比嘉愛未が主演を務めるドラマParavi『にぶんのいち夫婦』（テレビ東京系、毎週水曜24:40〜）がスタート。6月2日放送の第1話では、竹財輝之助演じる中山和真が醸し出す色気と二面性に「フェロモンむんむん」「いい人に見え過ぎてドロドロ感倍増」と、反響の声が上がった（以下、ネタバレが含まれます）。
原作・夏川ゆきの、漫画・黒沢明世による同名WEBマンガを連続ドラマ化。比嘉演じる主人公・中山文が、夫・和真（竹財）のスマホに届いたメッセージをきっかけに浮気疑惑を抱き、その真相に迫っていく。
イケメンで誠実な夫・和真とともに穏やかな生活を送る結婚2年目の主婦・文。二日酔いで朝寝坊をする文に和真は甲斐甲斐しくシジミ汁を作り、「今日は遅くなるから夜食べてくるけど、何か買ってくる？」と気遣いつつ、慌ただしく出かけていく。
「近所でも評判の素敵な夫は、今日もみんなに素敵な笑顔を振りまいていく」。さわやかな表情で出かけていく和真の後ろ姿を、文は虚ろな目で見送る。「……そして二日酔いで朝寝坊のダメ嫁をリビングに残し、可愛い彼女と浮気する」。鬼の形相を浮かべた文は、ありったけの罵声とともにシジミ汁を流しにぶちまけるのだった。
時をさかのぼること3か月前。文が高校時代のテニス部の仲間たちと女子会を楽しんでいると、そのひとり、三浦香住（秋元才加）が、「スマホって人類史上最悪の発明だよね！」とヤケ気味に叫ぶ。「この機械にはクソみたいな情報がいっぱい詰まってるんだよ!? 知らなければ、なかったことにできたのに……」と香住。彼氏のスマホを見て、浮気の事実を知ってしまったのだという。
「文はどうなの？ 旦那のスマホが置いてあったら、見る？」と畑野さやか（黒川智花）。文は「和真のことを信用している」と自信満々に答える。文のスマホには、「飲み会楽しんでる？ もう寝るけど帰り気をつけてね」と、和真からのメッセージが。文はひとり和真との熱い夜を妄想し、上機嫌で家路を急ぐ。
帰宅すると、寝室には寝息を立てる和真の姿が。その手にはスマホが握られており、さかんに着信を知らせていた。文が画面を覗き込むと、そこには「さとみ」という人物から「今日は楽しかったね」と、ハートマーク満載のメッセージが。動揺して寝室を飛び出す文をよそに、目を覚ました和真はスマホを眺め、笑みを浮かべていた。
それ以来、毎日のように帰宅が遅くなる和真。不安に思った文はそれとなく理由を尋ねるが、「繁忙期だから」と取り合わない。その後何かを察知したのか、和真は洗い物をする文を後ろからハグ。「結婚記念日にディナーをしよう」とささやくが、「空けておいてね」と告げた日付は、なぜか結婚記念日ではなく……。
インターネット上では、竹財演じる和真に対し、「フェロモンむんむん」「いい人に見え過ぎてドロドロ感倍増」「フォローがうまくて優しいのが逆にムカつく」といった反響があがっていた。
次回、第2話は6月16日放送。待ちわびていた結婚記念日に和真から「今夜は帰れない」と連絡を受け、文は家を飛び出してしまう。さらに、和真の浮気相手とおぼしきアカウントが判明。そこには衝撃の内容が記されていて……。
