往復5時間の遠距離通学！「お母さんが大変なので...」家族想いの女子学生が通う超人気の専門学校

9月3日（金）夜7時55分（※系列局は夜8時）からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ！」を放送。「テレ東プラス」では、8月20日に放送された番組の中から、「驚き遠距離通学なぜそんな遠くから通っているんですか？」の内容をプレイバックします。

遠距離通学者がいると聞き、リポーターのゆいP(おかずクラブ)がやって来たのは、東京・北区王子。東京で唯一残る都電「荒川線」が通る街です。遠距離通学をしているのは、こちらの小泉さん(取材当時19歳)。午後4時30分、早速帰宅に密着します！

広告歩くこと5分で王子駅に到着。京浜東北線に乗って東京方面に向かいます。降りたのは巨大ターミナル・東京駅。新幹線含め多くの路線が通っていますが、乗り換えたのは在来線。総武線快速で千葉方面へ向かい、学校を出発して1時間が経過した頃、千葉県に突入しました。

電車は終点の千葉駅に到着し、今度は内房線で南へ。房総半島をどんどん南下し、ようやく降りたのは千葉県市原市にある五井駅。ここが杏さんの最寄駅です。

ここまで約2時間かかっていますが、いつもの遠距離通学より少し短い気も...。駅からはどうやって帰るのでしょうか。

中学生くらいまで「五井駅が1番都会だと思っていた」という杏さんは、初めて渋谷に行った際、かなりの衝撃を受けたそう。駅から歩くこと10分、ここからは自分で車を運転して移動します。駐車場を知人から月3000円という格安価格で借りているため、わざわざ駅から離れた場所まで歩きます。

帰宅途中、ショッピングモールに寄り道し、購入したのは食材。毎日家族の分も食事を作るということで、驚くゆいP。雨の中、再び杏さんの運転で自宅へ向かいます。
車の移動だけで20分が経過し、辺りは真っ暗に。千葉の内陸部へとどんどん入っていきます。実は、杏さんの本当の最寄り駅は小湊鉄道の馬立駅。しかしローカル鉄道のため、電車が1時間に1本しかない時間帯も。そのため、わざわざ車で五井駅まで通っています。

車で走り続けること30分、ようやく家に着きました。車も含めると、片道およそ2時間半、往復5時間の遠距離通学です。家に入ると、家族はまだ誰も帰ってきていません。すると、「やらないといけないことがある」と杏さん。帰宅早々、外へ出て行ってしまいました。

やらなきゃいけないこととは、犬のお散歩。この日は雨でしたが、愛犬のお散歩は毎日欠かさず続けているそう。家に戻ると家族全員分の夕食を作ります。「ずっとお母さんにお願いしていた。お母さんが大変なので」と話す、家族思いの杏さん。この日のメニューは、ベーコンとタマネギのトマトパスタ。い匂いがしてきた頃、仕事を終えた母・裕美さんが帰宅します

「私も同じぐらいの距離を遠距離通学していたので」と裕美さん。これが、杏さんが遠距離通学を決意した大きな理由の一つになったそう。学校の近くに住もうと思ったこともありますが、裕美さんから「寂しいから行かないで」と言われ、思いとどまったと話します。そんな杏さんですが、往復5時間の遠距離通学でいったい何を学んでいるのでしょう。