放火事件が恵比寿で相次ぎ、渋谷中央署の管轄内だけで5件発生。新たな放火の通報が入り...:今野敏サスペンス 機捜235Ⅱ

公開: 更新: テレ東プラス

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7月19日 (月) 夜8時からは月曜プレミア8今野敏サスペンス 機捜235Ⅱ」を放送!

機動捜査隊(通称:機捜)は、警視庁刑事部直轄の執行部隊。覆面パトカーで街を密行し、通報があれば真っ先に駆け付けるのが職務だ。警視庁第二機動捜査隊の徳田一誠(東根作寿英)率いる"徳田班"に所属する高丸卓也(平岡祐太)は、定年間際の男・縞長省一(中村梅雀)とバディを組み、覆面パトカー・機捜235で日々街を巡回している。新任の大久保実乃里(秋山ゆずき)は初日とは思えぬ活躍を見せるが、上司である渋谷分駐所所長の安永知世(山本未來)や徳田は、過信気味なところが少し気にかかっているようで...。

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そんな折、ゴミ集積場を狙った放火事件が恵比寿で相次ぐ。渋谷中央署の管轄内だけで既に5件発生。さらに新たな通報が入り、縞長と高丸は現場の目黒へ急行する。通報者は高丸が捜査一課で世話になった矢島崇(本田博太郎)だった。退職した今は警備員をしているという。矢島は犯人らしき人物も目撃していた。逃走したと思われる経路をたどると、行き止まりの先に一軒家が。そこで血まみれの刺殺体を発見する。ピアスの留め具以外、事件に繋がるものは見当たらないが殺されたのは明白だ。またその現場を見つめる麻生公平(袴田吉彦)に遭遇。近くのマンションの住人で、気になって見ていただけだというが果たして――。

凶器などが見つからないまま、徳田班は石黒健也(勝村政信)ら捜査一課に引き継ぐ。石黒は、実は縞長の元相棒だった。高丸は2人の間に何かあったことを、その空気で感じとる。

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捜査本部が目黒西署に立つことになり、縞長と高丸も合流する。殺害された三浦祐輔(増田修一朗)は弁護士で、現場は資料置き場として借りていた家だった。放火犯が逃走中に殺害した可能性も高く、管理官の天童隆一(榎木孝明)は、三浦の身辺と放火犯の追跡、両面からの捜査を指示する。石黒に指名された高丸は、三浦の事務所に所属する須藤慎一(和田聰宏)のもとへ。すると事件当日、三浦が佐伯美佳(朝倉あき)という女性と面会の約束があったことを明かす。宮沢耕助(原岡見伍)と名乗る人物から美佳の息子・大地(小山蒼海)の親権者を変更したいとの依頼があり、その交渉をする予定だった。そこで美佳が店長を務めるカフェを訪ねると、石黒の部下・相田(和田圭市)と組む縞長の姿が。三浦のスマホに美佳の着信が残っていたという。だが美佳は直前に面会を断り、犯行時刻も職場に向かう途中だったと一蹴。また三浦の妻・芳江(吉井怜)も自宅で宅配を待っていたとアリバイを主張する。

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翌日、縞長と高丸は通常業務に戻るが、縞長は初動捜査で確認した防犯カメラで、何かを見落とした気がしていた。その矢先、猿楽町のゴミ集積場付近で不審な女性を目撃したとの情報が。一方捜査本部では、宮沢が老舗生花店の社長で、息子・耕一郎の交際相手が美佳だったとの情報を掴む。だが宮沢の猛反対で別れることに。そこには美佳の父親が12年前に起きた世田谷強盗殺人事件の犯人だという背景も。それがなぜ今になって孫の親権を...?

様々な状況から本部は美佳の犯行と睨むが、捜査を進めるうち、須藤ら複数の人物が捜査線に浮上。また思わぬところから強盗殺人と今回の事件が繋がり始め、捜査は難航を極めていく。さらに縞長と高丸の間に亀裂が入る出来事も...。2人はチームワークを取り戻し、難事件を解決することができるのか?

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