謎に包まれた”叫ぶミイラ”をCTスキャンで解析!歴史的な発見が...!?:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

10月21日(木)夜6時25分からは、ゲストに井森美幸つるの剛士滝沢カレンを迎えて、「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」【古代エジプトの棺を開けろ&世界最大のカブトムシ探せ】を放送!

「テレ東プラス」では、10月7日に放送された番組の中から、「謎に包まれた"叫ぶミイラ"をCTスキャンで解析!歴史的な発見が...!?」の内容をプレイバックする!

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エジプトの2大観光地「エジプト考古学博物館」。世界中から観光客が殺到する理由は、歴史上最も高価な財宝「ツタンカーメンの黄金の仮面」が展示されているから。10kgの純金で作られたこの仮面の価値は、ムンクの"叫び"の落札額が約100億円、"モナ・リザ"が約900億円と言われる中、なんと300兆円!

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他にもツタンカーメンの墓からは、煌びやかな副葬品の数々が発見されている。その中で最も黄金を使った財宝が、ツタンカーメンのミイラが入っていた黄金の棺。なんと110kgもの金が使われており、棺が3重に重ねられていたというから驚きだ。そんな数々の国宝を所蔵する考古学博物館には、立ち入り禁止!禁断の地下室があるという。

地下室への入口は、限られた関係者しか入ることができない。そんな特別な空間に、番組がエジプト考古省と6カ月に渡る交渉した結果、潜入することに成功! 今回特別にその模様を公開する。
謎のベールに包まれた禁断の地下室には、約2万点ものエジプトの遺物が保管されていた。その一つひとつが、箱を開けることすら許されない門外不出の宝物。奥にはこれから研究予定の貴重なミイラが保管されているが、ここで見たこともない特殊なミイラを発見!

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現れたのは、何かを訴えかけるように口を開けて叫ぶミイラ。心臓麻痺などの理由で苦しんだまま息絶え、そのままミイラ化されたもので、歴史上、数十体しかない極めて貴重なミイラだという。これにはスタジオの有吉も「ちょっとすごい...」と絶句。

叫ぶミイラの死因を調べることで、当時の医療事情や歴史的背景が明らかになることも。今回、歴史を紐解く可能性を秘めたこのミイラを、エジブト考古省全面協力のもと、番組が特別にCTスキャンすることに。死因や持病を徹底調査し、叫ぶミイラが残したメッセージを暴く!

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ミイラ研究の世界的権威サハル・サリム教授の調べによると、このミイラは巨大神殿などを設計した天才建築家・センムトの近くに埋葬されていたそう。つまりセンムトの親族である可能性が高いが、身分が高いと推測できる彼女が、なぜ叫んだ状態で死亡したのか? その謎を解明すべく、ミイラを100年以上の時を経て外に搬出し、CTスキャンする。体はもちろん皮膚や骨、脳に至るまであらゆる角度からデータを抽出し、叫ぶ理由を突き止めるのだ。

通常、叫ぶミイラは死の間際に苦しむあまり、不自然に足がねじれたり手に力が入っていることが多いというが、このミイラの体には苦しんだ形跡がなく、表情だけが苦悶に歪んでいる。データをもとに解析を進めると、意外な事実が発覚した!

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解析の結果、このミイラは50歳くらいの女性と判明。通常ミイラは防腐処理の一環として口が開かないよう顎と頭を綿の紐で縛るが、このミイラは縛った形跡がなく、何千年という長い時間をかけて口が開いたと推測できる。
駒澤大学・大城道則教授によると、ミイラを作る時には納棺師のように処置する職人がおり、身分の高い人には腕の良い職人が、身分の低い人には腕がない職人がついたという。腕がない職人は稀にミスすることもあり、口が開かないようにする処置をやり忘れた可能性が。この意外な理由に「ちょっと衝撃だった! めちゃめちゃ面白いVTRだな! あんな状態でミイラになるんだね」と驚く有吉だった。

10月21日(木)夜6時25分からは、ゲストに井森美幸、つるの剛士、滝沢カレンを迎えて、「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」【古代エジプトの棺を開けろ&世界最大のカブトムシ探せ】を放送!

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・人気企画「古代エジプトの棺をあけろ」
今回はエジプト考古学の最高権威ザヒ博士が緊急出演!博士自身が今年発見した50の棺からおすすめの棺を1つ中継で開封!それはこれまで見たことない古代エジプト3000年前の巨大な棺!スタジオ出演者が騒然とした棺の中身とは!?

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