家族でも観られちゃう不倫ドラマ！？ 10月11日（月）スタートのドラマ「じゃない方の彼女」（毎週月曜夜11時06分放送／テレビ東京系）のリモート会見が行われました。

秋元康が企画・原作を手掛ける、これまでにない不倫コメディ。人は誰かが誰もの"じゃない方"であり、"である方"というメッセージが込められた本作。これまで地味だけど愛する家族のため真面目に暮らしてきた男性が、ある日、魅力的な女性と運命的な出会いをしてしまったら......不倫しないでいられるのか！？ 妻か？　妻"じゃない方"の彼女か？　今まで関わったことのないタイプの女性に翻弄され、戸惑いながらも道ならぬ恋の沼へと沈んでいく男の姿が何故か笑える、今までにない新ジャンルの不倫コメディです。

会見には、家族を愛しているのに魅力的な女子大生に翻弄されてしまう主人公、大学准教授・小谷雅也役の濱田岳さん、雅也を惑わせる天然魔性系女子大生・野々山怜子役の山下美月さん（乃木坂46）が出席。雅也の妻・麗を演じる小西真奈美さんからは「テーブルの下で、こっそり手つなぎ会見とかやめて～（笑）」とのコメントが届きました。

不倫×コメディという今までにないジャンルのドラマに挑む濱田さん。毎日が「戦い」と表現し、「不倫という言葉の持つネガティブな要素が強すぎて、みんなで高い壁に向かっている状態。僕が演じる雅也は、惑わされ、振り回され......の連続なので、受け身の状態でどう不倫をコメディに持っていくかが毎日の課題です。思いやりを忘れない、何でも笑いに変えてしまうバランスを大切にして、見てくださる方を少しでも笑顔にするという気持ちで演じています」とコメント。戦いの日々の中でも、家庭でのシーンでは雅也は常にピンチの状態なのだそう。「雅也と同じように家に帰りたくないなという気持ちになってます」と笑わせました。

雅也と道ならぬ恋に落ちてしまう女子大生を演じる山下さんは、「10歳以上年の離れた大学の先生という立場の男性に、どうすれば好きになってもらえるか、魅力的に見てもらえるか、常に考えながら演じています」と役への取り組みを話し、好きな人に対する"目線"の使い方を意識しながら、「子どもっぽく見え過ぎないように若さゆえの勢いを大切にして、"どうやったら沼に落とせるか"を考えています」とコメント。山下さんが演じる"天然魔性"の怜子に期待です！

記者からの「自分が"じゃない方"だと感じる時は？」という質問に対し、今回は女性からグイグイ来られるシーンが多いのですが、濱田さんは「いつものように高嶺の花を狙ってフラれる役の方が楽だったなと感じる時、"じゃない方だな"と思いますね」とコメント。山下さんは、乃木坂46として歌番組に出演した際、「自分の方にカメラが向いているのでポーズをとったら、カメラは後ろの子を撮っていた時」と答え、取材陣の笑いを誘いました。

また、「怜子のような魔性の女性がいたら？」という質問には、「もし友達が怜子ちゃんに狙われていたら、『あの子はやめておけ』と言うと思いますね」と濱田さん。山下さんも「怖いです！ 怜子ちゃんが恋敵になったら、私が身を引きます」と不戦敗を宣言！？

そして最後は、視聴者へのメッセージを。山下さんは「怜子の感情の動きに注目して欲しい。家族で笑いながら観ていただきながら、人が人に対して与える愛情を感じてくださったらいいですね」と。濱田さんは、「答えのない不倫×コメディに手探りで挑んでいます。僕らが迷走したら、最後はインド映画みたいに踊り出すかもしれません（笑）」と。
雅也と怜子の道ならぬ恋の行方はどうなっていくのか...⁉　雅也の翻弄される姿に突っ込みを入れながら、是非楽しんでご覧ください！