音楽はデジタル音源で聴くのが主流という時代に逆行するかのように、アナログレコード人気が再燃しています。そんなレコード人気にヒントを得て誕生したのが、レコードにそっくりなバウムクーヘン「バウムレコード」。しかも、本当に音楽が聴けるとあって今注目を集めています。実際にオーダーしてみて、本当に音楽が聴けるのか試してみました。
3ステップで簡単に注文
音楽が聴けるバウムクーヘンは、「バウムレコード」のサイトからオーダーが可能。
「作ってみる」をクリックしたら、バウムレコード作り、スタートです!
1.ジャケットを選ぶ
8種類のスタイリッシュなジャケットの中から、好きなものを1種類選びます。
「for you」「LOVE」「Thank you」など、ジャケットに英語で汎用性の高い一言が書かれているので、さまざまなシチュエーションのギフトに対応できそうです。
2.音楽を選ぶ
音楽は4種類の中からチョイス。
ハッピーバースデーやショパンのノクターン第2番、女性ヴォーカルのバラード、ジャズの中から1種類選べます。
3.メッセージカードを選ぶ
メッセージカードは、テンプレートのものかもありますが、画像やメッセージを自由に配置して、オリジナルカードを作成することもできます。
今回はテンプレートのものを使用。
テンプレートといっても「いつもありがとうございます」「Thank you so much!」「HAPPY BIRTHDAY」「これからもよろしくお願いします」「お誕生日おめでとうございます」の5種類もあり、カジュアル、フォーマルどちらのギフトにも使えそうですね。
また、「お急ぎ便」では、すでにセットになっている4商品の中から選べて便利です。
「できるだけ早く、サクッと贈り物を探したい」という方におすすめします。
バウムレコードが家にやってきた!
バウムレコードが手元に届きました。
「baum records」のロゴ入り段ボールに入っています。
バウムクーヘンの入っている箱がもうレコードジャケット風でオシャレ。
見た目は、レコードそっくり!バウムクーヘン特有の生地の層は、レコードを聴く際に針を落とす溝と似ています。
バウムクーヘンは直径約16cm、厚さ約1.5cm。
EP盤のレコードが直径17.4cmなので、本物より少し小さめ。
バウムレコード専用のギフトバッグは、CDショップの袋。デザインに遊び心が感じられますね。
どうやったら音楽が鳴るの?
音楽は、ARという最新のデジタル技術を使って聴けます。
ARとは日本語で「拡張現実」。人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、と聞くと難しく感じますが......まずはやってみましょう!
必要なのは、スマートフォンだけ。
事前準備として、無料アプリ「COCOAR2」をダウンロードしておきます。
アプリを起動したら、スマホをかざし、レーベル部分を中心にバウムレコード全体をスキャン。しばらく時間がかかることもあるので、スキャン中はスマホを動かさないよう注意しましょう。
ダウンロード完了後、バウムレコードから音楽とアニメーションが流れます。
音楽が鳴った瞬間は思わず声が出るほどびっくり&感動!これは贈られた側は喜ぶこと間違いなしです。
さて、気になるレコードのお味は?
バウムクーヘンは、ダークチョコレートとブラックココアを使ったビターな大人の味。まるでチョコレートケーキのよう。
中心部に据えられているのは、ガレット・ブルトンヌ。フランス・ブルターニュ地方定番の厚焼きサブレです。ラム酒で風味付けしたサブレに、ゲランドの塩がほのかに効いています。バウムレコード1つにつき1枚だけのとっておきです。
元々バウムクーヘンが人気のパティスリー「ラ・ファミーユ」特製とあり、期待以上のおいしさです。この味ならプレゼントにも喜ばれそう。
ひとつひとつ人の手で作られたアナログなバウムクーヘンに、ARという最新のデジタル技術を兼ね備えたスイーツ、それが「バウムレコード」。おいしい上に音楽が聴ける、耳寄りなスイーツをお世話になっている方に贈ってみてはいかがでしょうか。
【取材協力】
株式会社ちきりや(フランス菓子工房 ラ・ファミーユ)
087-813-2600
https://www.baumrecords.jp/