「人生最大の決断」に涙?独身のお祭り男が18年住んだ大好きな浅草を出ていく理由:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

11月15日(月)に放送した「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」(毎週月曜深夜)では、神奈川県川崎区で開催された「カワサキハロウィン」で出会ったたかはしさん(42歳)のお家について行くことになります。

コロナ禍になる前の2019年10月27日。JR川崎駅前で催される日本最大規模のハロウィンパーティーにホラーなドラえもんのコスプレで参加していたたかはしさん(42歳)。声をかけると、取材を快諾! さっそく東京・台東区にあるたかはしさんの家について行くことになりました。

「浅草に住んで20年近い」という高橋さん。「お祭りが大好きなので、浅草にいると『三社祭』とか『ほおずき市』とか『朝顔市』とか、7月~8月は毎週末花火を観に行ってて、お祭り男なんです」と自己紹介。

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マンションの入り口で管理人さんと遭遇。軽く立ち話をしたあと、管理人さんが屋上を案内してくれました。そこは東京スカイツリーを見ながら隅田川の花火を観ることができる最高のスポット。「もう、引っ越せない10年以上住んでいるから」とたかはしさん。

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「俺の部屋見たらスゴいよ?」という管理人さんのお言葉に誘われて、たかはし家に行く前に寄り道。壁紙がCDで装飾されていました。その理由は「キラキラするといいかな~と思って」。圧倒されたところで、いよいよたかはしさんのお宅にお邪魔します。

「(女性は)母ちゃん以外(入ったことが)ないかもしれない」というお部屋に、女性スタッフがついに足を踏み入れます! 1DKは、まさに足の踏み場もないくらい物で溢れかえっていました...。

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フィギュア収集の趣味もあるそうで、お気に入りのキャラクターごとにコーナーが設けられていました。お祭り好きに加えて花火好き、アニメ好き...と多趣味なたかはしさん。実家のご両親が「青春真っただ中、楽しんでるんだね」と理解を示してくれていることもあり、「定年するまであと20年はずっとココにいたいと思ってて」と、ひとり暮らしを満喫しているようです。

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あれから、1年11カ月。たかはしさんは今――再び部屋を訪ねると、室内はさっぱりしていて段ボールが積み重ねられていました。「ちょっとですね、大きな決断をしまして...引っ越すことになりました」...。なんとこの日は荷物を運び出すところでした。44年生きてきた中で一番大きな決断だそうですが、いったい何が...。

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お祭り男であることの象徴、「三社祭」の提灯を手に取り、「引っ越しの最後にしまいたいなと思って」。

じつは、1年半ほど会えていなかったご両親に会い、思うところがあったそうです。「親も今80歳なので『年とったなぁ』と思って。両親が元気なうちに一緒に過ごすのが一番いいかなと思って。自分だけ東京にいて遊んでばっかじゃいけないと思いました」。そこでご両親と同居をするために、仕事も辞めて故郷へ帰る決意をしたといいます。

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すっかり物がなくなった部屋で、これまでの楽しい思い出がよみがえったのか、たかはしさんの目には涙が。

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旅立つたかはしさんを見送りに、管理人さんがやってきました。「花火の時は特等席取っといてやるよ」と言って、握手を交わしました。素敵な思い出がたくさん詰まった浅草から引っ越して新たな人生をスタートするたかはしさん。これからも楽しく元気に頑張ってください!

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