SNSの #闇バイト 求人、一度手を出すと抜けられなくなる悪質な手口:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。1月20日(木)の放送では、一度手を出すと抜けられない「闇バイト」の衝撃の実態を暴露!

裏社会ジャーナリスト・石原行雄さんが警鐘を鳴らすのは、簡単に大金が手に入るという誘い文句で加担させる「闇バイト」。求人は、かつては特定の人間しか入れないサイトで行われていたが、今ではSNSで大っぴらに募集しているという。

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SNSでは具体的な内容は出さず、DMを送ってきた相手に匿名性の高い通信アプリを入れるように案内して細かなやり取りをするのだ。

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1番多いのは特殊詐欺の求人で、現金やキャッシュカード、クレジットカードを受け取る「受け子」、それを使ってATMからお金を引き出す「出し子」、「運び」という末端でリスクの高い仕事をさせられるという。

裏社会には、闇バイトへの応募者を逃さない手口があるという。昨年10月に京都府警が当時29歳の男を逮捕。男は特殊詐欺の人材を集めるリクルーターで、スマホを調べると、運転免許証や学生証などを持つ自撮り写真が100人以上分出てきた。応募者が途中で辞めたいと思っても、すでに個人情報が押さえられているので「これをばらまく」と脅し、さらに1回でも加担してしまうと「警察にタレ込む」と脅され、次の仕事もやらざるを得ない状況に追い込まれてしまうのだ。

しかし、なぜ本人確認付きの自撮り写真を安易に送ってしまうのか? 石原さんによると、応募する人の中には目先のお金が欲しいだけでなく、多重債務で借金が膨れ上がって追い詰められている人も。リクルーターから「審査で必要なので送って」と言われると"審査"という言葉に慣れているためか気軽に送ってしまうことがあるのだという。

そして今、若年層の応募者をターゲットに増えている闇バイトが「タタキ」。タタキとは強盗のことで、過去に少年3人を含む4人組の強盗団が逮捕され事情聴取したところ闇バイトに応募したという証言があった。中には中学生もいたという。コロナ禍で、学生は親の仕送りが止まった、サラリーマンはリストラされた、などで応募する方も増えている。石原さんによると「10代から上は60代の出し子も逮捕されている」という。SNS上にはびこる危険な闇バイトには決して手を出さないように!

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