ブレなかったから今がある!全コント師の憧れ 東京03、2009年の大ピンチと成功までの道のり:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」(毎週水曜夜11時6分放送)。8月11日(水)の放送は、「コント大好きSP」。コント職人 東京03豊本明長飯塚悟志角田晃広)と、東京03に憧れる かが屋(加賀翔賀屋壮也)が来店。コント師たちに望を与える東京03の成功まで道のり! そして加賀が、なぜか号泣!?

東京03を襲った2009年の大ピンチ

ライブを軸におき稼ぐ東京03のスタイルは、今や全コント師の憧れの存在。単独公演は発売と同時に即完、プレミアチケットになるほど人気だが、かつてはピンチの連続だった!?

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2009年「キングオブコント」で優勝するが、その直前に悲劇に襲われていた。当時、「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)を筆頭とした1分のショートネタブームで、長尺コントの東京03は苦境に。マネージャーからも「うちらに来てた仕事が、全部ゆってぃにいっちゃってます」と言われたという。そこで奮起し、2009年の春に全国ツアーを敢行するも、200人のキャパも埋まらず、200万円の大赤字になってしまった。

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その後、同年秋の「キングオブコント」で優勝、観客動員は5倍に! ショートネタブーム時も1分ネタには手を出さず、3人で「これはもう出ないでおこう」と話しあったそうで、角田は「飯塚さんが死守してくれたから、今があると思う」と、しみじみと振り返る。

ブレずに掴んだ成功

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また、優勝後には体を張ったバラエティ番組にも出演していたが、当時から「できればライブだけで食っていきたい」というのが目標だったそう。そもそも、周りのアンタッチャブル、おぎやはぎ、ドランクドラゴンらのバラエティ能力にはかなわない、との思いから組んだという3人。バラエティ番組出演後、飯塚と角田の2人で飲みに行き「ダメだったね~」と落ち込むこともしばしば。キャラ付けした方がいいかと、角田のことを「キャプテン」と呼ぼうなどと2人で盛り上がり、翌朝、我に返る......と迷走したこともあったそう。

それでもブレなかったことで、「ライブだけで食っていきたい」という当初からの目標を叶えた東京03。現在、全国ツアーの動員数は、3万5千人から4千人だという。

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すると、賀屋は「チケット代が......」と、すかさず計算。バラエティで活躍するだけでなくコントを正直にやっていく道もあることを示してくれた東京03に感謝しつつ、「いろんな芸人さんの指針になりうるんで、できるだけ早く月収を公開してほしいな」と直訴する。若林もお金の話をテレビでするのは嫌いだとしながらも、後輩たちのモデルになるため「ホントお金公開してください」と賀屋を後押し。

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根負けした飯塚は、3年くらい前から、全国ツアーのギャラだけで「他やらなくても1年食えるくらいは貰えたな」と告白する。その言葉に、中学時代から東京03に憧れていた加賀は「イ~ヨッシャー、よかった! 東京03が食えてる!」とガッツポーズ。自分のことのように喜び、なぜか号泣する加賀に、飯塚が「どういうテンションなの、あいつ」とツッコミ、一同爆笑!

この他、東京03のネタの作り方や、年齢を重ねるにつれてのコントの変化、「ドラゴン桜」(TBS系)の脚本も務めた、長年の付き合いがある作家・オークラとのエピソード、さらに飯塚&若林による「角ちゃん、面白い!」とのベタ褒め、かが屋がライブで目撃した仲良し東京03など、秘蔵トークが盛りだくさん。

次週8月18日(水)の放送には、キャイ~ンと坂下千里子の2組が来店。「もしもツアーズ」(フジテレビ系)でオードリーと共演した爆笑エピソードも!

また、8月16日(月)夜8時からは、ハライチをゲストに迎え「あちこちオードリー 真夏のオンラインライブ~心のお札はがし祭~」を配信。詳細&チケットご購入はこちら

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