田中瞳アナウンサーに聞く”さまぁ~ずとの思い出”三村マサカズに「殴ってもいいよ!(笑)」と返されたワケ

公開: 更新: テレ東プラス

2019年8月、「モヤモヤさまぁ~ず2」(毎週土曜夜11時)4代目アシスタントに就任し、約2年4ヵ月が経過。最近は関西弁でツッコミを入れる"おいでやす田中"のキャラも確立し、アシスタントとして着実に進化し続けている田中瞳アナウンサーを取材。
10月からは、「あさモヤさまぁ~ず2(毎週土曜朝5時30分 ※関東ローカル)もスタートした今、改めて番組、さまぁ~ず大竹一樹三村マサカズ)に対する想いをインタビューした!

tanakahitomi_20211126_01.jpg

田中アナが語るさまぁ~ずの印象

――今回田中アナに取材するにあたって、久々にドッキリ企画「田中アナ、モヤさま4代目アシスタント就任の裏側。」を見直しました。さまぁ~ずさんがいきなり突入した時の田中アナがまるで小リスのようでとても可愛かったです(笑)。早いもので、あれから2年4ヵ月が経ちました。

「あの映像、まだ見ることができるのですね!(笑) 大学生のような感じが抜け切れてなくて、とても恥ずかしいです。さまぁ~ずさんにも『もう2年経ちました』とお話しさせていただくと『えっ、もうそんなに経つの?早くない?』と言われます」

tanakahitomi_20211126_02.jpg
――ここまで共演してみて、さまぁ~ずさんの印象は?

「これはお2人に共通しますが、大ベテランでいらっしゃるのに周りに気を使わせることなく、いつも自然に周りを楽しませてくださっているという印象です。それがこの番組が長く続く秘訣でもあるのかなと。視聴者の皆様にも"モヤさまファミリー"と呼んでいただくことがありますが、ファミリー感はお2人のあの空気感から生まれているなと感じます。

三村さんは、とにかく感情に素直な方というイメージです。褒められたらニコニコ、不思議な人がグイグイくるとちょっと引き気味に、面白いことがあると豪快に笑う、前日に巨人が負けたらご機嫌ナナメなど...(笑)。オンオフ問わず常に人間らしい方という印象です。その自然体がスタッフの皆さんのリラックスにつながっていると思います。

これは言っていいのかわかりませんが、大竹さんはお子様がまだ小さいので、きっと奥様と一緒にお世話することも多く『毎日起きた瞬間からどこかが痛い』と(笑)。でもロケが始まった途端、それを全く感じさせないんですよね。『いや〜今日もやりきったね~』とおっしゃっている姿を見ると、改めて『カッコいいな、やっぱりプロの方だな』と尊敬してしまいます。お2人とも、ものすごいバイタリティなんです」

――三村さんとの忘れられない思い出は?

「小さなエピソードになってしまいますが、最近のロケで、店を出て歩いている時、三村さんの足を後ろから踏んでしまったんですよ。慌てて謝りましたが、『どんどん踏んで! 踏んでいいし蹴っていい、殴ってもいいよ』と(笑)。本当に小さなことですが、ツッコミの三村さんの人柄を感じる出来事でした」

――大竹さんとの思い出を教えてください。

「これも最近あった『あさモヤ』のロケでのエピソードなのですが、お2人と『何十年後かに、またあそこに行きたいね』と未来の話をしていたんです。『田中はその時何歳? 俺たちは老いていなくなって、EXITとお前になってるかもな!(笑)』という話をしていたんですけど、その流れで大竹さんがポロっと漏らした一言がとても嬉しくてですね...。ただ、自分で言うのは照れくさいので、番組を卒業するまで心にしまっておきます(笑)」

tanakahitomi_20211126_03.jpg
――どちらも田中アナらしいエピソードですね(笑)。さまぁ~ずさんと田中アナと年の差は29歳。親子のように離れていますが、お2人は田中アナにとってどんな存在ですか?

「やはり人生の大先輩という感じです。ロケを重ねていくごとに色々なことを教えていただいて、それでいてファミリー感もあって...。最初は私も、遠慮や緊張、慎重になっていた部分がありましたが、最近は『何を言っても何をしても、さまぁ~ずさんなら受け止めてくださる』と安心して臨めるようになりました」

――田中アナの「モヤさま」ならではの食リポが、時として失礼発言(?)につながることもありますよね(笑)。私はあのくだりが大好きなのですが、全部笑いに変換させてしまうさまぁ~ずさんはさすがだなと。

「そうですね。お2人がいなかったら、私はただの失礼な人になっていると思います(笑)。失礼かもしれないと思いつつも、許してくれそうな優しそうな人にはつい本音を(笑)。『モヤさま』での私の立ち位置は、正解はありませんが、様々な局面で何もやらないか何かをやるかしかないので、私は"何かやろう!"という意気込みで臨んでいます。その一環として、誰にでも出来る食リポはしたくないと思っています。そうは言っても、私は素で感じたことを口に出しているだけで、調理してくださるのはさまぁ~ずさんなのですが...」

――Paravi オリジナル「真夏の夜のモヤさま モヤモヤひとみん3~女子3人!真夏の浴衣リベンジ散歩」で誕生した"おいでやす田中"も好評ですね。食リポというより、もはや大喜利力に近いような...。

「あれは本当にもう勢いだけで...(笑)。『ここで"おいでやす田中"をやる』といった台本はもちろん存在しませんが、『この番組を楽しいものにしたい!』という気持ちはどんどん強くなっています。あっでも、急に自分からやり始めたわけではないので(笑)、その経緯はぜひ『モヤモヤひとみん3』をご覧いただければと...。

さまぁ~ずさんは公式のYouTubeチャンネルをやっていらっしゃるんですけど、その中で大竹さんが『俺たち、"モヤさま"は街ブラ番組じゃなく、お笑い番組としてやっているから』というお話をしていらっしゃったんですよ。たしかにおっしゃる通りで、一緒に歩いていると、面白いものを見つけることにいつも目を光らせていらっしゃるなと感じます。私にも出来ることがあれば、どんなことでもやりたいと思っています」

tanakahitomi_20211126_04.jpg
――10月からは「あさモヤさまぁ~ず2」もスタートしました。

「テイストはそんなに変わりませんが、『あさモヤ』は小さな幸せを見つける番組。スタッフの方にも"気づいたことは何でも口に出していいよ"と言われているので、町ブラを楽しみつつ『撮れ高を何週分も稼がなきゃ』ということだけは念頭に置くようにしています。番組を観ると、意識してはいませんが、不思議と朝っぽく仕上がっているというか...。すべて新撮ですので、土曜日はぜひ、どちらもご覧いただきたいです」

PICK UP