食事が美味しい刑務所は?受刑者と文通する”囚人たちのマドンナ”がムショ暮らしの実態を暴露:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。10月28日(木)の放送では、塀の中の受刑者と文通をしている現役グラドルが、囚人しか知らない刑務所生活の実態を大暴露!

「ミス東スポ2020グランプリ」受賞の人気グラドル・緑川ちひろは、商社に勤めていた時にスカウトされ、レースクイーンを経て2019年に26歳でグラビアアイドルデビュー。実は"超"が付くほどの刑務所マニアで、塀の中との手紙のやり取りをして受刑者を癒す"囚人たちのマドンナ"という一面があるのだ。

緑川は刑務所好きが高じて雑誌「実話ナックルズ」で刑務所に関するコラムの連載をしており、「刑務所からのお手紙を待っています」と書いたところ編集部宛に手紙が届き、受刑者と文通をするようになったという。

jikkuri_20211029_02.jpg
一体どんな人から手紙が届くのか? メインは40~50代の男性受刑者で、犯した罪は傷害、薬、恐喝などで、初犯ではなく再犯で受刑している人物が多い。番組では実際の手紙の内容を紹介。犯した罪への反省を綴っているものもあれば、自身の武勇伝を語っているものもあり、過去の悪行を自慢する受刑者の様子から刑務所内のヒエラルキーが見えてくるという。

jikkuri_20211029_03.jpg
緑川によると、ヒエラルキーの1番上はヤクザ、また「特殊詐欺」は頭脳派に見られるようで上位。逆に「性犯罪」の受刑者は下に見られがちで、「自分の子どもや親を殺した人も非難される」とのこと。MCの名倉潤は「刑務所に入ってる時点で何しても非難されるべきやけどね」と。

●「刑務所用語」クイズ
そんな緑川が刑務所に入らない限り使わない「刑務所用語」を紹介。

「げそる」...食事を少なく盛ること。刑務所の料理は受刑者が作るので、炊場工場の受刑者に嫌われたり、いじめられたりしていると少ししか盛られないとか。

「アタリ」...自慰行為のこと。大部屋ではトイレで行為をすることが多く、使用する前には同部屋の受刑者に「アタリに行ってきます」と言うのだそう。また緑川に来る手紙の中には「アタリに使いたいのでお写真ください」と書かれていることもあるという。

●食事が美味しい刑務所ランキング
刑務所の食事に興味がある緑川のために、刑務所内の美味しい食事ランキングを送ってきてくれた受刑者もいたそう。7~8ヵ所の刑務所を知る受刑者によると、1番美味しかったのは「札幌刑務所」。北海道は水がおいしく、魚も北海道のものを使っているので美味しいとのこと。また「鹿児島刑務所」の食事は味が濃いとの感想だったそう。

別の受刑者からは刑務所の設備に関するレビューも。設備がいいのは「網走刑務所」で、極寒の地にあるためか暖房設備が整っているとか。逆に、住み心地が悪かったのが「横浜刑務所」で、暴力団系や凶悪犯が多いので刑務官が厳しいらしい。

jikkuri_20211029_04.jpg
刑務所では更正と再犯防止のために芸能人による慰問が行われることもある。名倉もネプチューンとして少年刑務所を訪れたことがあるそうで、「今度ライブがあるので来てください。あ、来れないか」と会場を沸かせたというエピソードを。慰問もしてみたいと語る緑川は、手紙を通じて孤独になりがちな受刑者と外の世界をつなぐことで、出所後の更正と社会復帰の手助けになればとやり取りを続けているという。

この他、元公安警察が、外国人スパイから日本を守る"公安"の実態を暴露!

PICK UP