AKB48福岡聖菜「人見知りで臆病...最初はできなくて苦しいことが多かった」

9月5日（日）に、「テレビ東京夏フェス2021」『AKB48！妄想まんが部』の配信が決定！ AKB48がマンガ原作を作成！それをプロの漫画家が作画し、メンバー本人がアテレコしちゃいます！

今回のテーマは「メンバーがアイドルじゃなかったらこんな恋愛してみたい!」で、妄想爆発、危険展開、大惨事!? バラエティParavi「乃木坂に、越されました～AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲～」（毎週火曜深夜1時40分）高橋弘樹プロデューサーいわく、「ひとつとして普通の恋愛漫画がなかった！だいぶトリッキー(笑)」とのこと。アーカイブは12日（日）まで残るので、皆さんぜひ、参加してください！

【動画配信】テレビ東京夏フェス2021 『AKB48！妄想まんが部』

【出演者第1部】9/5(日)夕方5時開演
MC:小栗有以、坂口渚沙
込山榛香、佐藤美波、髙橋彩音、田北香世子、福岡聖菜、道枝咲、武藤小麟

【出演者第2部】9/5(日)夜7時30開演
MC:小栗有以、込山榛香
岩立沙穂、大盛真歩、岡田梨奈、坂口渚沙、佐藤妃星、鈴木くるみ

「テレ東プラス」は、まんが部メンバー・福岡聖菜を直撃！イベントや「乃木坂に、越されました～AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲～」にかける思いを伺いました。

『アメジストみたいだね』なんて言ってくれる男の子がいたら、メチャメチャ素敵だろうなと思ったんです

――福岡さんの原作「君色のアメジスト」、すごく素敵なお話でした！ラストはなんだか泣きそうに...(笑)。まずは作品に込めた思いから聞かせて下さい。

「えーっ！ありがとうございます！そんな風に言っていただけるととても嬉しいです。"理想の恋愛"と言われても正直分からなくて...。"こういう恋愛ができたらキュンキュンするだろうな"というところから考えてみました。物語ではアメジストが登場し、重要なキーワードとなりますが、以前、HKT48の豊永阿紀ちゃんが私のことを"黒曜石"に例えてくれたことがあったんです。それがすごく心に残っていたので、そういうちょっとした自分のエピソードを積み重ねてお話を作りました。何かに例えてもらえたのが個人的にすごく嬉しくて...。もしも『アメジストみたいだね』なんて言ってくれる男の子がいたら、メチャメチャ素敵だろうなと思ったんです」

――ということは、福岡さんはわりと"ロマンチストな恋愛"が理想だったりするのでしょうか。

「どうなんでしょう？でも少女漫画が大好きなので、ロマンチストかもしれないですね。脳内が少女漫画かもしれない(笑)。あと吉本ばななさんの恋愛小説が好きで、優しい男の子ばかり出てくるので、"包み込まれたい！"と思いながら読んでいます」

――原作に登場する同級生・颯（ふう）くんも、ソフトに包み込んでくれるような優しさがありますね。こだわりポイントはありますか？

「名前です！『この子はどんな名前だろう』と色々考えました。優しく包み込む感じだけど、プレナイトという黄緑色っぽい石をモチーフにしたいなと思っていたので、最初は"そうくん"という名前にしようと思っていました。でも絵を見たら、なんとなく"ふうくん"に見えてきたんですよ。"楓くん"だとちょっと雰囲気が違うし、プレナイトじゃなくなると思ったので、『本当は"そう"と読むけど、"ふう"って呼んでいいですか？』とスタッフさんにお願いしてみました」

――なるほど！結構なこだわりが。作品となると突き詰めたくなるタイプですか？

「細かいですよね。細すぎて自分でも引きました(笑)。突き詰めるタイプ？うーんどうでしょう。でも、これが世に出ると思ったら、全力で頑張ろうと思ってしまいました」

――今回の原作で、一番自分自身が反映されているなと感じたシーンは？

「人見知りや臆病なところなど、ヒロインの基本的な性格はそのまま私です(笑)。国語の発表で顔が真っ赤になるから毎回逃げたかった...というエピソードも、小学生の頃を思い出しながら書きました。途中、意地悪な男の子が出てくるんですけど、『こういう子、いたな～』と、胸をえぐられるような気持ちになってしまいました(笑)。
ラジオ番組の"リーディングドラマ"で、メンバーと私の物語を書かせていただいているので、お話を作ることには慣れていましたが、漫画になるのは今回が初めて。普段頭の中で思い浮かべている映像が、よりクリアに綺麗な世界として目の前に現れるので、それがとにかく新鮮で、自分が書いたお話なのにキュンキュンしてしまいました(笑)」

――ラジオでも物語を書いていらっしゃるとのことで、福岡さんの中には、かなり前から「ストーリーを書いてみたい」という思いがあったのでしょうか？

「最初は『本が好きなら書いてみたら？』と言われて、軽いノリで始めました。あまり自信はありませんでしたが、今は徐々に積み重ねてきたかな？と思っています。AKB48の活動は、実践経験みたいなものが多いので、本当にありがたいです。最初は出来なくて苦しいこともありますが、努力を積み重ねていくと出来るようになることも多いので、そこまで地道に頑張っています」

――今回の配信イベントでは、自分の作品にアテレコします。「乃木坂に、越されました」でも、MCのひろゆきさんが「自分の作品に声入れるって恥ずかしくないですか？」みたいなことをおっしゃっていましたが(笑)、その辺りはいかがですか？

「やっぱりちょっと恥ずかしいですね。漫画が出来上がるまでは良かったんですけど、皆さんの前でアテレコすると考えたら、急に恥ずかしさが...(笑)。それこそ、顔が真っ赤になってしまうかもしれません！」

――次回まんが部があったら、今度はどんな作品にしたいですか？

「妖怪系の漫画が好きなので、ホラーとラブコメを融合したような原作を書いてみたいですね。もっと想像力が必要なので、資料をかき集めて読んでみようかなと思っています」

臆病な性格を叩き直してもらう企画を...(笑)

――続いて「乃木坂に、越されました～AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲～」についてお伺いします。今後、番組でやってみたいことはありますか？

「臆病な性格を叩き直してもらう企画を...(笑)。あと、運動神経がまるでないので、同じようなメンバーを集めてもらって、体力測定とかやってみたいです。ある意味、新しい一面をお見せすることができるかな？と」

――臆病を改善する...メンタルトレーナーさんでもお呼びします？(笑)

「AKB48という大所帯にいるのに、人と深く関わることが極端に苦手なんです。それでも8年経って、浅く広く付き合えるようにはなってきてるんですけど...。人付き合いはなかなか難しいですね。警戒心がものすごく強いので、それをもうちょっと取り除きたいです」

――逆に「この人が好きだし、こんな私を受け入れてくれる！」と思ったら、心を開いて飛び込んでいくタイプ？

「そうです！すごい！心理カウンセラーみたい！」

――ありがとうございます(笑)。8月31日の放送回では、ノーギャラで番組に出演する「0円プロジェクト」が始動しました。福岡さんが今後出演してみたいテレビ東京の番組や、興味があるジャンルはありますか？

「『昼めし旅』が好きでよく観ていますし、歩くのが大好きなので、ぜひ出演してみたいです！」

――「昼めし旅」は、出会った人にたくさん話しかける番組ですが...？

「度胸がつきそうですね。人見知りが改善されそうなので挑戦してみたいです！」

――最後に『こうしたらAKB48はさらに強くなれる』と感じている部分があれば教えてください。

「最近改めて、一人ひとりが自信をつけることが本当に大切だなと思っていて、5月にライブをやらせていただいた時、『今この場所に立っているのは私たちで、私たちが輝けばもっとAKB48の魅力も伝えられる。もう一つ先の努力が必要なんだ』と感じました。ステージや劇場公演など、一回一回をどれだけ良くすることを考えられるかが大切なんだと。例えば私の場合、文章を書くことが好きなのに、自信がなくて上手く発信できないことがものすごく多いんですよ。好きなことや見せ方を突き詰めていけたら、もっと成長に繋がると思います。とにかくもう...自信が一番大事ですね！」