「番組を続けたい...」と懇願し、テレビ局が快諾。思わず涙を流したフリーアナウンサー

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時~)。9月21日(火)はフリーアナウンサー・石井亮次が登場しました。

お昼の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ制作・TBS系)での名司会ぶりが注目を集めている石井。名古屋(愛知県)のローカル番組から異例の東京進出を果たしただけでなく、関西での放送も決定。フリーアナウンサーとして大躍進を遂げる石井に、鶴瓶は「あとはスキャンダル出たらバッチリじゃないですか?」とニヤニヤ。

昨年、CBCテレビを退職。退職後も「ゴゴスマ」を続けたいという石井の要望に、上層部は「"ゴゴスマの石井くん"じゃなくて、もう"石井くんのゴゴスマ"になってるから」と快諾。石井は「CBCには優しい人がいるもんだ」と、思わず涙を流したと語ります。

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鶴瓶からの一言がきっかけで、半年に1度のトークライブを始めた石井。「鶴瓶さんが小さなメモに細かくネタを書いているのを見て、『あの笑福亭鶴瓶ですら、こういう作業をやってるんだ』」と深く感銘を受けたといいます。

すると鶴瓶が、「最近あったオモロい話して」と、突然の無茶ブリ! 「林修先生と長電話して、夜遅くなりまして。電話の切り際に『林先生、いつ寝るの?』と聞いたら『じゃあね〜』って切られて(笑)。『今でしょ!』って言われないんだ...」というエピソードを披露。無茶ブリに即座に対応した石井に、鶴瓶は「エラい!」と感心しきり。

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続いて中学生時代の話題に。中学時代はおしゃべり好きが高じて"LT(ロングトーク)"というあだ名をつけられ、硬式野球部の練習を見ながらアドリブで実況中継。野球の実況がやりたくてCBCテレビに入社したものの、「周りの情景描写に気を取られすぎて、肝心の第一球を言い逃すという痛恨のミスでクビになって(笑)。『第一球投げ"て"ました!』って言ったんです」と明かし、スタジオは大爆笑。鶴瓶が「口から生まれたような感じは、両親のどっちに似たんや?」と尋ねると、「2人ともよう喋るんです」と、"しゃべくりモンスター"の血筋を告白。

気になるチマタは、「マスク職人の中村さん」。三重県での街ぶらロケで、地域の方に「タイガーマスクのマスクを作っている職人さんがいる」と聞き、さっそく中村之洋さんのもとへ向かった石井。しかしアポなしだったため中村さんは不在で、手前にある喫茶店で話を聞くことに。その喫茶店の店員さんが、なんと、のちに妻となる"夢ちゃん"だったといいます。

石井は"夢ちゃん"に一目惚れし、ディレクターに「5分、時間をください。僕はあの人を好きになりました。今からメールアドレスを聞いてきます」と断りを入れ、付き合うように。そして1年後に見事ゴールイン! その馴れ初めを聞いて「ええ!?」と驚きの声を上げる鶴瓶。「そのとき中村さんがいたら喫茶店には入ってないわけですから、恋のキューピッドなんですよ。お礼を言いたい」ということで、スタッフが取材しました。

現在54歳の中村さん。「石井さんと初めて会ったとき、いきなり水平チョップされたんです。ゆるくポンとやられたわけじゃなく、普通にドンって」と当時を振り返ります。VTRを見ながら「いや、ちょっと待って! そんなことしたかな」と焦る石井に、鶴瓶は「頭おかしいやん!」とツッコミを(笑)。

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中村さんは、「『この人絶対いい人だ』ってオーラでわかるじゃないですか。夢ちゃんも良い人と巡り会って良かった。あのときの水平チョップの痛さ、今でもまだ残ってまーす」とメッセージをくれました。

その人柄と美貌から、夢ちゃんは喫茶店のお客さんに大人気! ほぼ毎日やって来る"親衛隊"のような常連客もいたそう。そんな夢ちゃんから「親指が大きいですね」と言われた石井は、当時担当していた情報番組で「親指が大きい石井です」とコメントを。「画面越しにアンテナ送ってる」と笑う鶴瓶に、「そうなんですよ、イヤらしい」と、アピールしたことを認めるのでした。

他にも、鶴瓶の忘れられない金言、夢ちゃん親衛隊のいい話など、面白エピソードが盛りだくさん! 気になるチマタには中学時代の同級生・宮崎さんもVTR出演しました。

次回も引き続きフリーアナウンサー・石井亮次の後編をお届けします! どうぞお楽しみに!

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