米FRBパウエル議長 インフレ「数ヵ月続くも一時的」<モーサテ>

公開: 更新: テレ東プラス

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FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は14日、議会下院で行った証言の中で、「インフレ率が今後数ヵ月は高止まりするものの、一時的だ」との見解を改めて示しました。

パウエル議長は「インフレ率は著しく上昇している。今後数ヵ月は伸びが高いまま推移し、その後緩やかになる」と述べた上で、インフレ率がFRBの目標を「大きくかつ持続的に超えている兆候が見られた場合は、適切に金融政策のスタンスを調整する用意がある」と表明しました。

また、雇用については、「改善はしているものの、回復までの道のりはまだ長い」として、「資産購入など、政策による支援が引き続き必要」との考えを強調しました。量的緩和の縮小については、「今後数回の会合で議論していく」とするとともに縮小を始める時期を検討する上で上昇が続く住宅価格が判断材料の一つになると指摘しました。


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