18歳で「岡本太郎賞」を受賞した藝大生...自宅兼アトリエに潜入!

公開: 更新: テレ東プラス

8月17日(火)夜11時6分からは、23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」【芸術は爆発だ!SP】を放送。ディレクターが「世の中に1%くらいしかいないだろう」というレベル違いなすごい人「レベチさん」に密着し、ビートたけし国分太一にプレゼンする。

「テレ東プラス」では、放送の中から「あの天才に18歳で認められた女性画家」の内容を先取りでご紹介!

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今回紹介するレベチさんは、10代の女性画家。東京・池袋にある自宅兼アトリエにお邪魔すると、そこには多数の作品が並んでいた。制作中の作品と過去に描き上げたものが混在している。レベチさんのお父さんも交え、作品をじっくりと見せてもらうことに。

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2017年、中3のレベチさんが描いた「三博士来訪」。全体的に怖い雰囲気が漂うが、聖母マリアの妊娠を独特の世界観で表現している。アメリカで実際にあった殺人事件をモチーフにした作品だ。

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高校3年生の時に描いた「レクイコロス」は、60枚の油絵を1つの作品として立体的に展示した壮大なもの。タッチは怖いが引きこまれる。レベチさんは、この作品で一躍、時の人に。

史上最年少となる18歳で「岡本太郎賞」を受賞。芸術家・岡本太郎の自由な発想を継承し、芸術の新たな側面を切り開くアーティストに贈られる賞だ。岡本太郎美術館館長の土方さんにお話を聞くと、「革新性を持っている」「スケール感」が評価されたとのこと。

レベチさんが描く絵が怖いことについてその理由を尋ねると、返ってきたのは「親の教育の賜物」という答え。レベチさんのお父さんも交えて詳しく聞くと、ホラーやゾンビ映画を観て育ち、1日3、4本鑑賞していたという。

父から醜いものがたくさん収録されている高価な画集「醜の歴史」をプレゼントされ、その中の作品を模写することを始めたそう。

顔ばかり描いていたレベチさんを見て「体も描けなくちゃいけない」と考えたお父さんは、スケッチの練習用に骨格標本を購入。その名はヘンリー。

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かなり変わった教育方針で育ったレベチさんは、現役合格率約3割の狭き門をクリアし、この春から東京藝術大学に通っている。校内に入れないスタッフはレベチさんに自撮りを要請し、気になる東京藝大の内部を撮影してもらうことに。

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東京藝術大学の絵画科に通うレベチさんが案内してくれたのは、絵画棟の倉庫。ここで制作を進める学生もいるらしい。「倉庫というよりも汚部屋」と話すのは、毒舌な友人たち。とても楽しげな雰囲気だ。

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「その日の気分によって色が決まる」と言いながら絵筆を動かすレべチさん。独特な制作の様子にカメラが密着する。

番組ではその他、「アウトサイダー・アート...芸術を学んでいない方たちのとんでもない作品を一挙公開」をお届けする。8月17日(火)夜11時6分放送! 23時の密着テレビ「レべチな人、見つけた」をどうぞお楽しみに!

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