不倫相手との温泉旅行で衝撃の告白!死産のショックに苦しむ妻に、クズ夫は...!?:ただ離婚してないだけ

公開: 更新: テレ東プラス

【第1話の3行まとめ】
・正隆と雪映の夫婦関係は冷めきっていた。
・正隆は新聞配達員の萌と不倫。雪映は子供を切望していた。
・正隆は萌と温泉旅行へ。そこで萌は衝撃の告白を!?

「俺は何度も思い出す......何度も何度も......なぜあんなことになってしまったのかを......」

リビングには、人ひとり分はある大きな血だまり。やはり夢ではなかった――泣き崩れる妻と、呆然とする夫。一体、何が起こったのか!?

ショッキングなシーンから幕を開けたドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」(毎週水曜深夜0時放送/テレビ東京ほか)。本田優貴の人気コミックを、主演・北山宏光Kis-My-Ft2)、共演・中村ゆりで実写ドラマ化した未だかつてない不倫サスペンス。目の離せない展開に、北山がアイドルの殻を破り演じる"クズ"っぷりや、体当たりで挑んだ"濡れ場"も大きな反響を呼び、放送後にはTwitterで「#ただ離婚してないだけ」「#ただリコ」がトレンドトップ10入り。ここで第1話を振り返る。

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二ヵ月前。
フリーライターの柿野正隆(北山宏光)と、小学校教師の柿野雪映(中村ゆり)は結婚7年目の夫婦。正隆の雪映への思いは冷めきっており、「ただ離婚してないだけ」の関係だった。

仕事で編集部を訪れた正隆は、編集者に無理難題を押し付けられた上、嫌味を言われる。

「実家の商売継いだ方がよかったんじゃないの? あんな大会社の息子に生まれたのにもったいない」

陰鬱とした表情の正隆は心の中でつぶやく。

「クズども、クズども、クズども」

正隆の帰宅後、家に新聞配達員の夏川萌(萩原みのり)が、契約継続のお願いに来る。書類にサインした正隆は萌をダイニングテーブルに押し倒し、荒々しく抱く。萌は不倫相手だった。

「今度、旅行行こうよ。一泊で」
「俺らってそんなんじゃないだろ」

甘えてくる萌を、正隆は冷たく突き放す。

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一方、仕事を終えた雪映は、産婦人科で検診を受けていた。医師からは不妊治療の継続は必要ないと告げられるが、雪映は体外受精も考えていた。

「子供が必要なんです、私たちには」

2人の子供を切望する雪映。実はかつて......

数日後。テレビから、大手製薬会社「柿野製薬」が吸収合併により後発医薬品の国内シェア1位となるとのニュースが。今後の展望を語る若き社長・柿野利治(武田航平)と、その父親で会長の柿野利通(団時朗)の姿を見た正隆は、苦々しい表情でつぶやく。

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「クソが」

2人は正隆の義父と弟。義父の利通は血のつながった弟・利治だけをかわいがり、母親の連れ子である正隆はいつもひとりぼっちだった。

「ハズレの方と結婚したと思ってたんだろ。俺だってこんなにクソみたいに落ちぶれると思ってなかったからな」

正隆は、雪映に悪態をつき家を出ていく。

「クズども、クズども、クズども」

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イラ立ちが抑えきれない正隆は、気晴らしのため萌と温泉旅行へ。鬱屈とした感情を吐き出すかのように激しく萌を抱く。

「離婚すればいいのに......私がいるんだから」

萌の言葉に、正隆は3年前のことを思い出す。子を授かるも死産した際、正隆はショックを受ける雪映に寄り添えなかった。父から愛されずに育った正隆は、親になる自信がなかったのだ。

「あの時、俺はどこか安堵していたのかもしれない。家族というものに向き合わずに済んだことを......」

そんな正隆に、萌がある告白を! これをきっかけに、物語は最悪の展開へと転がり始める......

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ドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」第2話は、7月14日(水)深夜0時放送!

第2話
不倫相手の萌(萩原みのり)と温泉旅行に向かった正隆(北山宏光)。そこで萌から妊娠を告げられる。正隆が、堕胎するよう告げると萌は困惑するも、その言葉を受け入れる。自宅に戻った正隆は、子供を望んで産婦人科へ通う妻・雪映(中村ゆり)の診察券を見つけると、「子供なんていらねぇだろ」と吐き捨てる。そんな正隆は、自分の生い立ちから"家族"という存在と向き合えなくなっていた...。

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