8月30日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？(明け方)」（毎週月曜深夜）では、東京・神田明神（神田神社）で出会ったダンサーのしゅりさん（22歳）のお家について行くことになりました。
4LDKの部屋に住み始めてまだ1カ月ちょっとなのに「お祓いしてもらいたくてこの神社にきたんです。でも『お祓いやっていない』って」と、特別な"ワケ"を抱えている様子のしゅりさん（22歳）。後日、アポを取ってご自宅へ。
建物は動画サイトの編集・企画コンサルなどを手掛ける会社が所有しているそうで、知り合いの会社の方から「住んでいいよ」と、最上階の部屋を提供してもらったのだとか。家賃はなんと0円！ しゅりさんはこの部屋をDIYしながらその過程を動画にアップしているといいます。とはいえ、まだ1本しか動画がアップされておらず、登録者も3ケタに届かない状況でした。
もともと2人で住んでいたそうですが、3日前に「霊現象が起きるから実家に帰る」と同居人は退去したばかり。ラップ音（原因不明の音声）が聴こえるなどの現象を明かすしゅりさん。「出て行きたいけど貯金がないので...」と、話している途中で「パキパキ」とラップ音が！！ 「聴こえた！」...番組スタッフにも緊張が走ります。
畳の部屋からフローリングにリフォーム途中の部屋に入ったところで、しゅりさんがビビり始めます。畳をはがした床の一部だけ色の違う部分を指して、「霊感のある友達に、色が変わっているところがヤバいよって言われて。その友達は畳をはがしたところは見ていないんです。畳がある状態の動画しか見ていない」。しかも部屋には知らない人が残した、中身は空の仏壇が...。
不可思議な現象が始まったのは節分の日のこと。同居人が「"悪霊退散"って言いながら豆をまいたら、次の日から金縛りにあった」といいます。リノベーションが進まない理由も「重めのもの（霊）がいるから、リノベーションさせないようにストップさせている」と、除霊をお願いした人から言われたそうです。実際、何回も工事の予定を組んでいたのに、「そのたびにリスケされる」と、嘆くしゅりさん。
こんな状態のため、現在は友人宅などを泊まり歩いているそうです。それでも「リノベすれば変わるかな？」と、望みは捨てていないそうで、「貯金してお祓い代を貯めている」と前向きです。そんなしゅりさんの夢はYouTuberとして成功し、自分でドラマを撮ったり、ダンスのPVを撮ったりすることだと教えてくれました。
この取材から2カ月後。再び訪ねると、着々とリノベーションを進めていました。しかし「不可思議現象は全然あります」と、寝室の明かりが勝手に弱くなったり強くなったりする動画を見せてくれました。
ここで試みに例の畳の部屋で写真を撮ってみると...スタッフの背後に何かが！！！？
「怖い！何もかも怖い！」と、怯えるしゅりさん。何かしてあげたいと考えた番組スタッフは、宮司さんに家祓いを依頼することに。
無事、家祓いが終わると「ちょっとだけ気が晴れた感じがします。もう少しここで生活してみて、考えてみようかな」と、最後は明るく笑顔でスタッフを送り出してくれました。
