ラストは号泣! “けもフレ”から生まれた「どうぶつビスケッツ」初単独ライブ

公開: 更新: テレ東プラス

TVアニメ「けものフレンズ」から飛び出したユニット「どうぶつビスケッツ」(どうビス)。
1月12日(土)かつしかシンフォニーヒルズ・ モーツァルトホールにて、「どうビス」としては初の単独ライブとなる「けものフレンズ LIVE ~どうぶつビスケッツ LIVE~」を開催! ここで、作品とユニットのファン"フレンズ"の熱気に満ちたライブの模様をレポートする。

フレンズがいっぱい! オープニングから会場に一体感

「どうビスライブはじまるよ~」の声とともに、「どうぶつビスケッツ」のサーバル(尾崎由香)、フェネック(本宮佳奈)、アライグマ(小野早稀)がステージに登場。1曲目「ハッピービスケット」は、観客に呼び掛けるコール&レスポンスパートが多い曲だけに、さっそく大盛り上がり! 途中、リズミカルに手や身体を叩く「タンタカタイム」では、3人の愛らしい振り付けとともに、観客も体を動かし会場は一体感に包まれた。

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曲が終わると、サーバルが「すっごーい! フレンズがいっぱい!」、フェネックが「盛り上がる準備できてるー?」、アライグマが「どうビス初の単独ライブはアライさんにおまかせなのだー!」とそれぞれキャラクターそのもののMCを披露。サーバルの「ウー!」のフリに、観客が「ガオー!」と大きな声でレスポンスし、ライブはいよいよ本格始動!

3人で手をつないだり、人さし指と親指で作った輪からのぞいたりする仕草がキュートな「ファンファン!メロディ♪」の後は、寸劇がスタート。オイナリサマから"おみくじ"とともに、「後ろに気をつけろ」とメッセージをもらったというサーバル。後ろを振り返ると、なんとセルリアンが!

セルリアンの襲撃でバラバラになり、ひとり取り残されたフェネックは元気を出すため、ソロ曲「らいくあらいと」を歌い始める。ひとりぼっちの状況と、アライグマとの絆を歌った歌詞がぴったりとハマり、会場中が聞き入った。

続いて、アライグマも「歌えば(皆が)気づくかもしれないのだー」と、コミカルなソロ曲「おまかせなのだ!」を披露。やがて合流した3人は、しっぽを振るような振り付けがキュートな楽曲「Poppin'ジャパリズム」で、みんなでいることの楽しさを表現。途中でセルリアンが登場するも、サーバルが「今、いいところ!じゃましないでー! うみゃみゃみゃみゃー!」と見事に撃退!

カラカルも参加! 早口言葉対決!

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続いては、企画のコーナー。「なんでも言うことをきいてくれる〇〇対決」と題し、早口言葉3本勝負を繰り広げた。アライグマとフェネックvsサーバル、2対1の勝負になりかけたところに現れたのは、カラカル(小池理子)。アライグマは「うちのフェネックにとってはこんなの朝飯前」、フェネックは「りこぴ(小池)にお手本を見せないとね」、サーバルも「うちのカラカルがやってくれるから!」とお互い強気。

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ところが、「キツツキ きつく木に頭突きし 傷つき 気絶」などの難問が続き、フェネックもカラカルも苦戦。2人とも失敗に終わった場合、最終ジャッジは観客の拍手で決められた。そして、「私とりこぴだけやらされてズルイ!」とフェネックが抗議し、サーバルvsアライグマの早口言葉対決も実現。「尾崎の発声は音速を超えた」と"迷"言も飛び出した早口言葉対決の結末は!?

後半はデュエットやソロ曲も

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企画の後は、アライグマとフェネックのかけあいが楽しいデュエット曲「マイペースちぇいさー」をキュートに披露。

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さらにサーバルのポジティブな魅力が詰まったソロ曲「みんなでがぉ!がぉ!がぉー!」と畳みかけ、会場を"けもフレ"ワールドに染め上げた。

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それぞれ曲を歌い終わると、後ろに気配が......。茂みの後ろに錆びついた車を見つけた3人。エンジンをかけるとカーステレオからラジオが流れ出し、そのリクエストに応えて「ぐれーとじゃーにー!」を歌い始める。ジャパリパークの風景を思い出させる粋な演出もあいまって、会場は切ないムードに。

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底抜けに明るい「ホップステップフレンズ」のイントロとともに、サーバルが「どうビス最後の曲です! みんな盛り上がっていこう!」と掛け声を。寂しさを吹き飛ばすかのように、3人は笑顔で歌い切った。

PPPも加わり全員で「ようこそジャパリパークへ」

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大きな拍手とアンコールの声に応えて現れたのは、アイドルユニット「PPP(ぺパプ)」の"コウテイ"ことコウテイペンギン(根本流風)、"ジェーン"ことジェンツーペンギン(田村響華)、"イワビー"ことイワトビペンギン(相羽あいな)、"フルル"ことフンボルトペンギン(築田行子)。さらにオイナリサマ(佐藤遥)が、これから起こることがわかるというおみくじを持って登場。とぼけたやり取りを繰り広げ、会場を笑いで包んだ。

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また、サーバルの「せっかくPPPとカラカルとオイナリサマが来てくれたから歌っちゃおう!」との提案で、全員で「ようこそジャパリパークへ」を披露。サーバルたちと"フレンズ"が一緒に手を振り、ステージと観客席が一体となった。

感謝と感激...涙涙のラスト

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再びどうぶつビスケッツ3人だけに戻ると、サーバルが「何よりも"フレンズ"さんの支えがあったから、今ここに立てているし頑張れています」と伝え、3人で深々とおじぎ。そして、その感謝の気持ちを込めて、「ぼくのフレンド」を歌い上げる。かけがえのない友達への思いを歌い上げる3人の表情が、"フレンズ"たちの胸を打った。

最後の1曲を前にしてのメンバー挨拶では、3人それぞれが思いを。ときに涙で言葉を詰まらせながら"恩返し"としてのステージにかける思いを話す3人に、会場からは「頑張れ」と声援が。役柄と作品に対する思い、愛、ファンへの感謝、2年間培ってきた3人の絆...3人が号泣しながら語った挨拶とは!?

3人が泣き笑いながら「こんなはずじゃなかったのに」と涙を拭いていると、PPPがタオルとティッシュを差し入れ。ラストは、再び「ハッピービスケット」を披露。3人の表情、会場の一体感、何もかもがライブ冒頭で歌った時とは違った感動を生み出していく。こうして、どうぶつビスケッツ、そして"フレンズ"たちの作品愛が詰まったライブは、最高潮の盛り上がりの中、幕を下ろした。

このライブの模様は、「あにてれ」にて配信中!
https://ch.ani.tv/titles/870

けものフレンズプロジェクト公式HP:https://kemono-friends.jp/
けものフレンズ@公式アカウントTwitter:@kemo_project
【公式】けものフレンズ2アニメTwitter:@kemono_anime

ⒸKFP

けものフレンズ LIVE ~どうぶつビスケッツ LIVE~
2019年1月12日(土)かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールにて開催された「けものフレンズ LIVE ~どうぶつビスケッツ LIVE~」を「あにてれ」にて独占配信!
https://ch.ani.tv/titles/870

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