葉加瀬太郎が絶賛!人間嫌い!?人里離れた家賃年間5万円の家で”不思議な楽器を作る孤高の職人”

公開: 更新: テレ東プラス

9月14日(火)夜11時6分からは、23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」【魔訶不思議...テント生活を送る孤高の職人SP】を放送。ディレクターが「世の中に1%くらいしかいないだろう」というレベル違いなすごい人「レベチさん」に密着し、ビートたけし国分太一にプレゼンする。

「テレ東プラス」では、放送の中から「人間嫌い!? 不思議な楽器を作る孤高の職人」の内容を先取りでご紹介!

スタッフが向かったのは和歌山県串本町。和歌山市から車で約2時間かかる本州最南端の地だ。ここに不思議な楽器を作るレベチさんが住んでいるという。

自宅を訪問してみると、なかなか年季が入ったお住まい。その家賃はなんと年間5万円! 「集団の中でやっていける自信がない」というレベチさんは、人里離れた場所でマイペースな生活を送っている。

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レベチさんが作る変わった楽器について聞くと、実物を見せてくれた。鉄でできた円形の打楽器。見た目はあの"ロボット掃除機"に似ている。

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鉄でできた舌のドラムこと「スティールタングドラム」は、海外で生まれた新しい楽器。叩く場所によって異なる音色を発する。鉄でできているとは思えない癒しの音色を発するタングドラムは、ヨガ教室などのヒーリングミュージックとして活用されているそう。このドラムを作っているのは、現在日本で3人のみ。レベチさんはその中の1人だ。

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通常のタングドラムが鳴らすことができるのは8音程度だが、レベチさんが作るタングドラムは倍近くの15音を出せるため、既成曲の演奏ができる。しかも1音鳴らすと同時に3つの和音を鳴らすことができ、そのクオリティも最高レベルだ。

月に15個ほどの注文があり、現在、完成まで半年待ちの状態。ちなみに、葉加瀬太郎もレベチさんのドラムを愛用中であり、「チューニングが完璧!」と太鼓判を押す。

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レベチさんのタングドラム作りを見せてもらうことに。タングドラムの素材は、なんと「ガスボンベ」。現在はガスボンベを作る会社から素材を仕入れているという。目印に沿って切り込みを入れ、曲線部分は電動ノコギリで行う。すべて手作業で作り上げていく様子を見て、「全部手作りなの?」と、太一も驚きを隠せない。

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「スリット」という切り込みを入れた後は、上下のパーツを溶接。溶接技術はYouTubeを参照したのち、職業訓練学校で学んだという。人嫌いなのになかなかの行動力!

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溶接したドラムはグラインダーで研磨。特徴的であるスリットの切り込みの深さが音の美しさを左右するそう。番組は、ほぼ半日かけて行う綿密なチューニング作業にも密着する。

幼少期からピアノやヴァイオリンを習い、長きにわたり音楽漬けの生活を送っていたレベチさん。タングドラムにハマったきっかけ、4ヵ月に渡って野宿生活を送っていた過去など、レベチさんの不思議なプライベートに迫る。

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番組ではこのほか、「"えっ?次どうなるの?"目が離せないからくり装置を作り続ける職人」をお届けする。9月14日(火)夜11時6分放送! 23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」をどうぞお楽しみに!

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