長男誕生から16年。第二子誕生までに何が？3年後の兄弟に密着！：YOUは何しに日本へ？

日本を訪れる外国人たちを、空港や街でアポなしインタビュー！そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ？」（毎週月曜夜6時25分～）。今回のテーマは、「あのYOUの未来へタイムスリップ！バックトゥーザフYOUチャーSP」。あの世とこの世を越える！？アンビリーバボーなYOUが続々登場する95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか？

過去に取材したYOUの、激変したその後に再密着する「激変YOU」。

2018年12月3日放送の回、空港で直撃したのは、ボリビア出身・都内在住8年（当時）のフランシスコさん（当時36歳・右）家族。妻のパメラさん（当時36歳・左）は、なんと翌週に待望の第二子の出産を控えていて、出産に立ち会う母親のベアトリスさん（中央）を空港に迎えに来たところだった。お兄ちゃんになる第一子はもう16歳なので、かなりの年齢差だ。快諾いただいて、予定日の3日前から出産を見届けるまで密着させてもらうことになった。

夫婦の出会いは2000年。高校の同級生から恋人同士になり、大学2年で長男を授かって学生結婚&出産した。それからは共働きし、生活するので精一杯。仕事の都合で日本に移住し、生活が安定したところで第二子を望んだが、二度もつらい流産を経験した。諦めようとしたが、兄弟を欲しがる息子に背中を押されたという。

ボリビアでは親戚に囲まれてにぎやかに暮らしていたが、日本に来てからは言葉もわからず、ひとりぼっちで「いちばん近い仲間が欲しかった」という長男のセバスチャンくん（当時16歳）。「自慢のお兄ちゃんになれるようにがんばる」と、夢を語ってくれていた。

しかし、16年ぶりの出産でパメラさんに緊急事態が...。生まれた赤ちゃんは呼吸が弱く、集中治療室に入ることになったのだ。取材続行は難しいという判断で、ここで密着は打ち切りになってしまった。あれから家族はどうなったのか...ずっと心配だった。

しかしあれから3年、待望の再会が実現することになった！さっそく自宅をたずねてみると...、あのとき集中治療室に入ったマティアスくん（現在3歳）が、激変して元気に登場♡

生まれた直後は呼吸が弱かったが、その後はすくすくと成長し、先月3歳の誕生日を迎えたのだそう。良かった～！しかも、4月からは幼稚園の年長さんに。3年前に弟の誕生を待ちわびていたセバスチャンくんも、今やすっかり大人っぽい19歳に激変！弟が生まれてから生活は一変し、家族が明るくなって毎日が楽しいという。

とにかく兄弟仲良しで、ママに怒られたマティアスくんは、いつも兄に救いを求めにくるほど。今、セバスチャンくんは、弟と一緒に大好きな自転車に乗ってサイクリングしたいと夢見ている。

3年間いつも一緒だったけれど、そんな兄弟にもさらに激変が訪れることに。じつはセバスチャンくんは3月に高校を卒業し、9月から4年間、オランダの大学に留学することになったのだ。だから離れている間も弟が自分を忘れてしまわないように、留学前に思い出を増やしたいと考えていた。

留学前の最後の休日、家族4人で思い出作りの旅にやって来たのは...？都心から車で約1時間半のグランピングキャンプ！ 8人まで泊まれる広々したテントの豪華さに、家族はテンション爆上げだ。セバスチャンくんが大のキャンプ好きということで、今回はここ「鹿の音グランピング花山水」（千葉）という人気のリゾートで、思い出キャンプをすることになったのだ。

大自然の中で初めての川遊びに大興奮したあと、テントに戻った家族の前に現れたのはブルーの大きな布...。マティアスくんが布を取ると、そこにはなんとカッコいい自転車が！じつはセバスチャンくんの"兄弟で自転車に乗りたい"という夢を叶えたくて、番組からサプライズプレゼントさせてもらったのだ♪ みんなに喜んでもらい、さっそく自転車の練習か～と思いきや、当の本人はちょっと怖かったのか、別の遊具で遊びたいと言い出した（笑）。

しばらく遊具で遊んでから、弟に自転車を教えたいセバスチャンくんが「教えてあげるからちょっと乗ってみよう」と誘って、練習をリスタート。ちょっとがんばったらまた遊具で遊びたいと言い出したけれど、短時間でグッと進歩。自分の自転車にちょっと愛着も湧いたようで...マティアスくん、これからいっぱい練習してね！

そして今夜のキャンプ飯は、セバスチャンくんが母の手料理でいちばん好きだというラザニア！誕生日やお祝い事など、特別な日にだけ作ってくれるというおふくろの味だ。セバスチャンくんはこの最高の味を忘れまいと、がっつりおかわりした。

楽しい時間も残りわずか。夜ご飯のあとのくつろぎの時間、セバスチャンくんは両親に、サプライズで手作りの写真立てをプレゼントした。「FAMILIA」（家族）というスペイン語を紙粘土で作り、半分に割って飾った2つでワンセットの写真立て。フランシスコさんが、「セバスの将来のためだから、寂しいけどみんなでがんばる。離れていても家族だから」と息子に愛を伝えたところで密着は終了。