毒舌、下ネタ、なんでもあり!伝説の「コサキンラジオ」裏話:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。11月24日(水)は、大レジェンド"コサキン"こと関根勤小堺一機が来店。若林も大ファンだという2人によるラジオ裏話を!

コサキンラジオ、最初は不人気だった!?

関根は芸歴47年、小堺も芸歴44年を数える大ベテラン。元々は同じ素人オーディション番組でデビューし、今もなおキレキレのレジェンドだ。関根は「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のレギュラーを29年間務め、小堺はその後に放送されていた「いただきます」「ごきげんよう」のMCを31年半担当。若林も大ファンだという2人によるラジオ「コサキンDEワァオ!」シリーズ(TBSラジオ系)は27年半続いた。

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毒舌、下ネタ、なんでもありの2人の伝説的ラジオが、2020年、2021年の1月に復活特番を放送。年齢を重ねたことで落ち着いたラジオになるのかと思いきや、レギュラー当時よりテンポの速い掛け合いに、若林も「このスピードで!」と引くほど驚いたという。

相性抜群の2人。ラジオになると、クラス会で同級生に会う感覚と同じように中2の放課後に戻るという。ラジオでの即興コントから、関根のペリーのモノマネをはじめ様々な名物キャラが生まれた。

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すると、ここで2人が即興コントを披露。関根ふんする「質問すると怒る人」「喫茶店にあるものを注文すると怒る人」は不条理すぎ!?

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これには「何やってくれてんですか」とオードリーも大爆笑。「どんな若手もここで即興でコントやってくれたことないですよ」と喜んだ。

自由奔放な掛け合いで人気となったラジオだが、開始当初は不調。他番組には山積みの投稿ハガキが届くなか、「コサキン」宛には2通しかこなかったことも。そんな現状が辛くなった関根は、「辞めたいって言えないから、クビになるように仕向けようよ」と画策。小堺も同意し、むちゃくちゃな掛け合いをやったところ大好評。番組へのハガキが増え、人気長寿ラジオへと成長していったのだという。

ラジオとテレビの違い

好き放題やれるラジオや舞台と、テレビとの違いの話題も。関根は、自身がやりたい番組はすぐ打ち切りになることから、「俺がやりたいことと皆さんが見たいものは違うんだな」と気づき、時間帯などによって「アジャストしていかないといけないな」と考えるようになったという。

ラジオや自身の劇団「カンコンキンシアター」は9割以上が男性だが、「いいとも」の観覧客は9割5分が女性。女性が興味のある話を心がけようとする関根だったが、「いいとも」に馴染むまで8年かかったと振り返る。そうこうしているうち娘・関根麻里が9歳となり、「麻里のちょっと先輩だな」と気づいてから自然体で振る舞えるようになったそう。

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