なぜ?元カレと同居する30歳のバリキャリ女子...ちょっと不可解な別れた理由とは?:ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」

公開: 更新: テレ東プラス

【3行まとめ】
ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」第7話(最終話)をプレイバック!
・ドラマ部に異動の打診を受けたディレクターの玉岡直人は、おそらく最後になるであろう取材先で、別れた彼氏と一緒に暮らすキャリア系の女性と出会う。
・直人は2人の話を聞いているうち、つい出しゃばった行動に出るが...。

「7話分のハイライト流れた時、うるっと泣きそうになった...」「面白かったー。毎週泣かされた。 特に研ナオコの回が最高だった!」との声が続々、「テレ東プラス」では、最終話の内容をプレイバックする。

『家、ついて行ってイイですか?』のディレクター・玉岡直人(竜星涼)は、番組プロデューサー・柏崎瞳(にしおかすみこ)から、希望していたドラマ部への異動を打診される。複雑な心境を抱えつつ、最後になるであろう取材対象者を探しに新橋駅に行くと、酔ってはしゃぐ一行と遭遇。営業成績全国1位で表彰された清野ともこ(鈴木杏)のお祝いで、チームで飲んでいたという。

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いかにもデキる女風のともこだが、なんと別れた元カレと同居中。興味を持った直人は、ともこの家について行くことに。

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30歳のともこ。年季が入った鞄をツッこむと、「もうボロボロで。でもすごく使いやすいので、直しながら使ってるんですけど」と答えてくれた。元カレとは3年付き合って同棲したものの、先週別れたという。「約束を向こうが破ったんですよね。私は20代のうちに結婚したくて、それを彼にも宣言して約束してたんですけど、結局プロポーズとか何もなくて」と話す。

「改めて真剣なプロポーズされたらどうします?」

「...ないですね。向こうもする気ないと思うし」

自宅に到着すると、「1分だけ待ってもらっていいですか?」と中に入る。ちょうど1分でドアが開き、「私、約束守るタイプなんで。どうぞ」と招き入れてくれた。ともこと一緒に出迎えてくれたのは、IT企業で働く35歳の元カレ・谷田勝(尾上寛之)。

自宅は築20年の1LDKで、家賃は10万円。リビングの床には無造作に毛布と枕が置かれており、谷田はそこで寝ているという。「ベランダで寝ろって言ったんですけど、寒いとか言うんで。仕方ないから」と説明するともこ。

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ダイニングテーブルには、焼きそばの食べ残しが置いてある。「汚いから片付けて。食べ終わったらすぐやってって言ってるじゃん」と厳しい口調で言うともこ。谷田は明るく謝り、直人に「食べますか?」と食べかけの焼きそばを差し出してくる。直人は苦笑いしながら断るのだった。

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アルバムが捨てられているのを見つけた直人。「もうゴミなんで」と言うともこだが、中には仲が良さそうな2人の写真がたくさん貼られていた。2人の出会いは3対3の合コン。遅れてやって来た谷田は「ごめんごめん、持病の仮病が再発しちゃって」と話し、みんなを笑わせた。

「男女交互に座ろうよ。今日は心華やぐ、気持ち沸き立つ合コンなんだよ」

谷田の提案に、笑いながら「男女交互に座る必要ありますか? 見知らぬ他人にパーソナルスペースに入ってきてほしくないので、私たちはこのままで」」と異論を唱えるともこ。空気が凍りつくが、「そうそう、パースぺ大事。交互に座るなんてありえないだろ!」という谷田の一言で場が和む。

乾杯をし、住んでいる場所の話題で盛り上がる一同。またしても「個人情報なので教えられません」と空気を凍りつかせるともことは対象的に、番地や部屋の番号まで発表し、笑いをとる谷田。

酒が進み、ちょっとしたゲームをすることに。「いちばん第一印象が良かった人、指さして。3、2、1」というカウントに、ともこはきっぱり「いません」と答える。ここでも谷田がフォローをするが、ともこは「朝早いんで、お先に失礼します。4000円でしたよね?」とさっさと帰ろうする。

「1000円でいいよ」

「いえ、きっちり払いたいんで」

4000円を差し出し帰って行くともこを、谷田が追いかける。

「なんですか?」

「お釣り。正確には一人3980円だから」

谷田は20円をともこに渡す。

「頂戴します」

「君、面白いね」

「面白いこと、何ひとつ言ってませんけど」

「ゆるぎない自分を持ってる。媚びない部分が清々しい」

「おちょくってます?」

「いやいや...これでも口説こうとしてるんだよね」

その後、幹事からともこの連絡先を聞いた谷田は、粘りに粘って付き合ってもらったという。お互い「うるさい奴」「気遣いゼロ」という印象だったが、そこが良かった。

ともこの30歳の誕生日。リビングでネイルを塗っていると、時刻は夜の12時に。すると突然電気が消え、谷田がバースデーソングを歌いながらケーキを持ってきた。

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複雑な表情でケーキを見つめていたともこは、火を吹き消さずに電気をつける。

「ともこ、おめでとう!」

「...別れよっか」

「え? ちょっと待って、どうして」

「約束破ったから」

「約束って」

「私、20代で結婚したいって言ったよね。40秒前に30歳になったから、別れよう」

「30歳になったばかりじゃん。まだ20代みたいなもんじゃないの! それに結婚のことは、俺だってちゃんと考えてて」

「私、言い訳嫌いだから。今月末までに出てって」

ともこは扉をピシャっと閉め、寝室に消えてしまった。

"20代のうちに結婚して31歳で子どもを産み、33歳で職場復帰"という厳密な人生設計を立てていたともこ。直人の取材に「一事が万事だと思ってるんですよ。大事な約束を一つ破って、これから先も大事な約束を破り続けるだろうなと思った」と語る。

「...なるほど。なんでプロポーズしなかったんですか?」と聞く直人。

「いやぁ、完全に忘れちゃってましたね」

「ね? 最低でしょ」

そう言うと、深夜にも関わらず出て行くよう命じるともこ。谷田はしぶしぶ荷造りをし、「残りの荷物は送って。送り先は連絡する」と出て行こうとする。すると...。

(ピンポーン)

玄関のチャイムが鳴る。ドアを開けると、先ほどまでともこと飲んでいた同僚の2人が酒を持って立っていた。「一緒に飲もう」と誘われ、初対面にも関わらずすぐに打ち解ける谷田。つまみを忘れてきた2人のために、オムそばを作る。

「ともこさんって、谷田くんと付き合ってから丸くなったよね」

「なに? 丸くなったって。太ったってこと?」

「いやいや。前までは笑うこと少なかったし、鬼みたいな人って思ってました」

「今は優しい鬼って感じ」

「ちょっと、ひどーい!」

深夜2時近くになり、2人は帰って行った。片付けを終えた谷田は出て行こうとするが、去り際にプレゼントの包みを取り出し、ともこに渡す。

「誕生日に渡そうとしてたの。俺が持ってても仕方ないから」

中身は、ともこが愛用している鞄の新品だった。

「付き合った直後にあげたの、気に入ってたみたいだから。同じの買ってきた」

「いらないから!」

「...だよな」

鞄を投げつけるともこ。谷田は悲しそうにそれを拾い、出て行くのだった。
直人が「後悔しませんか?」と聞くと、ともこは葛藤しつつも「しません」と答える。しかし直人はある作戦を思いつき、とぼとぼと歩く谷田を追いかけて呼び止めた。

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「最後に一つだけいいですか? プロポーズの約束忘れたって、本当は嘘ですよね」

「...え?」

「誕生日にともこさんが一番欲しいものを渡す...そんな谷田さんが、プロポーズの約束を忘れるはずがない。プロポーズしなかったのには、何か理由があると思うんです」

「......」

「どうせ別れるんだから、最後くらい素直になっちゃえばいいんじゃないですか?」

「自信、なかったんです。俺に対していつも厳しいから。ダメ出しばっかりだし、あんまり俺のこと好きじゃないのかなって。だから、プロポーズする自信も勇気なくて」

「じゃあ、結婚したかったんですか?」

にっこり笑って「もちろん」と答える谷田に、直人は「聞こえました?」と後ろを振り返る。すると隠れていたともこが顔を出し、「自信がないって、中学生かよ」と呟いた。

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部屋に戻った3人。気まずい空気が流れる中、直人は「ともこさんは谷田さんのことどう思ってたんですか?」と尋ねる。ともこが言い淀んでいると、「答えてください!」と語気を強める直人。谷田は「キャラ変わってませんか?」と戸惑う。

「実は、今日でこの番組のディレクター最後かもしれなくて。谷田さんとともこさん、このまま別れたら後悔すると思うんです。きっと俺も、これが最後の仕事だったら後悔する。だから口出ししちゃいました」

「......」

「ともこさんは、谷田さんのこと好きだったんですか?」

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「谷田のことは...」

果たして、ともこが出した答えとは...。

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