人気のおにぎりNo.1は?鮭にたらこ、うにや数の子、山椒にショウガに川海苔まで:孤独のグルメ

公開: 更新: テレ東プラス

次回9月3日(金)のドラマ24「孤独のグルメ Season9」は、深夜0時17分放送。第9話は「福島県郡山市舞木町 ドライブインの焼肉定食」。汗をかいたカラダが歓喜している。濃いめのタレに舌が踊り、飯が走る。頭ではなく体がこれを欲している!

ここで8月27日(金)放送の第8話を振り返る。

第8話
「群馬県高崎市のおむすびと鮎の塩焼き」

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群馬県高崎市にやってきた井之頭五郎(松重豊)は、【オリタ焼きまんじゅう】で、タレがたっぷりかかった焼きたての「焼きまんじゅう(アンイリ)」を食べる。外はカリッ、中はフワッ。これは複雑な甘さ...いや、すごい甘さとも言っていい。見た目より全然軽い。また食べたくなる素朴な味。五郎は、アンなしを1本お持ち帰り...するはずが、やっぱりアツアツのうちにと、すぐにかぶりつくのだった。

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小腹を満たした五郎は、商談相手・藤山(田中俊介)の事務所へ。甘い物好きの事務員・白川(磯野貴理子)が名物「焼きまんじゅう」を買ってきてくれるが、五郎が「さっき食べてきた」と言うと、白川はそそくさと持ち去り自分で食べてしまう。

おあずけショックで腹が減った...。高崎の商店街をさまよい歩く五郎は、【おにぎり処 えんむすび】の看板にご縁を感じる。

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店の中は、まるで寿司屋。ずらりと並ぶ木札の文字は全部おにぎりの具。鮭、たらこという定番に、こはだ、数の子という寿司ネタがちょいちょい入っている。面白い。一通りメニューに目を通した五郎は、おむすび、おかず、汁物を選ぶ。

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「五郎'sおむすび第一弾」。口開けの「うに」は、おおっ、しっかり"うに"ってる! おにぎりという言葉にそぐわないようなごちそう感。おにぎりの紅白具合戦「いか明太」。この触感、寿司のいかとは別人28号。「ねぎ味噌」は、間違いなしの名コンビ。これを挟んだことでおむすびの流れに奥行きが生まれた。さあ第二弾、どう攻める!? 五郎は「なめこ汁」をすすりながら考える。

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「鮎の塩焼き」にかぶりつくと、川魚の塩気、独特の香ばしさが広がる。握り飯、汁、魚...島国の原風景が頭の中に描かれる。

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「五郎'sおむすび第二弾」。「かずのこ」は、パリパリとプチプチがたまらない。「しょうが」は辛口! 舌を刺してくる。攻撃的で刺激的。「あなご」は、酢飯より白飯のほうが合うかも。タレの甘じょっぱさは、焼きまんじゅうに通じるものがある。

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「大海老にんにく炒め」。おお~にんにくナイス! 海老の頭も、パリパリと香ばしい。

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2人の女性客(阿佐ヶ谷姉妹)が、大将(三宅裕司)に一番人気の具を尋ねている。さて何でしょう? 五郎もクイズに加わってみる。「鮭、たらこ、マグロの漬け!」 すると、大将は注文と勘違い!?

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ということで、「五郎'sおむすび第三弾」。「鮭」の安定感たるや! これ、やっぱり1位なんじゃないの? 鮭から「たらこ」へ、豪華王道リレー。楽しくて、おいしい、あらためておにぎりの偉大さを知る高崎の夜。「まぐろ<づけ>」は、抜群の浸かり具合。漬け丼よりも、米とバチーンと結びついている。

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さらに「五郎'sおむすび第四弾」。粒山椒がはみ出ている「山椒」は、鼻にツーン。うわっ、しびれキタ! 対照的に「川のり<四万十川>」は甘い。この店のおむすびは、どこをかじっても具材が出るようになっている。

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おにぎり、おむすび...良い名前だ。米と海苔でおかずを握り込む。それだけ、作る人と食べる人をむすぶ。多種多様な心が、この小さくて丸くて三角の食べ物に、優しく握られている。

最後に、大将が1位の具は「川のり<四万十川>」だと教えてくれた。まだまだ食べたい具がいっぱい。また来よう。これは長いご縁になりそうだ。

お店からのお願い
・ご予約のお電話などは17:00以降にお願い致します。
・おにぎりの具材は当日の仕入れ状況により用意できないものもございますので、予めご了承ください。

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