【第8話の3行まとめ】
・家に押しかけてきた脅迫者・佐野の首に包丁を突きつける正隆。
・しかし、殺すことができず2階で監禁することに。
・凄まじい共同生活の中、次第に妻・雪映に異変が...!?
本田優貴の人気コミックを、主演・北山宏光(Kis-My-Ft2)、共演・中村ゆりで実写ドラマ化した未だかつてない不倫サスペンス、ドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」(毎週水曜深夜0時放送/テレビ東京ほか)。今回は、夫婦が脅迫者を監禁し、奇妙な共同生活を始めた第8話を振り返る。
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フリーライターの柿野正隆(北山宏光)と、小学校教師の柿野雪映(中村ゆり)は結婚7年目の夫婦。正隆の不倫相手・夏川萌(萩原みのり)を殺害してしまい遺体を裏庭に埋めたが、萌を探す佐野(深水元基)から慰謝料1000万円を要求される。萌を殺したことがバレそうになり動揺した正隆は、自宅にまで押しかけてきた佐野を階段から突き落としてしまう。
拘束されながらも暴れて抵抗する佐野に、雪映は熱湯を浴びせ、足で踏みつける。佐野をこのままにはしておけない。雪映は包丁を手にするが、正隆が止める。
「もう後戻りできないじゃない!子供が生まれるのよ」
雪映の言葉に、正隆は覚悟を決める。
「俺がやるから」
正隆は、佐野の首に刃を突きつけ......。
1ヶ月後。
雪映のお腹の中の子供は順調に育っていた。すべて忘れて、子供とともに幸せな家族を築こうとする正隆と雪映。
そんな中、雪映の妹・菜穂(西川可奈子)が娘の陽菜とともにやって来る。菜穂は、正隆が1階のダイニングテーブルで仕事をしていることに違和感を覚える。
退屈した陽菜が2階に上がると、誰もいないはずの部屋から物音が。中には、ガムテープで口をふさがれ、オムツをはかされた佐野が、首輪で繋がれていた。
「ここは入っちゃダメ!!」
正隆は慌てて陽菜を外に出し、佐野にスタンガンを浴びせて黙らせる。1階に戻った陽菜は「2階に誰かいた」と口にするが、子供の空想話としてなんとかやりすごすことができた。
あの日、正隆は佐野を殺すことができず、2階に監禁していたのだ。立ち向かうこともできず、ただ月日を過ごしてきた。ずっと蓋をしたままに......。
その夜、雪映はいつものように佐野に食事を運び、冷酷な表情で服従を強要する。その様子を見ていた正隆は恐怖を感じる。俺たちの日常はおかしい。このままマヒしていったら、雪映はどうなってしまうのか......そう考えた正隆は、佐野の世話は自分がやると告げる。
数日後。産休に入った雪映の様子を見に、菜穂がやって来る。陽菜の絵には、正隆の家の2階で見たという異様な姿の人間が描かれていた。確認だけでもさせてほしいと2階に上がろうとする菜穂を、正隆は引き止めようとするが......!?
その頃、萌の弟・創甫(北川拓実)は刑事の池崎(甲本雅裕)とともに萌の捜索を開始。ヤクザの仁科(杉本哲太)は姿を消した佐野の行方を捜そうとしていた。
ドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」第9話は、9月8日(水)深夜0時放送!
第9話
正隆(北山宏光)と雪映(中村ゆり)の元にやって来た雪映の妹・菜穂(西川可奈子)。不審な物音に気付き、佐野(深水元基)を監禁している部屋に入ろうとするが、その時見た光景とは...!?
また「近所で異臭騒ぎになっている」と、市役所の男が訪ねて来る。庭に埋めてある萌(萩原みのり)の死体が原因だった。焦った2人は萌の死体を別の場所に移すことにするが...!?
一方、萌の弟・創甫(北川拓実)は刑事の池崎(甲本雅裕)と共に萌の行方を追っていた。