寺脇康文が持つ、とんでもない”特殊能力”:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。1月22日(火)の放送は、ゲストに俳優・寺脇康文が登場。

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寺脇が岸谷五朗とともに旗揚げした演劇ユニット「地球ゴージャス」は今年で25周年を迎えるといい、岸谷との出会いの話に。三宅裕司が主宰していた劇団に、岸谷は寺脇の1年先輩として所属。寺脇の入団式に、岸谷はガラの悪いリーゼント姿で登場し、ジャージを着た劇団の先輩たちのことを「ギャル」と呼んでいたそう。

寺脇は昔、俳優ではなく漫画家に憧れていたと話します。大人になった今でも、地球ゴージャスの会報誌ではイラストの腕前を披露しているそう。中学生の頃「漫画家でプロになるのは厳しい」と悟って諦めたという寺脇。高校生になりアルバイトを始め、帰りの道中に手渡しでもらったお給料を見て「俺は何をしてこれから稼いでいくのかな?」とふと考えました。そのときに乗っていたエスカレーターを降りるまでの間に、「役者」という職業が舞い降りて来たといいます。

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大阪出身の寺脇。鶴瓶には「大阪弁が話せるって、役者として得でしょ?」と聞かれますが、実は今まで大阪の人を演じたことがないそうで、出身地を告げると「えっ大阪? 全然そんなイメージない」と言われることがほとんど。

寺脇の父は、個人で営む美術商。家には台湾から輸入した鷲の大きな置物がたくさんあったといいます。一方で母は、女性では珍しい寿司職人。寺脇が家に友人を連れてくると、おやつとしてお寿司が出てきたとか。お店はもうありませんが、今でもお正月に帰るとたまに握ってくれるようです。

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寺脇の気になるチマタは、「今思うと恥ずかしい自分なりの努力」。

役者になることを志し、名古屋の養成所に入った若かりし頃の寺脇は、「スターになる」という自信に満ちあふれていたそう。東京から来たドラマの撮影にエキストラで参加した際、「監督に見初められてスターに......」と思い込んでいたと話します。東京の養成所に行ったときもその自信は消えることはなかったようですが、なかなか思うようにはいかずアルバイトを続ける日々。そこで「原宿に行けばスカウトされるのでは」と思いついた寺脇は、朝から夕方まで竹下通りを何度も往復しました。

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そのうち、スカウトされないことに気がついた寺脇は、「養成所の週1回のレッスンじゃダメだ」と思い劇団を探し始めた頃、三宅裕司・小倉久寛の劇団「SET」と出会います。入団オーディションに受かり、SETには10年いた寺脇ですが、岸谷と相談し合って「三宅裕司からのれん分けさせてもらおう」と決め、退団を決意。

三宅は、当初寺脇と岸谷の退団を引き止めましたが、最終的に2人の思いを汲んで送り出してくれました。今では三宅も「地球ゴージャス」の成功を陰ながら喜んでいるそう。

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現在56歳の寺脇は、最近夜になるとお酒をちょっと飲んだだけですぐに眠たくなるといいます。2歳下の岸谷からは、朝から「今日どう?」という電話がかかってくるそうで、一緒に昼飲みをすることも...。しかしすぐに酔いが回ってしまうとのこと。

寺脇は、いつも8時間寝ているようですが、眠りは浅い方だとか。目をつぶった瞬間から夢が始まり、「今日はこんな夢かぁ」と思いながら、目が覚めるまでずっと夢を見ていると話します。さらに、一回起きても、さっきまで見ていた夢の続きから見ることができたり、「今日は飛ぶ夢を見よう」と思えば飛ぶ夢が見られるという特殊能力も持っているそう!

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そのあとも、「地球ゴージャス」のエピソードや、小学生のときに憧れていたもの、そして、寺脇が出演するドラマBiz「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(毎週月曜夜10時)の話で盛り上がります。

この日紹介したチマタは、「上野公園で出会った神戸出身のご婦人たち」、「山形県天童市にある絵画ギャラリー」、「高円寺で出会ったガールフレンドがいる年配男性」、「大森で出会った元プロレスラーの警備員」。

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