教えてダイケル先生！マイケル・ジャクソンの完コピダンスを教える教室とは？

キング・オブ・ポップの異名を持つ世紀の大スター、マイケル・ジャクソン。
マイケルのようにカッコよく踊りたい...。そんな夢が叶う場所が東京都杉並区にあります。それがダンススタジオ「ハートビート」です。

こちらではマイケルのダンス（以下マイケルダンス）を教えてくれる「マイケル・ジャクソンクラス」が開講中。そして講師は、その名もダイケル先生。ニューヨークでダンサーとして活躍され、現在はさまざまな場所でパフォーマンスやマイケルダンスのレッスンを行っています。今回は、そんなダイケル先生のレッスン風景をレポート。レッツ・ダンス～！

ファン号泣！ウォーミングアップから「ビリー・ジーン」

JR中央線・メトロ丸ノ内線の荻窪駅より徒歩1分の場所にある、「ハートビート」。

スケジュール表を見ると、バレエや社交ダンス、バーレスクやボディメイキングに混じって「マイケル・ジャクソン」の文字が。マイケルダンスのクラスは、初級、マイケル＆ジャネットの中級の2種類。今回は初級クラスに潜入です。

スタジオに入ると、30人ほどの生徒さんがダイケル先生の号令に合せてウォーミングアップ。

なんと、ウォーミングアップからマイケルの大ヒット曲「ビリー・ジーン」！
興奮します。

生徒さんの年齢層は幼児～60代までと幅広く、男女比はやや男性が多いそうです。皆さんマイケルになりきってとてもお上手ですが、9割以上が初心者からのスタートなのだとか。

名曲の振り付けを完コピできる！

ウォーミングアップが終ると、早速マイケルの振り付け練習に。1曲目は、「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」。1996年のシングル曲で、社会的な歌詞の内容が取りざたされたことでも有名ですが、ダンスがカッコイイ曲でもあります。

ビシッ！この曲の振りを完コピできるなんて、ファンにはたまらないですね。

「腕の角度が大事！高すぎても低すぎてもカッコ悪いです！」
ダイケル先生の細かい修正が入り、バラバラだった動きにも統一感が。

そして2曲目はマイケルの代表曲「バッド」。

「ふずばー（Who's bad）！」
かあ～こっいい！

公式MVの3分7秒あたり、バックダンサーのジャンプも完全再現。

しかし、初心者クラスということは、素人用に簡単アレンジしているのでしょうか。

ダイケル先生「いえ。どの曲も完コピです」

そうなんです！このクラスの一番のポイントは、「（できるかどうかはさておき、とにかく）本当にマイケルと同じ振り付けを教えてもらえる！」というところ。
もちろんできない動きもありますが、そういうときはダイケル先生が個別にアドバイスしてくれるので、初心者でも安心です。

「せっかく来てもらったからには、楽しんで覚えて帰ってもらいたいと思っています。僕はあの難しいマイケルのダンスを、誰よりもわかりやすく伝える自信があります」とダイケル先生。
上達のコツは「先生が見える位置にいる」ことだそう。「初心者は恥ずかしいので後ろにいってしまいがちですが、先生の姿を真似するとダンスの上達は早い。踊れないのは当たり前だから、臆せず前に来てください！」（ダイケル先生）。

こうして1時間30分のレッスンが終了しました。皆さん、初心者クラスとは思えないくらいカッコよく、レッスンはまるでショータイムです。「私もマイケルのように踊りたい！」と憧れの気持ちが盛り上がりました。また、ダイケル先生のマイケル降臨度も完璧で、ファンには嬉しい限りです。

「ビート・イット」、「スリラー」、「スムーズ・クリミナル」、「バッド」などのメジャーな曲を中心に、3～4ヶ月で1曲を仕上げるとのこと。1年通うと3～4曲は習得できる計算です。今から初めて1年後には......と想像するとワクワクしますね！