小泉孝太郎『警視庁ゼロ係』シーズン5放送に「いろいろなものが入った丼のようなドラマ」とニッコリ!

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4月30日からスタートする金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5』(テレビ東京系、毎週金曜20:00~)のオンライン会見が4月27日に開催され、ゼロ係の“迷コンビ”小早川冬彦役の小泉孝太郎、寺田寅三役の松下由樹をはじめ、安達祐実戸塚純貴片岡鶴太郎、そして本シリーズから新レギュラーとなる中山美穂が出席。シーズン5という長期シリーズになった本作に小泉、松下ともに感慨深い表情を見せていた。

本作は、警察小説・時代小説を多く生み出した作家・富樫倫太郎の「生活安全課0係」シリーズをドラマ化した作品のシーズン5。厄介払いされたメンバーが集まる杉並中央署の「なんでも相談室」通称ゼロ係を舞台に、個性的な面々が、さまざまな難事件を解決していく姿を描く。

小泉は「本当に想像していませんでした」とシーズン5まで続く長期シリーズになったことに笑顔を見せると「シーズンの4のときに松下さんが『もしシーズン5まできたら、私の女優人生のなかで一番長く続くシリーズになる』とおっしゃっていたのを聞いていたので、今回シーズン5が撮影されることになったと聞いたときにはうれしかったです」と語る。

その松下は「私にとって『ナースのお仕事』がシーズン4まで続いたシリーズだったので、もし『ゼロ係』でシーズン5までいったら、自分のなかでの記録更新になると思っていたので、それが実現できてうれしかったです」と破顔する。続けて松下は「シーズン5では、小泉さんとのバディ関係が最初から危うい感じなんです」と話すと「その原因となるのが、中山さん演じる保科玲の存在。謎めいた新キャストも見どころです」と期待を煽る。

中山演じる保科は警視庁捜査一課の管理官。オファーを受けた際「なんで私にこの話が来たんだろう」と驚きを隠せなかったというが、これまでのシーズンを見て、コミカルなシーンがたくさんあったので「自分もそこに入れてもらえると思っていたんです」と語る。

しかし実際は「(小泉演じる)冬彦くんがおかしいことをしても、私が演じる役は一切笑ってはいけないということで、そういう役なんだと理解しました」と作品のなかでピリッと締まった役を任されたことを理解したという。

「ゼロ係」のコミカルな雰囲気に、中山がスパイシーな役どころを担い、さらにもう一人のレギュラーメンバーとなる石田明NON STYLE)は、「なんでも相談室」の新メンバーかつ、甘いものが大好きなスイーツ男子・大林夏彦を演じる。そんな多彩な顔触れがそろった本作を、小泉は「いろいろなものが入った丼のようなドラマ」と表現すると、「『ゼロ係』にしか出せない刑事ドラマ。ぜひご覧ください」と作品を力強くアピールした。

左から)戸塚純貴、安達祐実、小泉孝太郎、松下由樹、片岡鶴太郎、中山美穂
左から)戸塚純貴、安達祐実、小泉孝太郎、松下由樹、片岡鶴太郎、中山美穂

<第1話あらすじ>
ワイドショーの辛口コメンテーターが手足を縛られ、水たまりに顔を押し付けられ殺害された。そして、遺体の周りには花が……。冬彦(小泉)と寅三(松下)が現場に駆けつけると、管理官の保科玲(中山)に出くわす。玲は、冬彦の科警研時代の先輩だったが、なぜか冬彦と寅三に冷たくあたる。その後、同様の手口で2件目の殺人が起き、またも花が……。冬彦となんでも相談室は、辛口コメンテーター連続殺人事件を解決できるのか!?

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