大麻、コカイン、覚せい剤...あらゆる違法薬物に手を染めたライター、逮捕のきっかけはオウムサリン事件!?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。11月25日(木)の放送では元薬物依存症だったライターが、決して関わってはいけない違法薬物の恐怖体験を暴露し警鐘を鳴らした。

ライターの石丸元章さんは取材をきっかけに、大麻、コカイン、覚せい剤などあらゆる違法薬物に手を染め、1995年、30歳の時に覚せい剤取締法違反で逮捕され執行猶予判決を受けた。逮捕の翌年に出した本「スピード」は4万部のベストセラーとなり、その後、離脱症状に苦しめられながら、約10年かけて薬物依存から回復。今回は「自分のようにたった1度の過ちで人生を棒に振ってほしくない」という思いから番組に出演した。

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当時、新人ライターだった石丸さんは「世に出てやろう」という意気込みで、ドラッグを体験した世界を描いた海外文学に倣い、そんな作品を書いてみようと思い立つ。実は1980年代の後半からビザの免除を受けたイスラム教圏の外国人が大量に来日。石丸さんは、取材と称し、そうした外国人から5000円で大麻を手に入れたという。

安易な気持ちで手を出した大麻を皮切りに、石丸さんはコカイン、MDMAなどあらゆる違法薬物に手を染め、中でも26歳で始めた覚せい剤に依存してしまった。連載も持つ売れっ子ライターだったが、「特に覚せい剤はやめられない」と石丸さん。「恐怖と孤独感、絶望感にすごく苛まれる。その恐怖の中で怯え興奮いている。その状態がうれしくなっちゃうんです」と依存が加速してしまう。

石丸さんの周囲では様子がおかしいと噂に。そして覚せい剤を初めて約4年後の1995年、30歳の時に逮捕された。

この逮捕は日本中を恐怖に陥れたオウム真理教事件と無関係ではないという。当時「オウムが密造した覚せい剤が流通している」という都市伝説が流れ、石丸さんは自分がオウムの覚せい剤に洗脳されてしまうのではという妄想にとりつかれるように。

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