渋谷スクランブル交差点の書店が潰れない理由...不死身の「リアルサイボーグ日本兵」都市伝説：やりすぎ都市伝説

9月 24日（金）夜7時から、「ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説 2021秋 3時間スぺシャル」を放送。

新作放送に先駆け、前回3月26日(金)放送の「ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説 2021春 3時間スぺシャル」から、チョコレートプラネット・長田庄平による都市伝説「リアルサイボーグ日本兵」をプレイバック！

リアルサイボーグ日本兵

2020年12月、フランス軍が「拡張兵士」の研究を容認したというニュースが。脳インプラントや人体改造といった医療処置や薬物投与で知力・体力を上げ、苦痛やストレスを感じない「サイボーグ兵士」を作ることを容認したという。

実は、太平洋戦争中、米軍が恐れた「リアルサイボーグ日本兵」がいたという。昭和19年、日本兵・舩坂弘は、23歳でパラオ諸島のアンガウル島に着任。当時は日本軍がアメリカ軍に追い込まれ、敗戦ムードが漂っていた。アンガウル島にいた日本兵1200人に対し、攻めてきたアメリカ軍は約20倍の2万2000人。劣勢の中、舩坂は擲弾筒（てきだんとう）という手榴弾を遠くに飛ばす兵器を携え、一人で200人ものアメリカ兵を倒した。ここから、舩坂の伝説が始まったのである。

【不死身伝説1】絶体絶命！太もも爆破

前線で戦っていた舩坂は、アメリカ軍の爆撃を受けて太ももに裂傷を負い、倒れ込む。数時間後、日本の軍医がやってくるが、舩坂の傷と出血量を見て助からないと判断。自決用の手榴弾を舩坂に渡し、帰ってしまった。

しかし舩坂は、近くで発見した日章旗を破いて太ももに巻き、夜通し這いずり回って味方の基地に戻った。次の日には、少し足を引きずるだけで歩けるようになり、再び前線に立ったという。

【不死身伝説2】致死率100％！横っ腹直撃

ある時、水を確保するため浜に向かった舩坂は、アメリカ兵に見つかってしまう。アメリカ兵は、大ケガを負った兵士がなぜ歩けているのかと驚き、今度こそ仕留めようと銃を撃つと、銃弾が舩坂の横っ腹を直撃！さすがの舩坂も倒れ込んでしまったが、幸いアメリカ兵には見つからず、基地に戻った。

ところが、数日間で傷口にウジが湧き、体の中に銃弾が残ってしまう。戦地で体の中に銃弾が残ることは、死を意味する。部下たちがもうダメだと諦める中、舩坂は火薬を腹に流し込み消毒。すると次の日には腹の痛みが和らぎ、動けるように。部下たちは、舩坂を「不死身の分隊長」と称するようになった。

傷の治りが早いことについては、のちに舩坂が「小さい頃から治るのが早かった」と語っている。特殊な体質だったようだ。

【不死身伝説3】決死の作戦！命をかけた特攻

太平洋戦争の終盤、日本軍は窮地に追い込まれる。自決しようとした舩坂は、一矢報いてやろうと体に手榴弾6発をくくりつけ、銃一丁を持って、アメリカ軍のテントに突撃。だが、満身創痍で思うように動けず見つかってしまう。これだけ傷ついてなぜ生きているのかと恐怖を覚えたアメリカ軍は、舩坂を攻撃。銃弾が首に直撃した。