田村淳、政治家への思いを語る「なりたいってフィルターで世の中を見てる」

公開: 更新:

田村淳ロンドンブーツ1号2号)が、6月2日放送の『あちこちオードリー 〜春日の店あいてますよ?〜』(テレビ東京系、毎週水曜23:06~)に出演。これまで語られることのなかった思いが語られた。

進行を任されることが多い若林正恭オードリー)は、淳のMC論に興味津々。淳自身、もとはプレイヤー志望で、“番組が面白かったらフィールドのおかげ、面白くなかったらMCの責任”となることから、進行を任されることへの葛藤があったと明かす。

そして、30代前半にそうした悩みを抱え、進行が面白くないと感じていた頃に淳を救ったのが、矢部浩之ナインティナイン)だった。特に仲の良い先輩ではない矢部から「何が嫌なん?」と隠していた感情を全て見透かされたように尋ねられた淳は、「責任ばっかり背負わされて、こんなはずじゃなかったんですよね」と、裏方志望ではなかったことや、番組の骨組みを作っても評価されないという悩みを打ち明けた。それに対し矢部は、「テレビ見てる人はフィールドの人が面白いってなるかもしれないけど、テレビのスタッフは『淳がいたからできた』って理解してくれる人がいるから、その人たちに向かってまずやってみれば? そしたらやりがいが感じられるよ」という言葉をかけてもらったと話す。

これには若林も「刺さり過ぎて、今日の俺の骨組みバラバラです」とコメント。淳も、こんな話は初めてしたと言い、若林なら共鳴してくれそうと思ったと返すと、若林は、「誰も今まで聞いてくれる人いなかったから、さっきからずっと泣きそう」と涙声で目を潤ませた。

その後は、学生時代から進行役が得意だったという思い出話や大学で学び法律に興味を持った話が語られると、若林が「これはもう、淳さん総理大臣になるしかないですね」「日本を元気にするしかなくなってこないですか?」と発言。淳は「急に?」と驚きながらも、「政治家はいつかはやりたいよね。ずっと濁してたの。なりたいってのは言ったことなくて、でもなりたいってフィルターで世の中を見てるっていう」と告白。国会議員ではなく、市長や知事などの「首長がやりたい」と言い、「(気質が)学級委員長だから、みんなが選んだんだよね? 2学期に。だから俺がやりたいと思ったことを前に進めるねっていう。そういうのが……」と今後の展望を明かした。

ネット上では、「淳さんは政治家になるべき」「すごい良い話」「めちゃくちゃ良い回」「いつにも増して面白かった」「矢部さん素敵なこと言うなぁ」などのコメントが寄せられた。

次回は6月9日に放送。平子祐希アルコ&ピース)、福田麻貴3時のヒロイン)、吉住が登場する。

PICK UP