ナイフで肉を骨からそぎ落とし岩塩かタレで食べる、モンゴル羊肉料理:孤独のグルメ

公開: 更新: テレ東プラス

次回9月24日(金)のドラマ24「孤独のグルメ Season9」(毎週金曜深夜0時12分放送)第12話は、最終飯「神奈川県伊勢佐木長者町のチーズハンバーグと牛ヒレの生姜焼き」。ど直球の洋食! 五郎の胃袋は最後までフルスロットル!

ここで9月17日(金)放送の第11話を振り返る。

第11話
東京都豊島区巣鴨のチャンサンマハと羊肉ジャージャー麺

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井之頭五郎(松重豊)は、後輩・野川(山中崇史)の娘・あやめ(川上凛子)とチェスをして完敗。ボードゲームカフェを営む野川と商談に来ただけだったのに、頭を使って、すっかり腹が減ってしまった。早く店を探さなくては...

ここは、東京都豊島区巣鴨。五郎が見つけたのは、モンゴル料理店【SHIRINGOL】。羊料理がメインのようだ。ラムは大好物。よし、ここは飛び込んでみよう。

店内にはモンゴルの雑貨や装飾品、雑貨が飾られていて、モンゴルの雰囲気が味わえる。メニューを開くと...羊肉のしゃぶしゃぶ、羊肉の蒸し肉まんに水餃子におやき、バンバンジーならぬ「バンバンマトン」...と羊肉料理がいっぱい。羊肉のうどんにつけ麺、おかゆにパスタ...締めも羊攻め。この羊の群れ、何を選ぶ?

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まずは、お通しの「ボルツク」を、ミルクティー「スーテーツァイ」と一緒に。ボルツクは、甘くないドーナツのようもの。モンゴルのミルクティーには塩が入っている。岩塩を擦って足すと、不思議と甘味が増す気がする。ボルツクをミルクティーに浸して食べるのも、あり!

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「ジャガイモとピーマンの冷菜」は、さっぱり味だがニンニクが効いている。これが、モンゴルの味なのか...。

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北京ダックのように包んで食べる「シリンゴルサンド」。皮に甘味噌を塗り、羊肉と野菜、卵焼き、春雨を巻いて、ガブリ。これは美味い! 肉と野菜、投打がかみ合った野球チームのようだ。

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モンゴルで一番代表的な料理「チャンサンマハ」は、骨付き羊肉の岩塩煮。

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ナイフで肉を骨からそぎ落とし、岩塩かタレで食べる。ウホホホホ...脂が美味い。噛めば噛むほど...ああ美味い。塩もタレもイケる。これぞモンゴリアン。遊牧民の豊かな知恵の結晶。

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この羊肉と冷菜を、シリンゴルサンドの具に加えて食べる。必殺技誕生、五郎のモンゴリアンチョップ!

店員によると、冷めた羊肉をミルクティーに入れてスープにしても美味しいという。お茶に肉を入れる...そんなことしていいのか? モンゴルのおばあちゃんは怒らないのか?

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追加で「羊肉ボーズ」。羊肉を包んだ蒸しまんを黒酢につけてかぶりつく。熱々の肉汁が飛び出す。肉汁のナイアガラ。皮もっちり、羊ならではのクセがある肉も力強くて味わい深い。

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「羊肉ジャージャー麺」は、肉味噌とめんを混ぜて食べる。濃いめの肉味噌は、さっきのサンドのタレと同じ味でおいしい。これはたまらん! 混ぜるほどにモンゴルの風、すするほどに羊の群れ。モンゴルと言えば大草原の覇者チンギス・ハーン。彼の壮大な夢が、今も巣鴨のテーブルの上を駆け抜けて行く。

店員が奏でる馬頭琴の音が、心地よい。またまた追加でデザートの「胡麻団子」も楽しみ、今日も大満足の五郎であった。

お店からのお願い
・営業時間:18:00~22:30 (不定休)
・予約は電話で受け付けておりますが、電話に出られない場合もございます。
営業時間内は留守番電話に成りますので録音して頂ければ予約頂けます。
※営業時間外は留守番電話に成りませんのでご了承ください。

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