは戦わないと！」と肩透かしを食らってしまいました。

普段はネタを書かない3人が書いたコントを披露

続いて、普段ネタを書いていない豊本・尾形・おたけがコントを書いてトリオでやる「トリオ愛コント」でトリオ愛を確かめます。審査員の女の子3人を笑わせることができるのでしょうか？

まずは東京03。豊本が作った台本を読んだ飯塚は「（前のトリオ）アルファルファっぽい」とコメント。勇者が命がけで魔王を倒すための鎧をゲットしたのに、鎧のサイズが合わず着られないというコント。少々シュールな世界観ですが、審査員全員が笑ってくれたので3ポイント加点。豊本はこの1分のネタを1ヶ月半かけて書いたそう。

続いてパンサー。10年ぶりに尾形が書いたというネタは、なぜか目が飛び出している尾形と菅に、向井がずっと「目！出てるよ！目！」とツッコムだけのコント。そのわけのわからなさに審査員が1人笑ってくれました。