注目ネクストブレイク!豊田裕大、俳優デビューでまさかの〇〇デビュー!?:じゃない方の彼女

公開: 更新: テレ東プラス

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どこにでもある普通の人生を送ってきた既婚者が、運命的に出会った魅力的な若い女性に振り回される不倫コメディ「じゃない方の彼女」(毎週月曜夜11時6分放送/テレビ東京系)。天然魔性系女子大生・怜子(山下美月)と同じ大学に通う心理学部の大学生・後川誠を演じているのが、ファッション誌「MEN'S NON-NO」専属モデルとして活躍する豊田裕大さん。本作が俳優デビューとなる豊田さんにドラマのことはもちろん、バスケに打ち込んだ学生時代から俳優を目指すまで、さらにプライベートの素顔や恋愛についてもうかがいました。

一見クールだけど仲良くなると...!?

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――今回が念願の俳優デビュー! 初めてのドラマ出演、周りの反響はいかがですか?

「Instagramに『「じゃない方の彼女」に出演します!』と投稿したら、200件ほどのコメントが届いて、やっぱりドラマってすごいと思いました。家族や古い友人からも『おめでとう』と言ってもらえてうれしかったです」

――「MEN'S NON-NO」の専属モデルとして活躍している豊田さんですが、モデルと俳優は違うと感じますか?

「撮影の度に感じています。モデルの仕事は写真で"瞬間"を切り取られますが、映像はOKがかかるまでは撮影しているので、ずっと役で居続けることが大事。できるだけ集中力を途切れさせないで、役になりきることだけを考えています。あと、"このシーンではこういう表情をする"など事前に何パターンか用意して、現場でどんなことが起こっても対応できるようにしています」

――演じている誠はクールな印象がありますが、どういう人物だととらえていますか?

「一見するとクールで色気があるキャラクターに見えがちですが、友達のノートをとってあげたりして人間味のある優しい男でもあります。クール過ぎず、優しさがちゃんと伝わるように演じたいと思っています。それを伝えるのが難しいんですけど(笑)。でも、僕も普段からクールと言われることが多いので、あまり意識せず演じているところもあるかな。自分の中にある"誠"の部分を出せたらいいなと思っています」

――豊田さんご自身も普段はクールなんですか?

「自分ではよく分からないですが、周りから言われますね。初対面がクールで、その印象がずっと続くらしいです。仲良くなったら口数も多くなっていくんですけど(笑)。目がちょっと冷たく見えるみたいで、"我関せず"という態度に映るのかもしれません。

そういえば、事務所に入る時の面接でも『何を考えているか分からないからもう一回話したい』と言われたのを思い出しました。自分では結構話せていたつもりでしたが、自己基準が低いのかな(笑)」

――そんな一見クールな豊田さんですが、オープニングテーマのダンスではキュートに踊っていますね。

「あれは本当に大変だったんです。急に踊ると聞いて1時間半くらいの練習で撮影しました。学校のダンスの授業でやったくらいで、ちゃんとダンスをしたことがなかったので踊れるのか不安で。ただ兄がやっていたので、いつかはダンスをやりたいと思っていたんです。まさか自分のダンスデビューが俳優デビューと一緒だとは思わなかったですけど(笑)。"じゃない方ダンス"、ぜひ振り付けもマネして踊ってもらいたいです」

バスケ一色の学生時代から俳優を目指すまで

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――高校時代はバスケットボールの強豪校で活躍されていたんですよね。どのような幼少時代だったのですか?

「兄と姉のマネをする形で始めて、3歳くらいからバスケが好きでした。中学まではメインで活躍して高校は強豪校に行ったのですが、なかなか大活躍とまではいかず......。身長179cmなんですが、やっぱりちょっと小さくて。あと1cmは欲しかった!」

――お兄さん、お姉さんもバスケをされていたっていうことは、ご家族みなさん長身なんですか?

「僕が一番高いですね。子供のころから家でジュースを飲む時は、その前に牛乳を飲まないといけないというルールがあって、ジュースのために牛乳を飲んでいました。で、肝心のジュースを飲む時はお腹たぷたぷ(笑)。今思うと親が身長や身体のことを考えて牛乳を飲む習慣をつけてくれていたのかな、と。他にもバスケを頑張れる環境作りをいろいろしてくれていたので、本当にありがたかったです」

――バスケに打ち込んできた中、なぜ俳優を目指すことにしたのですか?

「プロを目指してバスケをしていましたが高校で燃え尽きてしまって。大学で何をしようかと考えたときに"俳優"が浮かび上がってきました。小学生や中学生の頃はドラマが好きでよく見ていて、『何かを表現できるってすごい』と漠然と感じていたことを思い出して。高校生の時、菅田将暉さん主演の映画『溺れるナイフ』を見て衝撃を受けたことも大きいと思います。喜び、痛さ、切なさなどあそこまで表現できる人がいるなんて。

何も無いところから、俳優を目指すには自分の証明書を手に入れないと難しいのではないかと考え、登竜門である『MEN'S NON-NO』のモデルオーディションに募集しました」

――モデルのオーディションには11㎏ものダイエットをして臨んだそうですね。

「当時は"絶対入ってみせる!入れなかったもう終わりだ!"くらいの気持ちで。あの時期は『MEN'S NON-NO』のことしか考えていなかったので、ダイエットもそこまで無理してという気持ちはなかったです」

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――バスケも、俳優を目指してからの行動も、一度こうだと思ったら目標に向けて一直線のタイプなんですね。

「基本的に、ひとつのことしか集中できない人間なんだと思います。融通が利かないというか、一点集中型で、自分の中で目標を決めて意外と迷いなく進んでいます。頼るのは感覚のみという感じです。

俳優には、この"感覚"が大事だと思っていて。モデルになる前まではいい子に見られたい思いが強かったので、自分の気持ちを抑えることもありましたが、今は自分がやりたいこと、やりたくないことを素直に出して生きるようにしています。もちろん全部上手くいくわけではないですが、それでダメでも自分の意志で歩いた方がいいと思っています」

――ドラマのタイトルは「じゃない方の彼女」。豊田さんは長身イケメンでスポーツもできて目立つタイプだと思いますが、自分を"じゃない方"だと感じたことはありますか?

「バスケットで中学まではレギュラーでしたが、高校に入ってベンチスタートのシックスマンになった時は、そうだったのかもしれません。ただ、その時は必死だったので"じゃない方"とは感じていませんでしたが。何事ものめり込んでしまえば、"じゃない方"とか考えずに腐らず続けていける気がします。大事なのは"自分がどう思うか"ですよね」

――さすが、スポーツマン精神です! 最後に、本作で念願の俳優デビューをされましたが今後の目標は?

「最近、韓国ドラマをよく観ているのですが、『愛の不時着』のような作品に出られたらいいなと思いました。映像的にもキレイだし、丁寧に心理描写をしていて。そういう名作と呼ばれるような恋愛作品に出てみたいです。

役としては人間味のあるキャラクターを演じてみたいです。ドラマ『宮本から君へ』(テレビ東京系)がすごく好きで、池松壮亮さんが演じた宮本のように泥臭い感じにも憧れています。最近だと中国映画の『少年の君』も良かった。自分の内側から表現できるキャラクターを演じられるように演技を磨いていきたいです。そのためにはまだまだ勉強ですね」

豊田さんのこともっと知りたい!

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さらに豊田さんの素顔に迫るべく、プライベートなことも聞いてみました。

Q1 最近ハマっていることは?
「YouTubeで『岡田を追え!!』を見るのが好きです。港区に家賃3万7千円で住んでいる芸人さんを追ったチャンネルですが、シュールで面白いんですよ。言い回しやギャグセンスも素晴らしくて。気分転換する時に見ています」

Q2 モーニングルーティン&ナイトルーティンは?
「朝は、起きてすぐに携帯を確認して、顔を洗ったら、水か白湯を飲むようにしています。最初は健康や美容にいいと聞いて始めましたが、最近はこれがないとなんか物足りない。完全に自分のルーティンになっています。

夜は、お風呂に入ってさっぱりした後はパジャマ姿でお香を焚いて音楽を聴いてのんびり過ごしています。お香はいろんな香りがセットになったものを買ってきて、その時の気分に合わせて選んでいます。音楽は最近だとKeshiさんが多いですね。彼の関連アーティストを含めて聞いています」

Q3 理想のデートは?
「昼過ぎから映画とか観に行って、夜は予約した美味しいお店でまったりと過ごすのがいいかな。映画でなくても美術館とか海とか、なにか一緒に見たり聴いたりしたいんです。食事は和食が好きなのでウナギとか食べたい。お酒を一緒に飲んだりして楽しい時間を過ごしたいです」

こんな時、豊田さんならどうする?

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ドラマ「じゃない方の彼女」では、恋愛においてよくあるシチュエーションが多数登場。こんな時、豊田さんだったらどうするか、聞いてみました。

【シチュエーション1】
第2話で、友達の省吾(辻岡甚佐)が怜子を遊びに誘うが、怜子は誠たちも誘ってグループデートを提案。誠の彼女・彩菜(東野絢香)は「脈ナシ」と判断しましたが、省吾は怜子が案外ノリ希なことを喜んでいました。豊田さんだったら「脈アリ」と思っちゃう?

「まず僕はグループデートに誘うことはないですね(笑)。やっぱりデートは絶対2人で行きたい! 友達にも紹介したくないかも。付き合っている2人だけで時間を共有し合えれば、それで幸せだと思っちゃいますね。

そして本題(笑)。誘って喜んでくれたら、『好きなのかな?』と思っちゃいますよ。リアクションは正面から受け取りたいし、こちらも素直に出したいですから。このシーンを見て、女性の気持ちって分からないと思いました」

【シチュエーション2】
誠は思わせぶりな怜子のことを嫌いだと言いつつも、第3話ではあることをきっかけに気になっていきます。あんな風にされたら豊田さんも気になっちゃう?

「あんなに近づいて服についた糸くずとか取られたら、『ウソでしょ』って思っちゃうかも(笑)。ただ、そういうところもかわいくて自分の気持ちが動くなら、それもいいなと思っちゃうんですよね。それも彼女の個性。あのノリに一緒に乗っちゃうのも楽しかも。

誠のように、怜子のことを嫌いだと思っていたけど気持ちが180度回転して好きになってしまうのも分かります。"嫌い"というのはその子のことを少なからず気になっている証拠ですから。"嫌い"になるということは"好き"になる材料があるんですよ。きっかけがあれば気持ちは持っていかれると思います」

【シチュエーション3】
怜子は、誠の友達が好きな相手であり、誠の彼女の友達でもあります。友達の好きな人や、彼女の友達を好きになってしまったら、豊田さんならどうする?

「どちらにもハッキリと言うのが理想だと思います。まず、彼女に対しては『好きな人ができたから別れたい』、友達には『実は僕も好きなんだよね』と言って、自分の気持ちを好きな人に伝えるのはその後かな。これをしないで好きな人への告白を先にしちゃうと大変なことになる。自分の気持ちを隠すと、いろんな人が傷つくことが多いと思います」

ヘアメイク:Emiy スタイリスト:豊島猛
(撮影/uufoy 取材・文/玉置晴子)

【プロフィール】
豊田裕大(とよだ・ゆうだい)
1999年4月10日生まれ。神奈川県出身。2019年、第34回「MEN'S NON-NO」専属モデルオーディション」をきっかけに専属モデルに。2021年5月、中村倫也、松坂桃李、菅田将暉ら人気俳優を擁する大手芸能事務所「トップコート」に所属し、俳優活動をスタート。本作が俳優としてのデビュー作となる。
Instagram:@litianyuda

自分のことをこんなに知っているなんて......誠が怜子に惹かれていく!? 10月25日(月)放送のドラマ「じゃない方の彼女」第3話は?

第3話
雅也(濱田岳)は怜子(山下美月)の20歳の誕生日を一緒にお祝いしたいが...気が付くと見知らぬベッドの上だった。横には怜子の姿が...。昨夜の出来事が思い出せない雅也は、二人に関係があったのか?なかったのか?思い悩む。そんな状況に怜子とはっきり一線を引こうと決めた雅也。そんな中、妻・麗(小西真奈美)からは「なにかやましい事あるんじゃないの?」と言われてしまい...。さらに、怜子からも思わぬ言葉が!運命の恋が新たなピンチを迎える!?

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