ひろゆき、岸田文雄にまさかの「総理大臣向いてなくね？」

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米イェール大学助教授の成田悠輔さんと、2ちゃんねる創始者の西村博之（ひろゆき）さんが日本や世界の根本的な問題に新しい視点を提供するトーク番組『Re:Hack』。

今回は、ゲストに100代目内閣総理大臣に就任した自由民主党・岸田文雄さんを招き、日本の今後を徹底議論した。※収録は総裁選前

豪華出演陣もスタジオにはパンダ一匹

収録日は2021年9月11日。総裁選で多忙を極める岸田さんはオフィスから、成田さんは仕事の都合で米国から、ひろゆきさんはいつも通りフランスからリモート出演することに。

そう、スタジオは.....

ピラメキパンダが一匹(一人？)

地味なキャラ「私の地がこれだと」

シュールな絵面はさておき、画面の岸田さんの背景には地元・広島東洋カープのユニフォームと布。実は開始前に秘書の方が、事務所に積まれた段ボールを隠すため、あわてて被せたことを付記しておく。

口火を切ったのは成田さん。自身の母親が「岸田さんがイケメンだけど地味」と話していたとのことで、「岸田さんが地味だというのは世の中の共通認識なのではないか？」と問いかける。いったいこの地味キャラは天然なのか意図的なのかーーー。

「基本的には私の地がこれだと思います」岸田さんは笑みを浮かべながら淡々と答える。その上で「アピールすることも政治家にとって大切なことではあるが、今求められているのは、対話を通じて信頼と協力を引き出していくリーダーだ」と話した。

総理大臣、向いてないんじゃないですか？

ここでじっと2人のやりとりを聞いていたひろゆきさんが口を開く。「岸田さんは地味と言われてる自覚はあるんですか？」

岸田さんは間髪入れず「地味だねとか印象が薄いとか仰る方もいます」と素直に認め、ひろゆきさんと成田さんの顔に笑みがこぼれる。岸田さん自身も笑顔。「地味キャラ指摘」はまんざらではないようだ。

だがしかし、その後の言葉を紡ぐ岸田さんは険しい政治家の顔に早変わりした。「無理してはしゃいで存在感を示すよりは、自分の持ち味の意味を皆さんに説明したい」

回答に満足いかないひろゆきさん。「政治家ってのはオレがオレがってタイプの人がなるものですよね。総裁選に勝つっていうことは総理大臣になるっていうことですが、向いてないんじゃないですか？」
岸田さんは「過激な改革家の方が目立つが、自分の強みをアピールしたい」と説明するがひろゆきさんは止まらない。

地味キャラ改革に前向き

他の政治家の失言・不祥事などを事例を挙げながら「岸田さんって理性的すぎて。生まれつきなんですか？」と突っ込むひろゆきさん。

岸田さんは「目立つことが目的ではなく1つの結果を出すことが目的。意識的に地味になろうとか目立たないようにしようとは思っていない」と繰り返す。

岸田さんのキャラ通りの真面目な返答にひろゆきさんは大喜び。岸田さんにノリノリで地味キャラ改革を提言する。成田さんの独特な形状のメガネを例に挙げながら「見た目だけでも派手にしたら明るい雰囲気になるじゃないですか。ネクタイ変なもの付けてもいいんじゃないですか？」

岸田さんは間を置いて「ご指摘踏まえて工夫してみます」と返答。岸田さん自身、地下鉄でも気づかれない経験があり、自身のステルス性に自信(？)があったが、今後は「地味キャラ改革」に取り組む意向のようだ。真っ赤なネクタイや分厚い丸眼鏡、あるいは趣味の筋トレを活かしたタンクトップ姿で国民の前に姿を表すこともありえるのだろうか。