農業ドラマで初共演!犬飼貴丈×松村沙友理、お互いをアニメキャラで例えると?:農家のミカタ

公開: 更新: テレ東プラス

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群馬県高崎市が舞台の地域密着農業ドラマ「農家のミカタ」を、テレビ東京系にて10月23日(土)午後4時より放送! 地域創生によるまちおこしを志し、市役所の農林課にUターン転職した主人公が、日本の農業の現状を知っていく中で、成長していく物語。高崎の地元野菜を使った"農家メシ"も見どころのひとつです。

主人公を演じる犬飼貴丈さん、新たに農家に転身した農業女子を演じる松村沙友理さんに撮影エピソードや"農業"に対するイメージの変化などについてインタビュー。さらに、アニメが共通の趣味とのことで、お互いをアニメキャラに例えていただきました。

犬飼貴丈は〇〇にモテモテ!?

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――今回、初共演のお2人ですが、お互いの印象は?

松村「私は初共演ですが、犬飼さんは、私が元所属していた乃木坂46のメンバーと共演されていることが多いイメージで、勝手に縁がある方だなと感じていました(笑)」

犬飼「ありがとうございます(笑)。松村さんは、最初にお会いした時はフワフワしている方という印象でしたが、本番になるとバシッと切り替え、ものすごい集中力を発揮されていて尊敬しました。集中力は、もしかしたら僕がご一緒した乃木坂メンバーで一番かもしれないです」

松村「本当ですか!? うれしいです!」

犬飼「これ、全員に言ってるんですが(笑)」

松村「えっ!?(笑)」

犬飼「冗談です(笑)。あと、話しながら常に手がうねうねと動いてるので、"手がよくしゃべる"方だな、という印象ですね」

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――松村さんのアニメ好きは有名ですが、実は犬飼さんもお好きとのことで。お互いをアニメキャラに例えると?

犬飼「松村さんは『撲殺天使ドクロちゃん』のドクロちゃんですね」

松村「えー!うれしい!!」

犬飼「天真爛漫で、自分の雰囲気がある、その独特な世界観がステキだなと思って」

松村「"ドクロちゃん"という名前ですが天使なんです。普通にイメージする天使とは違うと思いますが(笑)、ビジュアルも良くてかわいいんです」

犬飼「キャラクターの面白さも似ているな、と(笑)」

松村「犬飼さんは『テニスの王子様』の跡部景吾ですね。見た目も、モテるところも。撮影中、犬飼さんの周りに尋常じゃないくらい虫が寄ってきていて、"これは虫が惚れてるな"という感じで虫にモテモテでした。それほど口数は多くないけど、発する言葉が全部面白いところも含め、跡部さんっぽいかなと」

犬飼「まぁ、僕は"虫界の貴公子"と呼ばれてますからね(笑)。人間には微妙ですが、虫にはモテるんです。先日、田舎に行った時も、あっという間に11ヵ所ほど蚊に刺されましたから」

松村「やっぱりモテモテですね(笑)」

――10月2日(土)~5日(火)に、物語の舞台となっている群馬県高崎市でロケが行われましたが、高崎の印象は?

犬飼「とにかくロケ弁が美味しかったです。地元の食材を使って作られたお弁当で、1つ1つがとても美味しくて。タイトなスケジュールだった撮影の励みになりました」

松村「高崎市の広さにビックリしました。高崎駅の近くはお店もたくさんあってにぎやかだったのですが、車で1時間くらい行くと一面に山や畑が広がって、空気も美味しくて。ひとつの町でもいろんな要素があるのだと感じました」

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――犬飼さんは市役所の農林課にUターン転職した主人公・進藤優弥、松村さんは農家に転身した新規就農者・仁田涼子を演じられています。どんな役どころですか?

犬飼「自分を大きく見せようと張り切るあまり空回ってしまう人です。ただ、新しい環境に身を置く時にちょっとでも良く見られたいと思うのは、誰しも少なからず抱く気持ちだと思います。そこをぐっと凝縮して前面に押し出した人なんだと思います」

松村「犬飼さんは役柄のイメージにピッタリでした。私が演じる涼子は、最初のイメージは"ツンデレ"でしたが、人物像を追う中で、ただのツンデレではなく一つの信念があってそこに向かって突き進んでいる女の子だとわかりました。キツめの性格も、その信念があるからこそこうして強く生きていくしかなかったんだと思います」

農業に対する意識と行動の変化

――日本の農業は、農業人口の激減や後継者問題などの課題もありながら、お2人が演じる若い担い手の登場や農業のIT化など様々な変化も起こっています。この作品を通じて農業に対するイメージは変わりましたか?

犬飼「"農業"とひとくくりに言っても、いろいろな役割を持ったたくさんの方が関わっていることに驚きました。そして、ひとりひとりが野菜や作物に愛情を持って育てていらっしゃる情熱に感動しました」

松村「実際に農家の方にお会いして驚いたのは、まるでセリフのようにスラスラと野菜の説明をされるんです。理由を尋ねたら、『ただ美味しい野菜を作るだけではなく、それをたくさんの人に知ってもらって売ることが大切だから』とおっしゃって。農家は経営者でもあるんだなと感じました」

――農業に対する見方が変わることによって、自身の行動や意識に変化はありましたか?

犬飼「スーパーで野菜を買う時、適当に選ぶのではなく、産地を確認したり、生産者の方の写真も見るようになりました。野菜に興味がでて選択肢が広がったような気がします」

松村「収穫の仕方を教えていただいた時に、ちょっとでも傷や虫がついていると出荷できないなど基準が厳しいと感じました。味は変わらないのに、見た目がちょっと劣るだけでダメ。基準を通ったスーパーに並んでいる野菜にリスペクトを感じましたし、一方で、傷物やB級品と言われてしまう野菜も積極的に買っていこうという気持ちになりました」

――農業に携わる"農業女子"や"農業男子"に対してのイメージは?

犬飼「松村さんが"農業女子"を演じられているのを見て、女性でもたくましくてステキだと感じました」

松村「私もたくましさを感じました。自然が相手なので思うようにいかないことも多い中、モチベーションを保つことや、根気強さも必要だと思いました」

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――ドラマでも地元野菜を使った料理がたくさん登場しますが、お2人がオススメする野菜料理を教えてください。

犬飼「今年の夏はゴーヤをたくさん食べました。切って塩もみして苦味をとったものを、しょうゆ漬けや浅漬けにして」

松村「ドラマにも登場する"ターサイ"という野菜を使ったレシピを、農家さんに教えていただきました。豚肉と卵と一緒に鶏ガラスープで炒めるだけで美味しいそうなので、作ってみようと思います」

――本作は高崎の美味しい野菜や作物を知ってもらい広めていこうと奮闘するドラマですが、お2人が今ハマっていて広めたいものは?

犬飼「『ほりにし』という調味料です。これまで出会ったスパイスの中で1番と言ってもいいくらい美味しい! いろんな味が複雑に混じったスパイスで、料理が地中海っぽいものになります。お肉を焼く時に使ったり、炒めた野菜にかけたり、ご飯にふりかけるだけでも美味しい。僕にとっては万能調味料で、常に持ち歩いているほどハマっています」

松村「私は『マッサージガン』にハマっています。肩こりにも腰にも効く全身どこでも使えるマッサージ器で、私は足の裏によく使っています。気持ちいいだけでなくスッキリします」

犬飼「僕も好きです。首と肩の境界線のあたりと足によく使います」

松村「私も『ほりにし』気になるので、探してみます」

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お2人が出演するドラマ「農家のミカタ」は、10月23日(土)夕方4時より放送。

あらすじ
進藤優弥(犬飼貴丈)は大学卒業後、東京の広告代理店で働いていたが、地域創生に関わる仕事がしたいと、地元高崎にUターンで戻ってきた。「地元を変えるんだ!」と華々しい仕事を夢見るも、配属された市役所の農林課では実際の仕事とのギャップにとまどい空回りする始末。さらに地元の新規就農者である仁田涼子(松村沙友理)から農業の現実が見えていないことを批判されてしまう。落ち込む彼を救ったのは...。
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