北欧ファン注目!都心に進出したイケア・ジャパン社長の新戦略とは

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イケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長が、5月20日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系、毎週木曜23:06~)に出演する。

同番組は、村上龍小池栄子が“平成カンブリア紀の経済人”をゲストに迎え、インタビューを行う大人のためのトーク・ライブ・ショー。5月6日の放送には、メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長が出演。ドイツ本国にはない独自の戦略について語った。

今回は、北欧スウェーデン発の家具チェーン・イケアに注目。今、原宿・渋谷・新宿に続々展開している。これまでファミリー層を狙った郊外型の出店が柱だったが、若者をターゲットに都心に進出、新たな展開を始めたのだ。

その仕掛け人であるのライス社長は「今までイケアに来たことがない人、特に若い人たちに来てもらいたい」と語る。都心の店舗を取材してみると、店内には“スウェーデン・コンビニ”と呼ばれるコーナーがあり、焼きたてのパンや北欧スイーツ、カラフルなスウェーデンのビールまでが並び、若者たちが殺到していた。初めてイケアに来た人も多いという。

都心型イケアにも家具も展示されているが、ファミリー向けの郊外型とは違い、若者の“都会での一人暮らし”をイメージした6畳ほどのディスプレイが中心。狭いスペースでも、いかに快適におしゃれに暮らすか、を謳っている。

その裏には“ホームビジット”と呼ばれる徹底的なリサーチがあるそうで……。コロナ禍でも売り上げを大きく伸ばすイケアの新戦略に迫る。

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