西島秀俊“三舟”、男女の仲を深める粋な計らいに「恋のキューピッドも担ってるのか」

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西島秀俊が主演を務める『シェフは名探偵』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)の第2話が、6月14日に放送。インターネット上では、穏やかな推理で人の心をほっこりさせる西島演じる三舟忍に癒される人が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、近藤史恵による人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」が原作。「ビストロ・パ・マル」を舞台に、西島演じるシェフ・三舟が、人並み外れた洞察力で、訪れた客たちが巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていくグルメミステリー。

三舟忍(西島秀俊)
三舟忍(西島秀俊)

ある日、ギャルソンの高築智行(濱田岳)は、常連客・御木本遥(浅野千鶴)から予約を受けた。同席するエッセイスト・寺門小雪(松本若菜)の希望でメインは“ガチョウのコンフィのカスレ”をリクエスト。以前フランスで暮らしていた小雪は、当時の恋人から誕生日にカスレを作ってもらった事をエッセイにしていた。それは、カスレこそが2人の別れる原因の一皿になってしまったという話だった。

副料理長・志村洋二(神尾佑)は、入手困難なガチョウを方々探し回り、台湾とフランスから異なるガチョウを仕入れた。そこで三舟は、2種類のカスレを作ろうと思い立った。1皿目は台湾ガチョウを使い、日本人に合わせたさっぱり風味に仕上げた。そのカスレをおいしそうに食べる2人。しかし、高築が運んできた2皿目のカスレを見た小雪は、わずかに動揺を見せ、料理に口を付けた途端、スプーンを床に落としてしまった。

寺門小雪(松本若菜)がガチョウのカンフィのカスレをリクエストした理由とは?
寺門小雪(松本若菜)がガチョウのカンフィのカスレをリクエストした理由とは?

2皿目のカスレを食べた小雪は「パリで食べたのと同じだった」と驚く。なぜ同じように作れたのかを聞かれた三舟は「自分が恋人だったらどうするかと考えた」と答えた。そして、カスレを作る工程を説明すると、小雪は、そこに元恋人・アンリの本当の思いが隠されていたことに気が付き、ずっと自分が勘違いしていたのだと理解した。

小雪は「今日ここに来なければ、誤解したままだった」と頭を下げると、許されるか分からないがきちんとアンリに謝ると告げた。すると三舟は「カスレは作った後より、1日よりも2日目……としばらく置いた方がおいしいんですよ」と勇気づけた。

橋本マナミ
橋本マナミ

ネット上では三舟の振る舞いを絶賛するコメントが。「三舟さん、恋のキューピッドも担ってるのか……」「三舟さんの気の遣い方最高!」「名探偵なのに、穏やかだから癒される」といったコメントが寄せられていた。

次回第3話は6月21日に放送。「パ・マル」でブイヤベースを注文した新城鈴加(映美くらら)は、その日をきっかけにたびたび来店するように。だがそれは三舟を巻き込んだ事件の始まりだった。

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