元妻は...。伝説のレーサーYOUの衝撃過去と”スピード命”の生活が明らかに:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~ ※12月27日は夜5時55分~)。今回のテーマは、「祝1年ぶりの空港復活!成田に羽田にオール初出し!年末ジャンボなお歳暮も大放出!魂の空港卍リベンジャーズ!3時間SP」。2021年を締めくくる3時間のYOU祭りで、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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期間限定、1年ぶりの空港ロケ復活で、「オール新作 羽田空港」をお届け!

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羽田空港で声をかけたのは、ドイツ出身のYOU。23歳頃から日本で"レーシングドライバー"をやって、2年で母国に帰るつもりがまだいる、という日本好きだ。レースは、"日産GT‐R"など、"箱の車"で勝負する「スーパーGT」というトップカテゴリー。日本を代表する自動車メーカーなどが参加する「世界の中でも一番速い自動車レースのカテゴリー」と教えてくれた。補足すると、市販のスーパーカーをベースにした改造車で競う、世界に誇る日本生まれの自動車レースだ。

しかもYOUの経歴を聞けば、"スーパーGTの年間王者"だという。名前はミハエル・クルム(51歳)さんだが、どこかで聞いたような...。すっきりしないまま、そろそろ時間切れ。「(2021年の)最終戦は"富士スピードウェイ(静岡県)"でやります」と、レースで多忙なようだ。嬉しいことに、「カメラも中に入れるので、観に来てくださいよ、面白いよ」と誘ってもらえたので...。

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行っちゃいました、静岡の富士スピードウェイへ! 観客の数もすごく、スーパーGTの注目度の高さに圧倒されつつ、クルムさんにアポなしで捜索を開始した。

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途中、お美しい♡レースクイーンにも聞いてみるが、手掛かりナシのまま予選が始まってしまった。会場モニターで出場選手の紹介も確認するが、クルムさんの名前は見つからない。会場のスタッフさんは仕事中のピリピリムードで話が聞けず、状況は不明のまま。このままじゃ密着できない~と困っていると...。

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会場を移動するクルムさんと、奇跡的に再会することができた! 「レースは?」と聞いてみると、実はクルムさんは引退してコーチングをしており、「外から応援しています、51歳だもん」と教えてくれた。現役レーサーだと勘違いしてスミマセン。

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【クルムさんの略歴】
33年前、18歳の時に地元ドイツでプロデビューし、その後ヨーロッパの数々の大会で入賞。24歳でスカウトされて日本のチームへ。28歳で日産チームに所属し、2003年には「全日本GT選手権」(GT500)で、2011年には「世界選手権」(FIA GT1)で年間チャンピオンになるなど頂点に君臨し、18年間日産チームで活躍! 5年前に引退してからは、チームを支えるアドバイザーに。

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会場でクルムさんが仕事の話をしている人を見ると...なんと近藤真彦さんだ! 仲良しだそうで、クルムさんに密着していると知ると、笑顔で「イイやつ」とコメントをくださいました♪

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しかし、肝腎のレジェンドの活躍シーンがあまり撮れぬまま、レースは終了。「この番組1回出たかった」と言ってくれているが素材が足りない...。そこで追加の取材を申し出ると、快諾してくれたので密着続行だ!

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ご自宅にお邪魔すると、この日が誕生日という愛犬(豆柴)ハルくんと、1年前に結婚した妻の彩織さんが歓迎してくれた。ハルに噛まれてボロボロのTシャツや、「ダテさんと仲良いからお土産いつももらってる」というオーストラリア土産も見せてくれた。って、ダテさん...って?

すると、クルムさんは元プロテニス選手の伊達公子さんの元夫という衝撃の過去を、彩織さんが明かしてくれた! クルム伊達さんのクルムは、YOUの名字だったのだ。来日6年目に結婚、2016年に離婚したが、その後も伊達さんとは関係が良好なんだって。

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午後2時半過ぎ、ハルくんのケーキとプレゼントを買いに、有明ガーデンまでダッシュで買い物へ。クルムさんがせっかちで、要所要所で時間も計測されるため、彩織さんは慌てて家を出る。番組Dも「あまりダラダラしないように」と念を押され、ダッシュでタクシーをつかまえ後を追った。目的のお店に到着するや、あらかじめリストアップされたハルくんのおもちゃ、おやつ、ケーキを即決し、早く帰ろうとハルくんに声をかける。もう!?

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クルムさんの予定では全行程で1時間切るはずだったが、遅れているという。彩織さんも「これ以上(買い物)したら怒られる」と、せっかちにお付き合いだ。

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午後5時頃に帰宅し、ダッシュでプレゼントの値札を外してハルに与えるクルムさんだったが、雑すぎてプラスチック部品が残っていたことを彩織さんが指摘。さらに、彩織さんが切りかけのネギも捨ててしまい、せっかちゆえの失態を怒られてしまった。

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もともとレーシングドライバーの契約のケアをする仕事をしていた彩織さんは、クルムさんとはマネージャーとドライバーという関係だった。クルムさんが現役レーサーだった頃は近くでサポートし、愛を育んで1年前に結婚した。

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そんなクルムさんの上司も登場。NISMO(ニッサン・モータースポーツ)の社長で、元日産自動車の副社長という日産チームの超大物・片桐さんだ。片桐さんはクルムさんについて、「ドライバーとしては最高峰で、現役時代、日産にもスゴく貢献していて、情熱を超えたスゴい域に達している人なんで、これからますます力になってほしいなと思います」と、期待している。

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そんなクルムさんは、「長く最高のレース人生を送れたのは日産のおかげ。だからこれからの人生をかけて、恩返しがしたいんだ」という。最も力を入れているのはドライバーの育成で、今もアドバイザーとしてコースを分析し、若手選手を育てている。また、日産が開催しているドライビング教室で、教室の先生兼校長も務めているという。

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コースに誰も走っていないチャンスがあったので、レジェンドの本気の走りを見せてくれることになった。時速約180㎞でコーナーのギリギリを走行するとは、さすが元チャンピオン...と感激したところで密着は終了。

最後に、「もう1回、今度は監督として年間チャンピオン獲りたいのでがんばります!」と、今後の夢を教えてくれた。クルムさん、今後のご活躍にも期待しています!

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