中村倫也演じる青山、珈琲と引き換えに失ったものが明らかに「想像を絶する」

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中村倫也が主演を務める『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)の第7話が、5月17日に放送された。中村演じる青山一がはめている手袋の真相が明らかに。インターネット上で話題となっていた(以下、ネタバレが含まれます)。

原作は、「凪のお暇」などで知られるコナリミサト著「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)。移動珈琲店「たこ珈琲」を営む、主人公・青山が、街から街へ、行く先々で人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく、優しくもほろ苦い人情群像劇。

青山は、ようやくたこ(光石研)の親戚の家にたどり着いた。たこの思いを届けようとしたその時、世話になっていた組の三代目・ぼっちゃん(宮世琉弥)に阻まれてしまった。ぼっちゃんの目付・夕張(鶴見辰吾)は青山をワゴンに投げ込むと車を走らせ、ぼっちゃんは青山の隣で思い出話を始めた。

小学校でいじめられっ子だったぼっちゃんは、新しい世話役としてやって来た青山に、徐々に心を開き始め「いつも僕のそばにいて」と約束していた。そんなある日、青山がカタギになって珈琲屋を始めようとしていることを耳にしたぼっちゃんは「そんなことしたら、僕と父さんの指2本分指切りの刑だぞ!」と冗談で青山の右手を掴んだ。

それからすぐ、ぼっちゃんは二代目(内田朝陽)から「青山と何を約束していたんだ?」と、血で染まった白い布包みを渡され、青山が組を辞めたことを知らされた。二代目は息子に「これをもらって嬉しいか?」と真剣な眼差しを向けると「俺にもしものことがあったらお前が三代目だ。適当な真似するんじゃねぇ」と言い聞かせた。ぼっちゃんは包みを見ながらいなくなった青山に対し「みんな嘘ばっかり」と絶望した。

そして今、垣根志麻(夏帆)とぺい(磯村勇斗)、青山を中華レストランに集めたぼっちゃんは、3人で珈琲版ロシアンルーレットを行うと言い出した。義理や人情が本当に存在するのかを疑うぼっちゃんは「ハズレを引いてあの世に行ったら永遠にとらモンの胸に刻まれる。誰が永遠のラブをゲットできるか決めよう」と垣根とぺいに好きなカップを選ぶよう促した。すると、垣根がカップを手に取り、ためらうことなく飲み干すと、ぺいもつられてカップを掴んで一気に流し込んだ。

ネット上では、青山の手袋の真相に「あの手袋、珈琲のプロが使う道具なのかなって思ってた」「珈琲と引き換えに失ったものが大きい」「想像を絶する理由だった」と言ったコメントが見られた。また、ぼっちゃんの歪んでしまった愛情に「愛の確かめ方がカタギじゃない!」「共感してしまった私もヤバい?」と言った声も見られた。

次回、5月24日は最終話。青山が息子・ぼっちゃんを思う二代目としていたある約束とは?

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