不法滞在と知りながら雇用? 工務店社長刺殺事件の真相に迫る:記憶捜査~新宿東署事件ファイル~

公開: 更新: テレ東プラス

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2月8日(金)夜8時からは、北大路欣也主演の新感覚ミステリーエンターテイメント!!【金曜8時のドラマ】記憶捜査~新宿東署事件ファイル~ をオンエア!
車椅子に乗った新宿東署の司法係長・鬼塚一路が、「昭和」と「平成」ふたつの街の記憶を武器に、事件の真相に迫る!

新宿東署に外国人の男が駆け込んできた。鬼塚(北大路欣也)らに何かを必死に訴えるが、言葉が通じない。やがて男は血塗られたナイフをバッグから取り出した。
そんな中、「マキノ工務店」社長の牧野茂(河西健司)が刺殺されているのが発見される。外国人の男はベトナム人のグエン・ヴァン・ダット。工務店で働くアルバイトだった。ダットは殺人容疑で取り調べを受ける。

牧野より30歳年下の妻・智子(遊井亮子)によると、ダットは前日に牧野から怒られていた。咲(上白石萌音)の聞き込みでも、ダットは仕事が雑で、取引先から苦情が出ていたことが分かる。さらに、ダットの「在留カード」が偽造だったことまで判明する。ダットは2年前に技能実習生として来日し、広島市の工場で働いていたが、昨夏に逃げ出していた。来日のために借りた金を返すには、工場の賃金が安すぎたのだという。日本にいるベトナム人が使うSNSで知り合ったビン・チュオンに紹介され、ダットはマキノ工務店で働き始めたのだった。

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ダットは殺人容疑を否認していた。警視庁捜査一課は、まずは不法滞在でダットを逮捕しようとする。だが、殺された牧野が、ダットを不法滞在と知りながら、雇った可能性が浮上する。ダットを高度成長期の「金の卵」に重ねて見ていた牧野。そんな二人の関係を、鬼塚は自身の生い立ちと照らし合わせながら捜査を進める。

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