FRBパウエル議長 供給網の混乱に「いら立ち」<モーサテ>

公開: 更新: テレ東プラス

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オンライン討論会で発言したFRBのパウエル議長

FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は29日、新型コロナからの景気回復が続く過程で、サプライチェーンにボトルネックが生じている状況について「いら立ちを覚える」との認識を示しました。

パウエル議長は、こうした状況は、来年も続く見通しだとしたうえで、「インフレが予想以上に長期間、高止まりする可能性がある」との見方を明らかにしました。ECB(ヨーロッパ中央銀行)が開いたオンラインの討論会で発言しました。一方、同じ討論会に出席した日銀の黒田総裁は、自民党の新総裁に岸田文雄氏が選出され、政府と日銀の関係に変化が起こるのかを問われ、次のように述べました。

「極めて緩和的な金融政策を維持するだろう。2%の物価安定目標をできるだけ早く達成するために。これは日銀の使命で、変わらないだろう」

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