アフガニスタン中央銀行のアフマディ総裁代行は18日、中銀の保有資産が先週時点でおよそ90億ドル、日本円にして9900億円だったとツイッターで明らかにしました。アフマディ氏はまたアメリカによる資産凍結の結果、アフガニスタンで実権を握っているイスラム主義組織タリバンが利用できるのは、最大でその0.2％程度の約20億円との見方を示しました。
また、IMF(国際通貨基金)は、現在のアフガニスタン政府に対する国際社会の認識が曖昧なため、アフガニスタンはIMFの準備金などを利用できないとする声明を発表しました。一方、UAE(アラブ首長国連邦)は18日、アフガニスタンを出国したガニ大統領がUAEに滞在していることを明らかにしました。ガニ氏は18日、フェイスブックを通じてアフガニスタンの国民に向けて演説し、「帰国を目指したい」との考えを示しました。
