「離婚なんてうちにできるかな。今まで無難な人生だったから...」浮気した夫との離婚を考え始めた妻は新たな決意を固めるが...:うきわ

公開: 更新: テレ東プラス

【3行まとめ】
・「うきわ―友達以上、不倫未満―」第7話をプレイバック!
・「僕にとっても中山さんが"うきわ"でした」という二葉の言葉に、自分も誰かの救いになれていたんだと、喜びを感じる麻衣子。
・浮気をしていた聖と田宮、拓也と福田も別れることになり、「お互い元通り」だと言う二葉に、麻衣子は新たな決意を固めるのだった。

SNSでは「ピュアさがリアルというか生っぽい感じがする。空とか水とかの描写もとてもキレイ」「もう最終回か~。それぞれの結末がとても気になる...」との声が。

いよいよ最終話! 9月27日(月)夜11時6分からは、ドラマ「うきわ―友達以上、不倫未満―」第8話を放送! 「テレ東プラス」では、第7話の内容をプレイバックする!

聖(西田尚美)の浮気が終わったことを察した麻衣子(門脇麦)は、元通りになっていく二葉家の様子に耐えられず、夜更けに家を飛び出してしまう。二葉(森山直太朗)は、河川敷で風にあたっている麻衣子を見つけ、橋の上から声をかける。息を切らせ、汗だくで探してくれた二葉...麻衣子は驚いて立ち上がる。

「先に伝えておきたいことがあって。この前、中山さんが言ってくれた"うきわ"。とても嬉
しかったんです。中山さんを少しでも手助けできたのかなって」

「......」

「僕にとっても、中山さんがうきわでした」

「! うちがうきわ?」

数日前、二葉に「話を聞いてくれると、うきわで浮いてるみたいで救われた」と打ち明けた麻衣子。自分も誰かの救いになれていたのだと喜びを感じる。
その時、橋の上から「麻衣子!」と声がして、拓也がやって来る。動揺する麻衣子だが、二葉が驚いていないことに気づく。麻衣子の居場所を知らせたのは二葉だった。

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拓也が「帰ろう」と言うと、二葉をじっと見つめる麻衣子。しかし二葉は目をそらし、帰って行くのだった。

拓也と2人になった帰り道。

「ごめんな。俺、何も気づいてあげられなくて」

「何に気づいたの?」

「悲しませちゃったこととか...」

「悲しませたこと?」

「最近、麻衣子おかしいよ。思ってることあるんだったら、ちゃんと話してよ」

「ないよ」

「......」

拓也は麻衣子の手を取り歩き出す。帰り際、305号室の扉を見つめる麻衣子の中で、「僕にとっても中山さんがうきわでした」という二葉の言葉がリフレインするのだった...。

翌日、クリーニング店に出勤した麻衣子。カウンターに立ちながら、海の中にいる二葉にうきわを投げる自分を想像して微笑む。そこへ聖がやって来て、クリーニングに出す衣類をカウンターに並べた。その中には、二葉のスーツも。

「もう大丈夫なの? 夫婦っていろいろあるからね」

「あっ、その節はお騒がせしました、旦那さんにもご迷惑おかけしちゃって」

「全然。うちもいろいろあるし、どこの家庭もそんなもんだよね。そうそう、あの人早朝からスローランニング始めたの」

「スローランニング?」

「多分ゆっくり走るんじゃない? 中山さん探すのに走ったら、気持ち良かったんだって」

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麻衣子は、バックヤードで二葉のスーツを愛おしそうに抱きしめる。その様子を見ていた佐々木誠(高橋文哉)に「ヤバいっすね」と言われ、ムッとする麻衣子。

一方、聖の勤務先では、育休をとっていた木下(中村優子)が復帰していた。社長が、早い段階での復帰を望んだという。

「働く母親としてのロールモデルが必要だとか言って、小さな会社なのにね。女性の管理職を増やすと助成金もらえるとか、そういうのでもあるんじゃない?」

「管理職? すごい! 木下さんってなんでも手に入れちゃいますね」

「仕事を続けるために子育てを捨てたくないし、子育てのために仕事を辞めたくないし。手に入るものは全部もらっていこうと思って」

妊活が実らず、木下の仕事も引き受けてきた聖は、微妙な気持ちでため息をつく。するとスマホに、田宮悠(田中樹 SixTONES)からのメッセージが。

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ここ数日、田宮からのメッセージは未読のまま。聖はグッと堪えて仕事に戻る。

二葉は部下の愛宕梨沙(小西桜子)と昼食をとっていた。麻衣子との関係を勘繰る愛宕は、「課長ももっと殻を破らないと」とアドバイスする。

「さて問題です。昨日、私はある人と2人でご飯に行きました。誰でしょうか? ヒントは、課長の好きな―― 」

「...中山くん?」

「中山..."くん"?」

「だからそういうわけでは...」

「答えは福田さんです」

数日前、麻衣子と福田歩(蓮佛美沙子)の修羅場に居合わせた愛宕は、二葉に、福田と拓也が破局したことを伝える。

クリーニング店から帰る麻衣子と佐々木。

「離婚話は進みました?」

「夫婦ってそんなに簡単じゃないよ」

「離婚なんて、うちにできるかな。今まで無難な人生だったから」

「今まで勇気出したことありますか?」

手すりを伝って305号室のベランダに入ったことを思い浮かべながら、「ある」と答える。

「じゃあ大丈夫です。中山さんは自分が思っている以上に強い人です」

「...そう?」

夜になり、麻衣子がベランダで洗濯物を取り込んでいると、二葉が仕切り越しに声をかけてくる。嬉しそうに答える麻衣子だが、「中山くんの浮気はもう終わると思いますよ」と言われて表情が曇る。

「二葉さんの方はどうなんですか?」

「うちも落ち着いてきたみたいです...お互い元通りですね」

「元通りになれるんですか...?」

「ちょっとずつ頑張っていこうと思ってます。夫婦だから」

ライターを鳴らす音が聞こえる。目の前には、突き破ることができない大きな壁...ベランダで立ち尽くす麻衣子。

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仕事を終えた聖が信号を待っていると、二葉から『遅いの? ごはん、どうする?』というメッセージが入っていた。『今、仕事終わった』と返信しようとするが、信号が青に変わると、送信せずに歩き出す。
すると、そこには田宮の姿が...。慌てて目を逸らし、踵を返す聖だが、田宮は追いかけて後ろから抱きしめる。

「行かないで。5分だけでいいから...」

305号室では、二葉が2人分の夕飯を用意して待っていた。ため息をつきながら時計を見やり、1人で夕飯を食べ始める。思い返すのは、麻衣子がいなくなった日のことだった。

翌朝、拓也は会社で福田に呼び出される。人目を気にしながら応接室に入ると、「会社はちょっと良くないと思うな」と苦笑いする拓也。

「もう私たち終わったのに?」

「え?」

「もうただの同僚ですよ」

「え? あ、終わってたか。ちなみにいつ?」

「ぶっちゃけ、始まるも終わるもなかったじゃないですか」

「あ、結婚決まった?」

「いえ、彼とは別れました。外野の野次、気にするのやめたんで」

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仕事ができてエリート彼氏もいて、デパコスや高い服を手に入れて...そうしないと勝てないと思っていた...周囲の期待に応え続けないといけないと思っていたが、麻衣子との修羅場以来、肩肘を張るのをやめた福田。
「ごめんなさい。私、先輩に逃げてました」と頭を下げてデスクに戻ると、"輝く女性賞"の盾を廃棄物に出す。どこか吹っ切れた表情で颯爽と歩いていく。愛宕はその様子を見て微笑むのだった。

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夜になり、305号室では聖が仕事をしていた。

「別に頑張って定時に帰ってこなくてもいいんだよ」

「これは家でできる仕事だし」

「でも、最近難しい顔してるよ」

「え?」

「話してよ」

「...ちょっとね。会社でもいろいろあってね」

「何があったの?」

「大したことないから大丈夫」

聖を見つめながら、「大したことなくても話して欲しい」と言う二葉。その真剣な表情に聖は思案し、木下のことを話す。

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「全部持ってる人がそばにいるのが、ちょっと辛いだけ」と言うと、困った表情で何も言えなくなる二葉。

「ほら、そういう顔になるから〜。まあ、私たちずいぶん、こういう話題避けちゃってたもんね」

「...いや。ずっと避けさせてたんだよ、僕が。ごめん」

聖は、思いがけない二葉の言葉に驚く。

一方、拓也のちょっとしたことが許せなくなった麻衣子は、スマホで離婚について調べ始めるが...。

いよいよ最終話! 9月27日(月)夜11時6分からは、ドラマ「うきわ―友達以上、不倫未満―」第8話を放送!

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麻衣子(門脇麦)は、二葉さん(森山直太朗)と離れたくないという思いでたっくん(大東駿介)との離婚を留まり、遠巻きに二葉さんを応援すると決めた。しかし、二葉さんが福岡に転勤!? そんな中、二葉さんから「来週の火曜日は空いてますか?」というメッセージが届いて...。二葉さんは、麻衣子に伝えたいある思いを秘めていた。麻衣子と二葉さんの決意が招く二人の未来とは!?

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