爆笑問題・太田「やりたいなんて1ミリも思ってない」それでも漫才を続ける理由:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。12月30日(木)放送の「年末SP」は、オードリーが学生時代から憧れていた爆笑問題太田光田中裕二)をゲストに迎え、たっぷり本音トーク。大暴走する太田に、若林は...!?

爆笑問題、2人の出会いは!?

爆笑問題は、1988年、日本大学芸術学部で出会った2人がコンビ結成。デビュー後すぐに才能を認められ注目を集めると、90年代後半"ボキャブラブーム"の筆頭としてお茶の間の人気者に。大御所MCとなった今も数々のネタ番組で漫才をやり続けているレジェンド漫才師だ。

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オードリーにとって高校生の頃から憧れの存在で、部活帰りに劇場までライブを観に行ったことも。ところが、その時のエピソードを話そうとすると、太田がヘンなボケをぶっこみ、思わず若林も「邪魔だなぁ!」。その後も、人のトークを待てない太田に、「どんどん嫌いになる」と若林。

若林が、仕事で太田と初めて対面した際は、メイク室でウド鈴木と2人でが奇声をあげながら追いかけっこをしていた。芸人はオンオフで切り替える人が多い中、「本当にイカれてんだな」と思ったのはこの2人だけ、と若林。

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田中によると、太田の変なテンションは大学時代から。入試と入学早々に大騒ぎして「全員に嫌われた」そうで、次の日ショックで熱を出したという。暴れるくせに繊細な太田。選挙特番「選挙の日2021」(TBS)で政治家への遠慮のない発言で炎上した際、「日本中から嫌われてる」と、久々に大学当時のことを思い出した、と太田。自分では選挙特番に手応えを感じていたため、帰宅して大炎上していると知り大ショックだったそう。

実は、太田が入試で大騒ぎしたのには理由があった。高校時代、誰ともしゃべらなかった太田が、大学デビューにかけた思いを明かす。そして入試での太田の奇抜な行動が、田中と知り合うきっかけに。2人の出会いのエピソードに、オードリーも大爆笑!

漫才を続ける理由

結成33年、数々のレギュラー番組を持つ今でも、年間20本以上の新作漫才を下ろし、単独ライブ「爆笑問題のツーショット」では1時間半のノンストップ漫才を披露し続けている爆笑問題。しかし、太田は、「(漫才を)やりたいなんて1ミリも思ってないよ」と、意外な言葉を。それでもやり続ける理由とは?

爆笑問題は、ライブシーンで頭角を現し、23歳でテレビデビュー。すぐにレギュラーも決まり売れっ子の仲間入りかと思われたが、事務所独立をきっかけに3年間テレビに出られない暗黒の時代を送ることに。その間、同期がテレビで売れっ子になっていく中、自分は月に一度のライブしか仕事がなく、漫才を作り続けるしかなかったという。

そして、再びテレビに出るきっかけになったのもネタ勝ち抜き番組「GAHAHAキング」(テレビ朝日系)、さらに自分たちの事務所のライブも始まり、お笑い第7世代の台頭でネタ番組が増え......など、「ネタをやめるきっかけがいつまでたってもなかった」と振り返る。

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また、同期の芸人がネタをやらなくなる中、「ネタをやり続けるのが偉い」という世間の空気に。爆笑問題にとっては「漫才師なんだからネタやるの当たり前の話」だというが、「そう言われるんだったらやろうかな」という気持ちになってきたとも明かす。

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